サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・儲かるサロンづくりの羅針盤。

2018-06-12 08:28:32 | 日記

 40.お金の成る木!
理美容サロンでは顕微鏡やマイクロスコープを使って、毛髪や肌の状態を顧客に判り易くアドバイズして、「小冊子」や「ケア商品」の販売に繋げています。
しかし勿体無いことに、販売の窓口が「サロンに来店された顧客に対してだけ」になっているのが多くのサロンの現状です。
この販売戦略を広く外部に発信するのも理美容業の職域です。現在は実に便利な販路拡大のツールがあります。これらを活用すればサロンの収益性は驚異的に拡大します。

サロンの中で、カットやパーマの施術をするのが美容師の仕事ではないわけです。ここで大切なことは、「儲けのパイの開拓」に対して積極的に取組む「マインドセット」です。

「それは自分には出来ない」と思考を止めれば、そこから先の発展は望めません。ここは理容師・美容師だけが持っている「ビジネスの領域」です。これをミスミス逃がしてはならないのです。

「美容と健康」・「白髪・薄毛」これらの文字でインターネットから検索して下さい。如何に市場が巨大であるか、みなさん瞬時に理解できます。如何に多くの人が求めているかが分ります。

多くの男性、多くの女性が等しく「何時までも若々しく、健康でありたい」との欲求が驚ろくほど高い証拠です。この欲求に対して応えられる最も身近な存在が、理容師・美容師の免許証を持つ皆さんです。

皆さんの専門分野の知識を発信して、「人々のお役に立つこと」は、最も大切な理容師・美容師の職分野です。このようなビジネスの形態をインターネットで発信することを、「情報ビジネス」と呼びますが、いわゆる「教育ビジネス」です。

このビジネス形態は昔から存在しているもので、例えば「高校・大学・専門学校・塾」など、これらの全てが「教育ビジネス」です。
私が行なっている「経営塾」も「教育ビジネス」です。全国で86店舗のサロンを相手にビジネスを行なっているわけです。
「自分には、そんな知識はない」と思わないで下さい。「知識」は自分で新たに発見するものではなく、与えられるものです。
それらの「知識」を収集して「分解」し、「再構築」すれば、それは自分自身の見解として価値が生まれるものです。

自分が求めたい「知識」は、書店に行けば簡単に集ります。どうか、この理容師・美容師という恵まれたポジションを活かしてください。その発信の方法については、改めて述べて参ります。つづく