ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

母のサラダ

2016年07月23日 11時17分29秒 | グルメ
これは、母の特製ポテトサラダです。


2ヶ月ぶりに広島の実家に里帰り。
母は元気でやっていました。
88歳になりました。
ちょうど亡くなった父と同じ歳になりました。
相変わらずの気の強さで、まだまだ元気でやってくれているので、ほっとします。
昨年嫁いだ娘は、今は横須賀に転居。
広島の実家へ帰るのは、留守の家が気になるのもありますが、母の顔を見に帰るためなのです。

私は実家のとなりに小さな2階建ての家に住んでいます。
かつて娘と二人で住んでいた家。
2ヶ月前と何も変わっていないので一安心。

食事はいつもとなりの母の家でいっしょに食べることにしています。
母は、食べることが好き。
自分で作った野菜をふんだんに調理して食べているのです。

昨日のメニューは、特製ポテトサラダと煮豆でした。
煮豆の原料は、畑で栽培していたインゲンの収穫の終わり頃、実が熟してきたら太らせ、それを乾燥させて取っておきます。
それを煮豆にして食べるのが好きなのです。
春はエンドウ豆、夏はモロッコ豆や細長い白豆が採れ、砂糖は少なめにして煮ます。

母の作るポテトサラダは、豪快で大きなボール一杯作ります。
これは一人でも二人でも変わりません。
ジャガイモ3個、きゅうり4本、玉ねぎ1個、魚肉ウィンナー2本。
そして、干しぶどうが入ります。
えーっ!そんなに作るの?てな具合。
塩少なめ、砂糖入り、ちょっと甘いサラダです。



キュウリの酢の物では、ボール半分くらい作ったのに、次の日に食べても美味しかった。

母から聞いた話では、一人で居る時も、たくさん作っておいて、何日かにわたって食べるとか。
少量作ったのでは手間もかかるし、美味しくない。
カレーもあれこれ入れると鍋いっぱいになるので、4〜5回に分けて、冷凍しておいて食べるそうです。
畑で採れた野菜を有効にしっかり食べているので感心しました。
我が家でも今キュウリがいっぱい採れるので、どうしようかと思っていましたが、サラダや酢の物にして2〜3食分作っておいても美味しいかも。
味をしっかり付けておくのがポイント。
時間をおいて食べても、あまり味が変わらないのです。

母は、自分流の生活のスタイルを持っています。
父が亡くなって,一人暮らしで8年たちました。
出来ないことは、近くに住む姉が支えてくれています。
衣食住、自立している母の姿は立派だなと思います。








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ライ麦粉入りのパン

2016年07月14日 09時34分16秒 | グルメ
今日ご紹介するのは、ライ麦粉の入った香ばしいパンです。


できたばかりのライ麦入りのパンは、こんがりといい色合い。

小麦色とは、このことでしょうか。
きつね色とは、もう少し濃い色でちょうどこのパンのような色。
パンの出来上がりは、ふたを開けたときのこの瞬間でわかります。
うまく膨らんで、きつね色のいい形が見えると、うれしくなります。

ホームベーカリーを使っての自家製パンづくりは、だんだんと素材が広がってきました。
米粉をはじまりとして、ふすま入り、キビなどの雑穀の粉、荏胡麻の粉など、いろいろと工夫してきました。

夫の話で、ヨーロッパで食べた固焼きパンがとても美味しかったとのこと。
うちでも固い味わいのあるパンがつくれないだろうか。
ライ麦パンが食べたいとの希望ですが、なかなか手に入りません。
先日、街のスーパーでライ麦粉を見つけました。


ドイツ産のライ麦粉で、中挽き粉。

中挽きとは、ふすまが入ったやや茶色っぽい粉です。
さっそく焼いてみました。

パンの材料は次の通り。焼き方は、フランスパン風です。

強力粉 240g
ライ麦粉 30g
米粉 30g
砂糖 大さじ2
塩  小さじ1
マーガリン 5g(塩分不使用)
水 190g
イースト菌 小さじ0.8

ライ麦粉が入ると、独特の歯ごたえと香ばしさが美味しい。
米粉を入れたので、歯切れがよく、トーストした時のカリカリ感がたまりません。

さて、ライ麦というのは、日本ではあまり一般的ではありません。
少し調べてみました。

ライ麦は、別名クロムギと呼ばれ、主にヨーロッパや北アメリカで栽培されているとのこと。
寒冷で土地がやせているところで、小麦栽培に不適切な土地によく育つのです。
食物繊維やミネラルが多く、健康食品として注目されています。

ライ麦を育ててみたいなと思いました。
ただ、要注意事項があります。
連作障害になりやすいので、ジャガイモや豆類などと輪作するとよいこと。
また、麦系統の生育の際、強い毒性のある麦角菌に感染した麦が混入するととても危険。
中世ヨーロッパでは、この麦角菌中毒により多くの人がなくなったそうです。
今では、予防対策ができているので中毒は起こらないようです。

穀類を育てるというのは、大変な苦労が伴います。
米にしても麦にしても、美味しい食事ができるのも生産者の努力のおかげですね。
また、先人の失敗や学びが今に生かされているのです。
安全で味の良い穀物を育てる研究や努力は、永遠のテーマなのかもしれません。
田舎暮らしでは、いろんな食材や知恵との出会いがあり、豊かさを感じます。



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梅の心配ごと

2016年07月09日 14時22分33秒 | グルメ

完熟梅はいい香り。

ここは、梅の産地。
どこの家にも梅の木が植えてあります。
そして、どの家も自家製梅干しを漬け込む時期です。
(実際は、6月ごろ)

私たちが借りた家の前にある畑にも、高い梅の木があります。
花が咲くのを見ましたが、見上げてもほとんど実がついていませんでした。
残念ながら。
でも、お隣りさんからたくさんの梅をいただいたのです。
ありがたや。

うちの畑と、隣りの野菜畑の境にお年頃の梅の木があります。
お隣りさんが植えた梅の木でした。
ちょうどいい枝ぶりで、今年は梅の実が豊作でした。
高田梅とかで、実が大きくなる品種でした。

その梅の木を植えたおじさんと四月に引っ越してきて、最初に友達になりました。
気のいいおじさんで、話し始めると、30分いえ、1時間くらいでも、あれこれいろんなおもしろい話が止まりません。
その梅の木がうちの畑に枝を長く差し伸べているので、気を使ったのか、うちの畑の上になっている梅の実を採ってもいいよと言ってくれました。
夫は高い脚立で梅をもぎ、私は魚を捕る大きな網で下で実を受け取りました。
桶半分くらいたくさんの梅でした。
張り切って、梅干し、梅ジュースと梅酒を漬け込み、傷のついた実は梅ジャムにして喜んでいたところ・・・
反対側の梅(お隣りさんの畑の方の梅)もとっていいよと言われたのでした。
うれしいような、困ったような・・・
そして、また、桶半分くらいの完熟梅が我が家にやってきました。

いただいた梅を大事に全部無駄にしないようにと、毎日、梅の算段ばかりしています。
たくさん漬けた梅干しが一番心配。
美味しく食べられるようになるだろうかと。
まだ調理していない生梅がザルにどっさり。
はやくしないと、どんどん色づいて傷んでしまう。
梅ジャムをたくさん炊いて、知人に届けることにしました。

きょうは、梅ジャムを作りました。
大鍋でくつくつと。
梅ジャムでは、まるごとジャムと種を抜いたジャムの2種類つくることにしました。
まるごとジャムは、種のまわりが美味しい。
でも、煮崩れるので、傷のない梅を選び、かき混ぜる時もそおっとやります。


煮汁が透明になってきたらできあがり。


左側はまるごとジャム。右側は、種なしで皮をきざんだジャム。

大量のジャムづくり、保存瓶を探すのも大変でした。
大小不揃いの瓶になりました。
熱いうちに瓶詰めです。
味見しすぎて、口の中は今も酸っぱいくらい。
とても赤くて、杏のよう。
ジャムを最後に、生梅がなくなりました。

ほっと一息。

これから、塩漬けした梅干しをいろんな漬け方でやってみようと思います。
干し梅、甘酢梅、はちみつ梅など。
美味しく漬かるかどうか、まだまだ、梅の心配ごとは続きそう。





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米粉入りパン

2016年06月05日 21時16分04秒 | グルメ
今日は、ホームベーカリーを使ったパン作りのお話です。

米粉入りのおいしいパンが焼きあがりました。

  
  外側はカリッと中はモチモチの焼き上がり。


福島県は米どころです。
知り合いの方に、コシヒカリの米粉をいただきました。
米粉を使ったパンを焼いてみたいと思いました。

米粉パンは、うまく膨らまないから難しいと聞いたことがあります。
米粉パンの作り方を調べてみました。

強力粉200gに100gの米粉を加えてお湯を使って練ると書いてありました。
初めてやったときは、お湯の温度が低かったのか、もさもさしたパンができました。

次は、お湯の温度を高めにしてやってみると、ふんわりもちもちの米粉入りパンができました。

これはいける!

何度か試行錯誤して、入れる材料を変えてみて、おいしいパンにたどり着きました。
地元産のモチアワの粉が手に入りました。
この粉を混ぜてみると、ふんわか香ばしいパンになりました。

  
  モチアワの粉。

●餅粉入りパンの材料を紹介します。

<材料>
 強力粉  190g
 米粉    80g
 モチアワ  20g
 お湯(45度くらい)  190cc
 砂糖    大さじ2.5
 塩     小さじ1
 スキムミルク 大さじ1
 無縁バターまたはマーガリン 20g

 プロセスチーズ 適量(角切り)・・・2次発酵の時に入れる

ホームベーカリーがあると、手軽でおいしいパンが焼きあがります。
材料をセットして出来上がりまでの4時間。
うまく膨らむかな・・・と待ち遠しい時間です。

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パセリたっぷりのかぼちゃパン

2016年03月19日 14時22分27秒 | グルメ
ベランダが春を迎えました。

冬に植えたパセリの苗が、見事に緑色に茂ってきました。

  

パセリをたっぷり使ったお料理はないかな。

そこで、かぼちゃパンを作ることにしました。
かぼちゃスープにパセリを散らすと美味しくなります。
かぼちゃとパセリは相性がよさそう。
かぼちゃパンにたっぷりのパセリを入れて焼いてみました。

  

冬のかぼちゃは、輸入物でやや風味が落ちますが、彩りは鮮やか。
ふんわか栄養満点のかぼちゃパンとなりました。

そのまま食べても、冷めたあとカリッとトーストしていただくのもグー!
ホームベーカリーはありがたや! 


■たっぷりパセリ入りかぼちゃパンの作り方

  

<材料>
 
強力粉     280g
砂糖      大さじ2と1/2
塩       小さじ1
スキムミルク  大さじ1
マーガリン   20g(またはバター)
水       170cc(通常は190ccで少な目にする)
ドライイースト 小さじ1

かぼちゃのの茹でたもの 100g(本には70gとある)
パセリのみじん切り  大さじ4
ブラックペッパー   適量

<器具>
ホームベーカリーを使用

<作り方>
1 かぼちゃは、皮を取り、湯がいて軽く塩か鶏がらスープの素をまぶし、つぶす。
  パセリは多めに取り、みじん切りにしておく。

  

2 パンの材料を用意し、第一次のこねと発酵を行う。
  2次発酵の直前に、1のかぼちゃとパセリを入れて、ブラックペッパーを適量振り入れ、こねる。

3 焼き上げる。


  ★ ☆ ★

ホームベーカリーを使うと、ドライフルーツや、じゃがいも・チーズなどを入れたパンも簡単にできあがります。
今回のパセリ入りかぼちゃパンも、無事にレパートリーの一つに加わりました。
これからも、思いつきを生かして料理を楽しみましょう。




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