山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

花散策

2017-09-14 18:38:10 | 日常

せっかく遠くまで行って、車中泊なので時間もあり、下山後花を求めてあちこちうろついてきました。

お初の花にも出合え感動でした。

順不同

クサフジ  オトコエシ

サワヒヨドリ、 ワレモコウ

バアソブ

ここの、ヤマホトトギスは色が濃かった

アケボノシュスランは咲き始め

ノアズキ  ホタルブクロ

ハギの仲間はいっちょん分からん、 

紅白のゲンノショウコ

オオナンバンギセルもお初

 

こちらもお初のカワラケツメイ

タヌキマメも

今回一番会いたかった、ダイサギソウ

素晴らしい花ですね。


俵山 谷コースは途中撤退

2017-09-13 18:42:00 | 九州の山

9月10日 (日) 晴れ 猛暑でした。

二日目は俵山へ

3年ほど前、師匠、隊長、カミさんの4人で一ノ峰から冠岳~俵山縦走を同じ時期にやったのだが、その時も真夏並みの暑さで、カミさんが護王峠からの登りで熱中症になりかかったので、何とか同じ時期にリベンジを果たしたいと…

萌の里からピストンでは面白くないので、谷コースを登ってみることにしたのだが、これがマッコト失敗の選択でした。

 

 

朝から暑ーい!

谷コース方面にゲートをくぐって行くのだが、夏草が生い茂り踏み跡が分からん!(@_@)

方向だけ合わせて突っ込んでいく。朝露で下半身ビショビショ、上半身は激暑

最初っからいやになってきたなあもう!

何とかルートにのって、歩くもとんでもなく暑い。

農道の合流地点の日陰で一休み。(この時点で半分ぐらいやる気がなくなってきた)

5分ほど休憩すると若干体も冷えてきたので、気を取り直して先へ進む。

と、目の前に土石流で覆われた登山道が。

これでギブアップです~

やはり夏場に通るコースではなかったですね。計画失敗でした。トホホ(+_+)

今日はもう帰ろうかと考えるも、今来たルートはもう戻りたくない。

地図を見ると、農道を登って行けば揺ヶ池コースに出られそうなので、そちらから回って帰ることにした。

ポレポレあるいて、揺ヶ池コースに合流(ここまで2時間経過)

帰ろうかとカミさんに言うと、「ここから山頂まではどれぐらいかかるの?」

「1時間チョイかな?」

「だったら、登ろうか」と

気を取り直して急登コースで登りました。

日陰の有難さが、身に染みましたねえ

 

 

 

一時間15分ほどで山頂へ

苦労したなあ!

マツムシソウが労ってくれました^^;

下山も合流地点から下は灼熱地獄

萌の里が見えてからが長かった~!

でも、花があると立ち止まって撮ってしまうんですよねえ

ホソバヒメトラノオ

色合いが綺麗ですね

 

ヒメノボタンに会いに来たんだよ!

スズサイコに似た花があったので、一応撮影だけ

帰って調べると、ロクオンソウ(鹿苑草)という花でした。ピンボケが惜しい

ホント、ヘロヘロで下山でした。

これで終わりと思いきや!お花散策へ続くのだ


緩木山、越敷岳

2017-09-11 20:58:32 | 九州の山

9月9日 (土) 晴れ

見たかった花、シノノメソウ(東雲草)を見に行ってきました。

名前がいいよなあ!と常々思っていました。

アケボノソウもいいのですが、東雲という語感がなんだかいいんですよねえ!

 

午前4時自宅を出発。下道、日田~瀬の本~竹田経由で登山口には7時過ぎに到着。

一番乗りでした。今日は、緩木神社上の駐車場から、時計回りに周回の予定

準備して7:26出発

林道を歩いていきます。登山道に入ると割と歩きやすい急登です。

朝の森の感じがなかなかいい

この森もシカの食害があるようで下草が少なく、鹿も食べないマツカゼソウがいっぱい咲いてますね。

大岩にはイワタバコの葉がありますがこれが大きい!一枚の長さが30センチほど!ビックリですね。

ウルトラ怪獣顔に見える木なども楽しんで登りましょう。

五輪塔に上がった時でした。林の奥で小枝を踏む音が聞こえて、遠くからなので全体は見えなかったのですが、鹿とも違う少し暗い目の毛をもった動物が、ゆっくりと登って行きました。熊?ではない。ひょっとしてニホンカモシカ?かも(この山系にはい生息しているらしい)と思いましたが、写真も撮れず、でも明らかに鹿とは違う動物でした。

先の展望所からは九重、阿蘇の展望が開けています。

緩木社本宮にも寄り道

山頂はここを直登した先のようですが、登山道は少し遠回りしてお宮の上を歩かないようにしてあるようです。

ここからは一登りで、越敷岳への分岐。5分ほど登ると山頂でした。9:15着

立木に囲まれ絶景はありませんがわずかに祖母山方面が見えます

少し休憩して縦走路を越敷岳方面へ

展望が開け、大障子の岩山が見えてきました。

割と気持ちい縦走路です。

祖母山への分岐をすぎるとカヤトが増えてきて、ヤブコギ状態の所も

越敷岳がやっと見えてきた。英彦山の横の鷹ノ巣山みたいな山容ですね。

なんだか、中国の古い甑(こしき)(調理なべ)が語原ではないのか?とも思ったりする形でした。

岩峰の基部に着くと反時計回りで登って行きます。

ケイビランも見ましたが花はもう終わっていたのか…

11:23山頂  展望も開けていますが結構霞が強く遠望はイマイチ。ここで昼食

下山はガレて歩きにくい、越敷岳直登コースで。

はさみ岩や

御聖洞

 

水は少なかったですが明神滝も

登山口に降り立ち、林道を歩いてゴール。13:12

5時間45分ほどの山歩きでしたが、お目当てのシノノメソウに出合え、満足の一日目でした。

今日のお花です。

縦走路で一番元気をくれたのは、シコクママコナでした。

シハイスミレの葉も美しい。ヤマトウバナも

一つだけ見かけた、ミヤマウズラ(後にも先にもこれだけ)

多かった、ヤマホトトギス、フジカンゾウ

チジミザサ 、ハガクレツリフネ

シノノメソウ、クサアジサイ

そして、本命のシノノメソウ

いと美しき!花でした

 

下山が早かったので、花散策しながら今日の車中泊の予定地まで移動。

ところが、予定していた萌の里では、ゲートが閉められトイレのシャッターも下りていたので、ここでの車中破棄は断念。

大津の道の駅で、車中泊となりました。

明日は俵山

続く~

 

 


古処山 館の裏コースで経が峰へ

2017-09-04 02:59:40 | 福岡県の山

右手前の山の向こうの尾根をたどって古処山(中央)へ

9月3日 (日) 晴れ

以前から登りたかった、秋月、杉の馬場ちかくから始まる尾根をたどって経が峰へ登ってきました。

このコースは、以前信ちゃんが歩いてあり、ルート図を前日に頂きました。

秋月城下町のすぐ裏手から山に取りつき、古処山まで登る達成感のあるコースです。

経が峰までのコースタイム  2:47

6;34出発~7;12日照院裏手から取りつき~7:51 446.6ピーク~8:45 670ピーク~9:21 経が峰

6時過ぎに古処山登山口到着。3台ほど停まっていた。早くから登られているかたがいるんですね。

準備して出発

空はすっかり秋雲

涼しい一日になりそうです。

杉の馬場方面へ下って行く途中、白山神社下宮へ立ち寄る。安全祈願して~

早朝の杉の馬場。人っ子一人いませんね。

途中から左折して日照院方面へ。一番奥まで歩いていく。

日照院の裏手の竹林から取りつき尾根を目指す。(館の裏コース)

いきなりの急登、で息が上がる。

竹林が終わると、赤テープがあらわれ、尾根歩きのスタート

取り付きから40分ほどで、446ピーク

飯塚六四会の分岐標識があった。福岡県のバリエーションルートでいつもお世話になってます。

このコースほとんど植林地帯で、鹿も多く林床には下草はほとんど見られません。

樹林帯を歩いていながら荒れ地を歩いているような気分。花など全く見当たらず、黙々と登る

一枚目の写真で肉眼では見えていた、高圧線の鉄塔

高圧線からは(ジッジッジッ)という音が聞こえていた。

音がするものなんですね。50メートルほど先で何やら動くものがあるので止まって観察。鹿が横になって休憩中でした。

私に気がつくと脱兎のごとく(鹿だけど)走り去って行った。落ち葉をきれいに掃除して寝転んでいたんですね。

 

ペースを守って次の三角点670ピークへ到着。(取り付きから1:33)

反射板の下を通過

反射板は柵で囲われています。中と外ではこんなに違うんですよ。

9:21 経が峰到着 取り付きから2時間11分

黙々と登った尾根でした。

ここからは勝手知ったる登山道。

キンカメなど探しながらのんびりと歩こう。

直ぐに一匹目が見つかるものの、暗い所だったのでなかなかうまく撮れない。

でも、ツゲロードに入ると、昨年も見たツゲじゃない木の葉に大勢さん集合してましたよ~!

会議中?^^;

三段目の一枚には9匹見えてますが、葉の裏に2匹いたので11匹

一か所で16匹見たのは最多です。

ここで写真を撮っていると、何やら見覚えのある女性が~~

峰入りでご一緒した五百枝さんでした。久し振りの山歩きだそうです。

ここから二人で花などを撮りながら山頂へ。

山頂近くではコヨーテさんとも出会い、びっくり。

今日は登山者が多かったですね。山頂は大勢でしたので写真なし。

ここで、いったん五百枝さんとは別れまた一人で下山。

花を探しながら下って行くと、また追いついてこられました。やはり健脚は変わらず~?ですね

下山後、スズムシバナを見に行って、ここで解散

思わぬ出会いに、黙々登山の前半から一転、にぎやかな後半になりました。)^o^(

今日の花さんです

キンカメの抜け殻、一番元気なのはシギンカラマツ

アオベンケイはもうすぐ開花

キジョランの花(去年は蕾しか見なかったが、やっと見れました)、ミゾホウズキはいつもの場所で

アケボノソウはまだまだ蕾、右下は車道沿いを歩いていて見かけましたが?です

今年はしつこく追いかけたナっちゃんもいよいよ、千秋楽です^^;

カリガネソウ、群生地ではやっと咲きだしました。

スズムシバナ