(25)、上手く行った時も行かなかった時も、分析が重要。
時流環境の変化は経営環境の変化を促します。
変化の原因には、外部(社会)的要因と、内部(店)的要因があるが、いずれにしても、商売で上手く行かない時は原理原則に従って解決策を考えてみます。
たとえば、最近、戦略的経営を持った低料金の店が増えています。その流れをつくったのがQBハウスですが、そのようなサロンが「雨後の竹の子」のように乱立しています。
一見、複雑に見える問題が浮上した時には、それを一つずつ因数分解して、どのような行動が「継続して繁盛させるか」について考える必要があります。
その際の指針となるのが「商人道」です。人間の心理を理解すれば、おのずと打開策は見えるようになるものです。
もし貴方の前に問題があるとしたら、原理原則に照らし合わせて考えてみましょう。
次に、順風満帆と思えるような経営状況があります。しかし、何の問題もないような時期に問題の種が芽を吹くものです。
このような時こそ自店の経営のあり方をチェックして、より高見を目指した改善・改革に臨むことが大切です。
私たちは往々にして「上手く行かない時」は反省して、「上手く行っている時」は何ら省みようとないものです。
経営においても大切にことは、上手くいっている状況下においても、「上手く行っている原因」を考察しなければなりません。
どのような条件が整えば繁栄するのか、今の成功体験を分析することによって、「成功要因」を確認することが出来ます。
これがサロン発展のための大きな武器となります。その作業の積重ねによってサロン発展の道筋が「より強化」され、自店の経営のあり方も確立されて行くものです。
サロン経営に関するお役立ち情報を、下記のホームページでご案内致します。 http://salon-keiei.org/
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