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どうぶつ★だぁ~いすき♪

動物が大好きな私の、動物のお話がメインのブログです♪ 

オオカミよ、なげくな★NEVER CRY WOLF★

2012-09-09 06:31:49 | 動物(本・DVD)レビュー
今日、紹介するのは、書籍「オオカミよ、なげくな」と、
映画「ネバークライウルフ(NEVER CRY WOLF)」です★

原作の映画化ということで、内容の大筋に大きな違いはありません★

古い作品ではありますが、オオカミさんを主としたお話で、娯楽映画というより、ドキュメンタリーの要素が強く感じられるような構成です★


物語は、生物学者のタイラーが北極圏のツンドラ地帯でカリブーの生息数が減った理由として考えられていたオオカミによる被害について調査をしにいくところから始まります★

ロージーという男の飛行機に乗り、地図も何もないツンドラの地へ向かい、たった一人で調査を開始します★

開始といっても、そう簡単には調査は進みません。

何といっても、未開の地であり、知識もさほど持ち合わせていません。

寒さで凍えそうになったり、氷が割れて水の中に落ちたり、様々は困難を乗り越え、ようやくホッキョクオオカミさんに出会います★

途中、エスキモー(イヌイット)のウテックと出会い、助けられ、彼の連れてきたマイクと3人で過ごすこともあります★

彼らはオオカミをアマロックと呼び、決して邪悪な存在とは思っていませんでした★

カリブーが増える中で、オオカミという存在が、決して乱獲するわけでなく、老いて弱ったり怪我をした個体だけを狙って食べており、その個体数の均衡が保たれてきたわけです★


タイラーは、出会った2頭のホッキョクオオカミさんに、ジョージとアンジェリンという名を付け、生態を観察し始めますが、追うばかりでは、彼らの生態は見出せません★

そこで、タイラーは逆に思いっきり目立ち、彼らに自分の存在を伝えようと考えます★

彼らの縄張りで、同じ場所にマーキング行動を行ってみたり、巣穴のすぐ近くにテントを張ったりします★

そうしていくうちに、彼らはタイラーに興味を持ち始めます★

警戒されることなく、近い距離で彼らの生態を観察できるようになったタイラーは、徐々に彼らの生態を把握していきます★

カリブーを襲う悪魔のような存在に思われていたオオカミさんたちは、ウテックが言うように、決して邪悪な存在ではなく、とても愛されるべき素晴らしい動物さんだったのです★

主食もカリブーのような大物ではなく、ネズミであることが分かり、タイラーは彼らの気持ちを把握するため、同じようにネズミだけを食べて生活するようになります★

その後、オオカミさんは子育てや頭数が増えた時など、大量の食事が必要な時にカリブーを襲うことが分かりました★

タイラーは一糸纏わぬ格好で彼らの行動に同行し、狩りの場面を目撃しますが、やはりウテックが言っていた通り、彼らが狙うのは健康なカリブーではありませんでした★

カリブーの激減の原因であるとされていたオオカミは、決してそのような存在ではなく、生態系を乱すどころか、どちらかといえば均衡を保つような狩りの仕方を行っていたのです★

タイラーはオオカミさんの素晴らしさを知り、彼らの目線で見ていくほどに、彼らに対して愛情を深く覚えていきます★

そして彼はその地に残り、オオカミさんの調査を続けます★


昔から、オオカミさんというと、悪魔だとか悪いイメージでよく言われますね。

童話などでもオオカミさんは悪い役が多いです。

ですが、オオカミさんは、本当はとても素晴らしい動物さんです★

暗闇での遠吠えや、知能的な行動などから人間は彼らを恐れ、邪悪な存在と誤解し、長きに渡って虐殺などの行為を行ってきました…

近年になり、その誤解はようやく薄れてきたようには思いますが、オオカミさんに対して悪いイメージを抱く方はまだまだいるでしょう。

オオカミさんは知れば知るほど、素晴らしい動物さんです★

それを知る上で、この作品も一つの手段にはなり得ると思います★

時代背景を考えれば、この作品はオオカミさんの生態をかなり現実と近いように扱っている貴重な作品だと思います★

興味を持たれた方は、一度、書籍または映画、もしくは両方をご覧になってみられてはいかがでしょうか★






野生保護に生きる人々★ナショナル・ジオグラフィック★

2012-09-06 06:27:15 | 動物(本・DVD)レビュー
世界には、野生動物を保護する活動をされている方が数多く存在します★

このDVDでは、そんな保護活動をされている10人の方にスポットを当てています★


☆行き場をなくしたゾウさんたちを受け入れる 
チャーリー・グレイ氏

☆傷ついたコウモリさんを保護し、野生に戻す活動をされている 
スー・バーナード氏

☆ライオンをはじめとしたBIG CATの人工保育を行い、その素晴らしさを世に訴える 
ジャック・キャスター氏

☆オランウータンなどの捜索・保護活動をされている 
マーガレット・クック氏 ミッシェル・ホワイトハウス氏の両名

☆ベリーズで唯一の動物園を設立し、種の保存やその素晴らしさを伝える 
トニー・ギャレル氏

☆希少なマイマイ(カタツムリ)の繁殖・研究を行う 
クエンティン・ブロクサム氏

☆シャチの保護・人工下での出産を成功させた 
シャロン・ベイツ氏

☆密猟が横行し、個体数を減らすサイの保護に尽力する 
アンディ・ロッジ氏 アンナ・マルツ氏の両名


野生動物の生態系を乱してきたのは、他ならぬ人間です。

ですが、それと同時に、野生動物を守ろうと尽力するのもまた人間です。

彼らはまさしく、その人生をかけて野生動物を守り、その素晴らしさを訴え続ける後者なのです。

そしてこういった人々は世界中にいらっしゃいます。

彼らの行動はとても素晴らしいものです。

ですが、それがこのように取り上げられるということは、逆にいえば、まだまだそういった認知が世界的に見て低いということにも等しいのです。

彼らの素晴らしい行動が霞むくらい……いえ、その行動がごく普通のことだと人々が認識するぐらい、世界の人々が野生動物の保護に関心を持ち、行動する世の中にならなくてはいけません。

彼らの行動を見て、その背中を追う人々はきっと少なからずいるはずです。

私たちもこれから、傍観者ではなく、具体的な行動を起こしていかなくてはならない……そう強く思わせられる、そんなDVDでした★
 


9月に入り、夏の暑さも次第に和らいできましたね★

これからは過ごしやすい季節になっていきますが、皆さんも、皆さんの家族であるわんこさんにゃんこさん、動物さんたちも、季節の変わり目、体調を崩さないよう、お気をつけくださいね★


『わんぱくバディーズ ダイヤ泥棒をやっつけろ!』★ Dog Gone/Diamond Dog★

2012-08-23 04:53:06 | 動物(本・DVD)レビュー
お久しぶりです★

毎日暑い日が続きますが、皆さんはお体の調子を崩されていませんか?

水分補給は充分に行ってくださいね★

当然、わんこさんやにゃんこさんも同様です★


今日は、この映画を紹介しようと思います★

『わんぱくバディーズ ダイヤ泥棒をやっつけろ!』★

タイトルはバディーズと付いていますが、日本向けのタイトルで、バディーズシリーズではありません★

ですが、とても可愛らしい映画です★

愛犬を亡くしてからも、ずっとわんこさんと暮らしたいと願っていたオーウェン君★

ところが彼のお姉さんは動物アレルギーで、わんこさんと再び一緒に暮らすことが出来ません…

そんなオーウェンくんは、ある日、ダイヤ泥棒の一味と出会い、彼らが連れていたわんこさん(ゴールデンレトリバー)の扱いに不満を持ちます★

そしてわんこさんとオーウェンくんは、一味の元から逃走★

一味はしつこくわんこさんを追い回します…

その理由はわんこさんの体に埋め込まれたダイヤモンド…

そうです、彼らはわんこさんにダイヤを持たせることで、まんまと逃げ切っていたのです…

オーウェンくんは新聞で彼らの正体に気付きますが、警察に話しても信じてもらえません…

仕方なく、彼は一人で一味との戦いに挑むのです★

彼は様々な発明品を生み出しており、それを駆使して戦います★

わんこさんにダイヤモンドという名を付け、ダイヤモンドも彼を慕います★

山に住むマッドマンと呼ばれる大きな男性の力添えもあり、見事にオーウェンくんは泥棒一味を撃退します★

ダイヤモンドを家族に迎えたいオーウェンくんでしたが、お姉さんのアレルギーのことを考え、また、ダイヤモンドを必要とするマッドマンの気持ちも汲み取り、最終的に、ダイヤモンドをマッドマンに託します★

泥棒一味も憎めないキャラクター設定で、山や自然などシーンも多く、子供向け、家族向けを意識した映画でした★

ダイヤモンドはとっても可愛らしいわんこさんです★

やはり、動物さんが主役級の映画は、素敵ですよね★


これは今、ギャオで無料配信されていますので、お気になられた方は、ご覧になってみてくださいね★

バディーズ★SPOOKY BUDDIES★

2012-06-09 01:23:25 | 動物(本・DVD)レビュー
バディーズシリーズと言えば、バダボール、ビードッグ、ブッダ、マッドバッド、ローズバッドの仲良し4男1女のゴールデン・レトリバーの兄弟が大活躍する映画ですね★

スノー・バディーズ★ (犬ぞりレースに出ます★)
スペース・バディーズ★ (月へ行きます★)
サンタ・バディーズ★ (クリスマスを守ります★)
トレジャー・バディーズ★ (クレオキャトラの秘宝を探します★)

4作品全て見ましたが、どれも可愛らしく、他のわんこさんやにゃんこさんなどの動物さんも毎回出演し、その友情など、ほのぼの・笑い・温かさ・感動などを届けてくれます★
(※ホテル・バディーズは日本向けのタイトルで、バディーズシリーズとは異なります。ですがホテルバディーズも素晴らしい作品です)

既にアメリカでは昨年公開されましたし、英語版DVDは発売になっていますが、日本でも今年公開されるであろう「SPOOKY BUDDIES(原題)」はシリーズ5作品目です★

SPOOKYは幽霊やお化けを意味する単語です★

私もまだ見ていないのですが、タイトルから察するに、今回はちょっぴりホラーテイストな心温まるストーリーなんでしょうか?★

早く見たいです★

ご興味をもたれた方は、既出の4作品をまずはご覧になってみてはいかがでしょうか★

いのちの記憶★写真集★岩合光昭★

2012-06-06 04:26:49 | 動物(本・DVD)レビュー
この著書は雑誌に連載されていた「地球に生きる」を再編集された写真集です★

国立公園や保護区、海と山、世界各地の島で撮影された世界中の様々な野生動物たちの姿がエッセイと共に収められています★



第一章「生きる」 第二章「きずな」 第三章「いのち」の三部より構成されています★



ホワイトライオン、トキ、野生の白いウマの群れ、ガラパゴスコバネウ、クワッカ、カカポ、ウエッデルアザラシ、ヒクイドリなど、一般的な写真集ではあまり見かけることのない動物さんたちの姿も見られます★

こうして世界中の様々な動物さんを一冊の写真集で見られるのは、とても贅沢な気がします★

動物さんや自然を愛し、世界中を旅された岩合さんだからこそ写し出せた珠玉の写真集だと思いました★