今日のようなモノ余りの時代には、お客様は「精神的な満足」を強く求めるように
なっています。そこで大切なことは「個」人対応型の商売の仕方です。
そこに、接客業に従事する者としての「座標軸」が必要となります。
座標軸とは、商人としての行動基準であり、判断基準となる「態度・心構え」を言います。
特に理容業や美容業のような、お客と密接に関わる場面に立つ人は、礼儀作法・立ち居振る舞いに代表される日本文化の精髄を自分の能力として備えることは、サロンの繁栄にとって不可欠の条件となります。
そして何よりも、「おもてなしの心を形に表す能力」が求められます。
一流と言われる会社やお店では、従業員の服装や履物に対して「清潔でセンス良く、職業にマッチしたデザイン」に細かく配慮して接客しています。
また、アフターフォローに於いても、「サロンの心を届けること」に強く留意して、ハガキを届けるにしても、「丁寧な手書きのハガキ」を届けています。
今、ハイテクの時代。だからこそ「ローテクの手書きのハガキ」が感動を呼びます。
それから度々述べますが、スタッフが汚い髪の色であったり、色褪せたユニホームを着ていたり、汚れた履物であったりしたら、お客が「次回も、この店を利用したい」とは思いません。ここは非常に大切なことで、私の長年の経験から「声を大にして」言います。
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