どうぶつ★だぁ~いすき♪

動物が大好きな私の、動物のお話がメインのブログです♪ 

バブーンの赤ちゃんを守るヒョウさん★

2011-10-25 00:24:30 | 動画
昨日のブログで紹介した、種を越えた愛★ メスライオンさんとオリックスの赤ちゃん★

今回も種を越えた愛をテーマに、おすすめ動画を紹介したいと思います★

ヒョウのレガディーマがバブーン(ヒヒ)をハンティングしますが、そのバブーンには子供がいました…

ヒョウさんは最初、それに気付きませんでしたが、樹上に運ぶ際、子供がしがみついていることに気付きます…

普通であれば、このバブーンの赤ちゃんは獲物となるでしょう…

ですが、ヒョウさんはバブーンの赤ちゃんを仕留めるわけでもなく、興味深げに扱います★

そしてこのコをハイエナさんから守り、樹上で舐めたり、寄り添って寝たりします★

野生下でこのようなことが起こるのは、本当に稀ですね★

結果として、母親を失った幼いバブーンの赤ちゃんは、生き抜くことはできません…

野生は厳しく、異なる種の動物が子供を育てあげ、大人にまでするのは、食性・群れ・生態・行動などどれを考えても不可能に近いことでしょう…

ですが、種を越えた愛は素晴らしいと思います★

野生で、食べるということは生きるということ。

そのために肉食動物は草食動物を食べる…

しかし、生きるために食べる、という点を除けば、彼らは共にサバンナを生きる動物なのです★

生きるために狩りをする…肉食動物さんの非情なまでの恐ろしさ、威圧感…しかし同時にとても優しく愛情深い面が存在するのです★

動物さんはみんな素敵ですね★

ちなみにこのレガディーマとバブーンの赤ちゃんのお話は、
ジュベール夫妻『Eye Of The Leopard』の一部です★





オリックスの赤ちゃんを育てたライオンさん★

2011-10-24 06:10:54 | 動画
ライオンさんとオリックスさんは、

肉食動物と草食動物、

捕食者と獲物として追われる者…

野生下ではその関係が普通ですね★

ところが、そんなライオンさんとオリックスさんが、種を越えて、その常識を覆した出来事があります★

それが今回紹介する、カムニャックという名前のメスライオンさんとオリックスの赤ちゃんの物語です★

ライオンさんはネコ科では珍しく、群れ(プライド)を成す動物ですが、カムニャックはプライドには属さず、単独で行動するメスライオンさんでした★

それは極めて稀なことですが、カムニャックはオリックスの赤ちゃんを保護し、世話をするという、極めて稀な行動をしました★

この動画に登場するオリックスの赤ちゃんは、残念なことですが、カムニャックが眠ってしまった間に、オスライオンさんに命を奪われてしまいます…
ですが、カムニャックは精一杯、赤ちゃんを守っていました。

カムニャックがオリックスの赤ちゃんを育てることは、この映画:サーバ・ダグラスさん『Heart Of A Lioness』で広く知られましたが、それ以外にも数頭のオリックスの赤ちゃんを世話しており、外敵から守ったり、寄り添って寝たりと、まるで我が子のように愛情を注いでいました★


カムニャックが一般的なライオンさんのようにプライドで生活せず、単独行動だったことが、こういった行動に繋がったのかは分かりませんが、種を越えた愛というものが野生化でも存在するのだと教えてもらった貴重な出来事だと思います★

それではおすすめ動画をどうぞ★
(7分と少し長めの動画です★)





カムニャックの優しさは動画からもはっきりと伝わってきますね★






僕は見習いナチュラリスト★

2011-10-22 06:22:26 | 動物(本・DVD)レビュー
著書の加藤直邦さんは、タンザニアの大学を卒業し、次の1年間をかけて自然観察を主体とするサファリをしながらアフリカ諸国を巡ります★

南部アフリカ8ヶ国を1周したところで、ケニアのマサイマラ国立保護区にあるロッジにサファリガイド・通訳・撮影コーディネーターとして勤めます★


サファリガイドは、ただ単にサファリカーを走らせ野生動物を見させる。
というものではありません★

自然の流れに押し入らずに野生動物たちを尊重しながら、尚且つゲストを楽しませ、危険がないよう配慮しなければなりません★

その土地で生活し仕事を共にするケニア人スタッフやレンジャー、マサイ族との関わり方はとても重要で、その人たちの文化や経験と感覚を尊重することも大切です★

動物観察だけでなく、その土地で生活する人々を含めて自然観察することで、たくさんのことを吸収できるのだと思います★

もちろん動物さんたちのお話がたくさんあり、サファリで会える動物さんたちの中にはニックネームがついていたり、動物さんの生態について説明したり、移動してしばらく会えなかったコを探しに出てみたり、必要以上に介入せず適度に距離を保ちながらサバンナでの様々な野生動物の章があります★

しかし、多くの自然・野生動物との出会いだけでなく、日本では考えられないようなことも多々あると思います★

例えば、マラリア熱…マラリア原虫を媒介するハマダラ蚊にさされることによって発病する病気です。

マサイマラは標高が高く涼しい気候であまり発症しないそうですが、著書が休暇でマサイマラを離れ、海岸地方の暑い地域に旅をしキャンプをしていた時、ハマダラ蚊にさされて最も死亡率の高い熱帯熱マラリアにかかり大変な経験をされています。

しかし、著者は自身の危機回避に対する怠慢があったこと、アフリカで住むことについての緊張感を忘れさせない教訓になったと仰っているところがすごいと思います★

文化や環境が異なる外国で、こうして良いことも悪いこともひとつずつきちんと受け止めて前向きに生活するのは簡単ではないと思います★

著者も仰っていますが、実際、ハマダラ蚊やツェツェバエなど人体(動物)に影響を与える虫がいることで人が入り込めず、本来の自然を保っている場所もあるので、絶対的に有害だとは言いきれないと私も思います★

また、一般的には悪いイメージがついてしまっているハイエナさんに関しては、「ハイエナを弁護する」という章で自身のハイエナさんに対する思いを語られており、「好きな動物は?」という質問に「ハイエナです」と答えると、相手は大抵、意外な表情を浮かべるそうですが、それに対し何ら恥じることなく、堂々と答える様は素敵ですね★

私は海外経験がないのですが、アフリカの国立保護区や国立公園で撮影された野生動物を撮影した写真集やDVDを持っていて何度も見ているので、アフリカのお話を見聞きするのは近くて遠い不思議な感覚になります★

いつも自然や動物さんたちの著書や映像を見ると、少しでも多くの自然が残りますようにと願うばかりです★

今回は紹介よりも私の感想が多くなってしまいました★

自然と野生動物、外国の方との交流などを書かれている、アフリカを感じられるおすすめのご本です★

著書、加藤直邦さんの「僕は見習いナチュラリスト」の紹介でした★


ソレノドン★希少な動物さん

2011-10-18 07:21:00 | 動物全般
ソレノドンさんは、ソレノドン科の動物さんです★

モグラさんの仲間で、体重はおよそ1kg、キューバソレノドンさんとハイチソレノドンさんの2種がいます★

地上に生息し、夜行性で昆虫食です★

ソレノドンという名は、英名も学名も同じという珍しい動物さんです★
さらに言えば、日本でもソレノドンさんと呼ばれています★

ソレノドンとは、溝がある歯のことを意味しており、実際に溝が存在する歯があり、その溝からは毒液を出すことができます★

そして噛み付いた時に、その毒は獲物の体内に入るのです★

哺乳類において毒を出すという動物さんはとても珍しいです★

絶滅の危機にあるソレノドンさんですが、保護され、個体数が増えていくことを願います…

素晴らしい動物さんです★



《回答編》シフゾウさんは?

2011-10-15 06:35:30 | クイズ
前回、クイズを書きましたね★

今回はその回答を書きたいと思います★

正解は2番のシカさんです★

シフゾウさんは、シカ科の動物さんです★

ですが、『仲間』という質問なので、偶蹄目(ウシ目)である3番のウシさんも広義では正解と言えます★

野生では絶滅してしまったシフゾウさんですが、素晴らしい動物さんなので、これからも保護され、個体数が増えていくことを願います★