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めん処 土手嘉(どてか) - 大阪最古のうどん屋さん? -

2020年06月10日 | 大阪府北部

この日も仕事で大阪府豊中市を訪ねていました。

最近は「孤独のグルメ」みたく、うどん屋さんの食べ歩きをしています。(笑)

ひと仕事を終え、お昼を食べるのに良い時間となっていたので↓↓こちらのお店を訪ねました。

阪急宝塚線岡町駅からすぐの「めん処 土手嘉」さんです。

岡町商店街内、能勢街道と伊丹街道が交差する地点にお店を構えています。

創業は文政9年(1826年)と言われています。

ただ、創業については疑問があります。

現在、大阪で最古のうどん屋さんは、池田市の「吾妻」さんと周知されているからです。

疑問点は、吾妻さんの創業は元治元年(1864年)。

文政9年(1826年)に創業した土手嘉さんより、38年も後の創業となるからです。

ではなぜ土手嘉さんが大阪最古と周知されないのか?

文政9年に創業したとされる証拠、いわゆる文献などが存在しないからです。

そもそも土手嘉さんの初代店主は篠山藩士で、仕えていた篠山藩を脱藩するような形で、

現在の豊中市岡町に身を潜めて暮らしていたそうですから、記録が無いのも頷けます。

記録はありませんが、現在の店主は8代目だそうですから、

文政9年に創業したというのもまた頷けます。

現在の建物は昭和元年に建てられたとの事。

店舗外観や店内には、昭和レトロな趣が残っています。

私は4人掛けのテーブル席に座りました。

この日は「肉丼セット」がサービスランチとして紹介されてましたので、

私はその「肉丼セット」を注文。(通常価格より30円引き)

「肉丼セット」は、うどん、そば、中華そばから麺類を選択出来ます。

もちろん私はうどんを選択しました。

しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。

うどんには天かす、ネギ、とろろ昆布がトッピングされています。

まずは出汁から味わってみますと、

鰹ベースの出汁に、とろろ昆布の味が溶け込んでいます。

この味、学生の頃によく味わっていた気がしました。

何だかとても懐かしい味わいの出汁です。(^-^)

麺は軟らかで、丸みのある大阪うどんです。

この麺の食感も懐かしい感じです。(´▽`)

食べれば食べるほど懐かしさが込み上げて来ます。

学生の頃を思い出しました。

思い出を呼び起こす味・・・とても良い味だと思います。(^-^)

肉丼はお肉がかなり甘く、汁も少なくて私の好みからは少し外れていました。

食べ終わった後に思ったのですが、うどんの残り出汁を加えれば良かったと・・・。

そうすれば感想も変わっていたかもしれません。

土手嘉さんの「肉丼セット」、うどんは懐かしくて良い味でした。(^-^)

近くに来た際は、また訪ねたいと思います。

 

↓↓メニュー

 

土手嘉岡町本店
土手嘉岡町本店
ジャンル:うどん・そば店
住所:〒561-0885 大阪府豊中市岡町8-16(地図
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情報掲載日:2020年6月7日

 



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