私が、まだ小学生の頃。
当時、”健康が取りえ”のようだった母が、めずらしく熱を出して寝込んだ。
単なる風邪だったのだけど、母が寝込むなど、めったにないことだったので、
「おかあさんに何か栄養のあるものを食べさせないと!」
と、作ったのがおかゆとこの白和え。
家で白和えを食べたことはなかったので、テレビで見たレシピを思い出し、作ったように記憶している。
私のチャレンジャーぶりは、昔からだったようだ。(笑)
そのチャレンジ料理を、母が「おいしい!」と喜んで食べてくれたのを、今も覚えている。
<材料3人分>
- 豆腐1/2丁
- しめじ30g
- 人参30g
- ささげ2本
- ほうれん草2株
- 油揚げ1/2
- サラダ油(炒め用)
調味料A
- だし100ml
- みりん・しょうゆ各大さじ1
調味料B
- 砂糖大さじ1
- しょうゆ小さじ2
- すりごま大さじ1
<作り方>
- 豆腐は、ザルなどにあげ、1時間ほど水切りをしておく。
- しめじは1本ずつにバラしておく。
- 油揚げは、お湯をかけ油を抜いたら、千切りにしておく。
- 人参は少し太めの千切りにしておく。
- ほうれん草は5cmほどの長さに切っておく。
- ささげは、適当な太さに斜めに切っておく。
- フライパンに少量のサラダ油を入れ、温まったら人参・しめじ・ささげ・ほうれん草・油揚げの順に入れ、炒めていく。
- ざっと火が通ったら、調味料Aを加え、さっと煮る。
- 豆腐を裏ごしし、調味料Bを加え混ぜる。
- 野菜類の汁を切り、豆腐と和える。
豆腐が甘い味付けなので、野菜を煮るときには、砂糖を入れないのがポイント。
大人になり私が料理を作るようになってからも、母は私の作った料理を、いつも、
「おいしい!」と言って食べてくれる。
作った本人が、「微妙な味だな・・・・」と思っている時でも・・・・苦笑。
そうか!
Sapoが私の作った料理をいつも「おいしい」と言って食べてくれるのも、
隔世遺伝なんだ!
なるほど~。
※別の隔世遺伝の話はこちら→過去ブログ『才能』
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