どうぶつ★だぁ~いすき♪

動物が大好きな私の、動物のお話がメインのブログです♪ 

動物たちの地球大移動★

2010-12-23 00:36:05 | 動物(本・DVD)レビュー
久しぶりのブログです★

陸・水(海)・空、地球ではいつもどこかで、数知れぬ動物が長い旅をしている★

なぜ、いかなる能力を使って、動物たちはこのような壮大な旅に出かけるのか?

不思議と神秘に満ちた動物たちの移動の実態とその仕組みを、写真と最新の研究成果を盛り込んで紹介しています★


小さな昆虫から大きなクジラまで、生物・動物の「移動する」ということをメインとした著書は今まで読んだことがなかったのでとても興味をそそられ、またひとつ勉強になりました★

本能だけでなく、月の満ち欠けや太陽の位置、季節の星座、気流や水流、自然の様々なものを有効的に使い、動物さん達は「命を懸けて命を繋ぐ」本当に壮大な旅をしているんですね★


動物さん達の素晴らしさだけではなく、人間によってこの壮大な旅に懸念される問題があることも紹介されています。

人間は様々なことに豊かになったと思う反面、こうした不思議とも思える動物さんたちの本能や素晴らしい能力を無くしてしまったのだと感じました。

動物さんに関するものを見聞きすると、メインのこと以外にも様々なことを考えさせられます★

動物さん達が本当の自然を生きて壮大な旅を続けてゆけることを願うばかりです★

『動物たちの地球大移動』を読んでの感想でした★


デンキウナギの能力と電気について★

2010-12-06 03:10:00 | 動物小話
久しぶりの動物小話です★

ここ数ヶ月、なかなかブログの更新ができていませんが、これからも様々な動物さんについてのことを書いていくので、よろしくお願いします★

今回はデンキウナギさんについてを書きます★


電気を発するというのは、最大の防衛方法ではないかと思います★

人間を含め、動物は電気信号で筋肉などを動かしていますね★
よって、電気を外部から帯びると感電し、正常に体の機能をコントロールできなくなります…
場合によれば失神や心停止もありえるわけです…

そんな電気を操ることができれば、野生下で生存するには有利になります★

電気を発電することができるのは、デンキウナギさんだけではありませんが、デンキウナギさんがもっとも強い電気を発することができる動物さんです★
700V程度の電気を発することができるその体には、たくさんの電気を生み出す細胞があります★
その細胞が体表にならんでおり、一つ一つの細胞が作れる電気はわずかでも、例えば電池を並べたように、数千個の発電で、大きな電気を作れるのです★

電気を作る細胞は体の後部、肛門から後ろに集中しています★
というのも、デンキウナギさんの肛門は頭のすぐ下にあって、そこから先は鰭なのです★

そして頭部側と尾側には異なる電極が存在し、電気が流れるわけです★

電気の使い方は様々です★
視力の低いデンキウナギさんは、微弱な電気を流すことによって電場を作り、獲物や敵などの存在を見極めることができます★

また、その電気を使って獲物に体当たりをし、感電させて捕食することもできます★

防衛としても使えます、外敵に捕食されそうになったり、危険を感じると、その電気によって大きな動物さんからも身を守ることができるのです★

それでは、デンキウナギさん自身は感電しないのか? また、水の中で放電すれば水中の魚さんがみんな電気に感電するのではないか? という疑問がわいてきますね★

まず、自分自身は感電するのか?
感電します、ただし、デンキウナギさんは厚い脂肪組織で内臓などを覆っている為、体表で発電した電気は絶縁され、大きなダメージは負いません★
完全に感電してしまうのであれば、デンキウナギさんが発電する時は、死を覚悟する時だけとなってしまうからです。
また、例えば内臓などの生命維持に関わる主要機関は電気に強かったとしても、筋肉に強く作用してしまっては、発電後、捕食したり逃げたりすることができなくなります。
デンキウナギさんが発電した時、痙攣のようなものを起こしますが、わずかに電気が筋肉に作用したあと、動けるのは、この厚い脂肪のおかげです★
電気を使うようになったデンキウナギさんは、その特徴を充分に生かせるよう、それに合わせた進化を遂げたんですね★

ちなみに、ウナギとは言っても、デンキウナギさんはデンキウナギ目で、一般的なウナギさんとは異なります★

次に、水中での放電ですが、水が電気を通すということは知られていますね★
水は電気を通しますが、それは水中に含まれた電解質が電気を伝えるからです★
すなわち、デンキウナギさんが発電すれば、近くにいる魚さんたちは感電しますが、その電気の伝わりはそれほど広い範囲にまでは伝わりません★
それはデンキウナギさんが棲んでいるのが、淡水だからです★
デンキウナギさんは南アメリカ大陸に生息していますが、デンキウナギさんの棲む川は淡水です★
よって海水とは違い、電気を伝えやすいナトリウムが少なく、放電が少ないわけです★

裏をかえせば、放電しにくいということは、電気を無駄なく発電し、有効に使える、というわけですね★

当然、電気を発電するには、大きなエネルギーを使うわけで、いつでもどんどん使えるわけではありません★
ですが、電気という最大の武器を持ったデンキウナギさんは、その水域では捕食者として、生態ピラミッドの頂点の動物さんの一人になったわけです★

もし、哺乳類で電気を作れる動物さんがいたら…最強かも知れませんね★
ですが哺乳類の複雑な体の作りでは、体表に電気を生み出す細胞を配列することは難しいでしょうね…もし発電でき、脂肪で覆って感電をさけることができても、被毛そのものがないことになるでしょうね★
発電に特化すれば他の機能が抑制され……と、もしも話をするとキリがないのでこの辺りでやめておきますが、生命は常に生存競争を勝ち抜く為に進化を続けているわけで、この先1万年、10万年…と長い時間の経過した先に、どのような新しい能力を持った動物さんがいるかは分かりませんね★
そういった意味で生命の進化というのはとても興味深い分野であり、近年話題になっている生物の多様化というもの、生存環境の保護という点にも繋がっていく重要なことですね★

少し話が逸れてしまいましたね…
電気を操るデンキウナギさん、とても素晴らしい能力を持った動物さんですね★

今回はデンキウナギさんに関する小話でした★




鳥さんとの思い出★

2010-12-05 23:44:50 | 日記
最近よくカラスさんの声を耳にします★

おうちの近くの電線や屋根に何羽ものカラスさんが止まっているのも多く見るようになりました★

一般的にはあまり良い印象を持たれていないカラスさんですが、私は艶のある漆黒の羽や独特でバリエーション豊かな鳴き声が素敵だなぁと思います★

身近な鳥さんの中ではカラスさんが好きです★

知能が高く、仲間同士で協力したり、物を利用したり、識別出来たり、人間社会を上手に生き抜いている動物さんの一種だと思います★


幼稚園の時、カラスさんの大きな羽がひとつ落ちていて、その羽がとても綺麗だったので、おうちに持ち帰ったことがありました★

小学校の時には飼育小屋にキンケイさんがいて、飼育委員だった私はそのコの自然に抜けた鮮やかなブルーの羽も美しく思い、やっぱりおうちに持って帰りました★

私はおうちでは鳥さんと生活を共にしたことはないのですが、小さい頃からスズメさんやハトさん、カラスさん、季節ごとに聞こえたり見えたりする鳥さん達を素敵だと感じ、幼稚園や小学校でセキセイインコさん達、ニワトリさん、キンケイさんとは実際に仲良くさせてもらいました★

キンケイさんが腕に止まってくれた時はすごくびっくりしましたがとても嬉しく、力強い脚力に驚きました★
片腕では支えきれず、両腕で支えました★

キンケイさんとニワトリさんは、小屋を掃除する時など「お掃除するよ」と声をかければ、扉の前で掃除が終わるまできちんと待っていてくれましたし「ご飯出すよ」と言うと、エサの袋の所までトコトコと歩いて行き、エサ皿にエサが入るのをお行儀良く待っていてくれました★
あぐらをかいて座ると足の間に入って座ってくれたり、膝に乗ってきてくれたりもしました★

セキセイインコさん達はいつも私の頭や肩に止まってくれて、賑やかで楽しい時間を過ごせました★

飼育委員になる前からいつも飼育小屋の前で話しかけていたので、鳥さん達とはすぐ仲良くなれました★
とても利口で、ちゃんと私を認識し、優しくしてくれていました★


賑やかにお話しているような鳥さんの声を聞くと、そんな小さかった頃を思い出します★