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ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

娘の上京

2015年06月29日 19時49分13秒 | 日記・エッセイ・コラム
  
  娘のデザインしたコースター。下描きから彩色、完成まで、大変な手間仕事なのだ。

先週末から、娘が上京し、我が家に泊まりに来た。三泊四日の小旅行だ。
観光のためではなく、自作のコミックをブースに出品し、販売するためだ。今回は、本だけでなく、コースターもいっしょに売り出すとのことだ。私もワンセットもらった。

前日には、イベントで知り合った友人と食事をしたり、飲み会をして楽しそうだった。広島の我が家にいた頃は、親しい友人も少なく、ほとんど出かけることがなかったので、漫画を描くという趣味から、今までになかった新しい人とのつながりもでき、表情が明るい。

高校生の頃から、おしゃれに関心が強くなり、お化粧も念入りで、出かける日には、2時間も早起きしてひたすらていねいにやっていた。大人になったら、どうなるんだろうと思っていた。

最近は、手際よくなり、半分くらいの時間で上手にお化粧している。結婚してから、落ち着きも出て、すっかりきれいになった。出かけるときの姿を見ると、うちの娘は、東京の街を歩いても堂々誰にも引けを取らないぞ、と内心嬉しい。まったくの親ばかではある。

飼い猫のクゥちゃんのことや、旦那さんのこと、主婦業の出来具合など、娘の話からすると、自分なりによくやっているようだ。たった一人の子育ては、親として反省しきり。結婚するにあたっては、あれもこれも教えてないなと気になるばかりだった。
すると、「おかあさん、大丈夫よ。ちゃんとやってるから。」私の心配を見透かしたような言葉だ。

参加したイベントのブースでは、よく売れたと喜んでいた。絵のデザインから製本までの発注、つり銭の準備、現場での販売など、誰にも頼らず自分でよくやれたと思う。

今日の昼過ぎに、広島へ帰って行った。もっとゆっくりしてほしかったけど、家で待ってる一人と一匹(ネコちゃん)のことを思うと、帰ってあげなくちゃね。

普段は遠く離れているので、なかなか会えないし、電話もあまりかけて来ない。メールも電話も、物足りないほど短い。それでも、便りのないのは元気な証拠。その言葉通りだ。久しぶりに明るくて美しい娘に再会し、心が温かくなった。ありがとう。
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痛みをしのぐ

2015年06月04日 09時52分56秒 | 日記・エッセイ・コラム
  
  ちょいかけの椅子と手作りの円座。

私の腰痛は、20代後半から始まった。いきなりぎっくり腰となった。その後、10年置きくらいに激しい腰痛に苦しめられた。若さで押し通し何とか乗り切ってきたが、60代の今では、それがきかなくなったのだ。

朝起きて、あちこちの関節痛、筋肉痛は日常のこと。起きて体を動かしていると、徐々に改善され、痛みは薄らぐので特に気に留めていなかった。

ところが、3~4日前から、徐々に腰痛がひどくなってきた。何だか悪い予感がする。ぎっくり腰に近い症状を感じたからだ。とにかく、椅子に座っても床に座っても、痛みで身の置きどころがない。

夫の協力を得て、お風呂を沸かしてもらい、温めてみる。足の長いテーブルの椅子を2cm切ってもらい、座りやすくしてもらう。そして、ちょいがけの籐椅子を買って来て休めるように。痛むところに塗り薬をぬってしばし安静にする。

いろいろやってみたが、時々身体を動かし、お風呂で温め、安静に身体を休めるのが一番効果的だった。


いくつになっても健康な身体でいたいと思うのだが、日々、筋力が低下し、運動が不足していることは確かだ。ヨガやウォーキングも続けてこそ効果が表れる。

職業を持っていた頃は、否が応でも働かなければならない毎日を40年続けて来た。体調が悪くても病院にも行かず、不摂生な毎日を続けていたのだった。

今ようやく自由な毎日を得て1年2か月が過ぎた。以前からやりたいと思っていた「ものづくり」ができるようになり、毎日の料理も楽しく、心のゆとりはもてている。だが、体力維持はまだまだ不足して、工夫と努力が必要だなと感じている。



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子猫と遊んだ

2015年05月23日 21時11分54秒 | 日記・エッセイ・コラム
   
   クゥちゃん、いいお顔だね。

久しぶりに娘の家を訪問し、猫のクゥちゃんに会ってきた。一回り大きくなって、毛並みはふかふかだ。2か月前に会ったときより、何だか大人になってきたようだ。
すぐに近寄ってきて、身体をすり寄せるしぐさは、よろしくと言うあいさつに見える。

   
    「ハンサムだね!」

何かおもちゃで遊んでみようと誘ってみたが、何だか興味なさそうだ。前気に入っていたものは、飽きちゃったみたいで、今は、ペットボトルのふたを気に入っているとのことだ。

   
   「クゥちゃん、さあ投げるよ。とってきてね。」

ペットボトルのふたを投げてやると、全速力で追いかけて前足でつかんでうまく口に加えて持ってくる。口にふたをくわえた姿がとても可愛いので、写真に撮ろうと何度も試みたが、とうとううまく写せなかった。子猫はじっと止まってくれないからだ。
ふたは、自分が遊んでほしい人のところへ持って行って、目の前に落とすのである。何度も遊んで仲良くなった。

しばらくすると、飽きてきて、ごろりと床に伸びて一休み。お腹をおっぴろげてなんと大胆なこと。安心しきっている様子だ。

   

部屋の壁際には、大きな高台がついていた。ペットボトルのふたを高い棚に投げると、大急ぎで飛び上がって取りに行く。ジャンプ力もついたようだ。ふたを見つけると、高いところからタンと飛び降りる動作がとても身軽だ。
猫は、高いところに上がるのが好き。丸い穴やトンネルなどをくぐるのも大好きだ。箱の小窓から顔を出して、リスみたい。何をしてもかわいいのだ。

   
   新しい遊び台が気に入っているようだ。

さてさて、夕ご飯の時間だ。ご飯が終わるまで、待っていてね。私達が食べ終わるまで、静かに小屋の中で待っているから、お利口さんね。

   

クゥちゃんと遊んであげているのか?遊んでもらっているのか?
何だかクゥちゃんに遊んでもらっているような気がした。
   

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田舎の家の庭

2015年05月17日 21時24分35秒 | 日記・エッセイ・コラム
    
     木陰に咲くすらりとしたカラーの花は、堂々としています。

広島の実家の庭は、どこを見ても魅力的な植物に溢れています。野菜畑と草花を植える花壇と庭木が広がっています。両親が気に入った植物を植えていくうちに、いろんな草花が集まりました。もちろん私が持ち込んだ花も植わっています。まるでちいさな植物園です。いろんな草花が芽生え、育ち青葉を広げ花を咲かせています。

木々に囲まれた庭には、植えっぱなしの多年草は、毎年同じ場所に仲間を増やしながら咲き誇ります。このカラーの花は、十数年前に私が何処かからもらって来て母に植えてもらった花でした。土地に馴染んだのか、今では葉を大きく広げすらりと長い花が咲いていました。

庭を歩いていくと、みかん畑があります。剪定された枝からは、黄緑の新芽が元気良く芽吹き、みかんの白い花も終わりで、もう散りかかっていました。

    

よく見ると、花びらが散って小さな豆粒みたいなみかんの実がついていました。これからぐんぐん大きくなっていくのでしょう。

    

山の近くに植えてあったみかん畑は、いのししに掘り返され、みかんの苗は次々に枯れてしまいました。父は、新しい苗木を家の庭の一角に植え替えたのです。そのみかんの木が大きくなって毎年甘い実をならせています。
実家の家や庭、畑の回りは、ぐるりと鉄の柵で囲み、害獣が入り込まないようにしてあります。みかんだけでなく、何とか作物の収穫ができるようになりました。

みかんの木の根元には、やわらかそうな蕗がびっしりと伸びていました。1月頃、ふきのとうを採れた場所です。さっそく蕗を採り、晩ご飯の煮物にして美味しく食べました。蕗は、湿り気のある日陰が好きなようで、どんどん株がひろがっていくのです。

    

庭のあちこちの草花を摘んで、父のお墓に飾ります。母も姉もお墓の献花をきらしたことがありません。1年中いろんな草木が花開き、父も喜んでくれているでしょう。

家の前の畑を見ると、出荷用の豆の木がツルをぐんぐん伸ばしています。整然と栽培され、母の手間仕事は続きます。豆の種類は、モロッコいんげん。母は、豆の栽培が得意です。小遣い稼ぎが楽しみで、畑作りは止められないと話しています。

    

一人暮らしの母のところへ、同じ町に住む姉が毎日やってきて、いっしょに畑仕事をしています。八十六歳の母が、今も元気で働き、しっかりと自立している姿に、尊敬と感謝の気持ちがわいて来ます。母が元気でいてくれるから、私も姉も自分のやりたいことができるのです。

老後を考えたとき、小さくていいから庭や畑のある家に住みたいなと思います。草花や野菜を育てることは、大変だけど楽しいのです。自然から英気をもらっている。
今は、都会で地面のない家に住んでいます。プランターの限られた小さな小さな畑で、野菜の育ち方を野菜たちからいろいろ学んでいます。いつか役に立つ日が来るでしょうね。






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歯を治そう

2015年05月12日 10時35分22秒 | 日記・エッセイ・コラム
 いなかの畑のねぎぼうず。


昨年10月からずっと歯科治療を続けている。初回に見つかった治療の必要な個所がようやく終了かとおもいきや、先日、医師から新たに別の個所に虫歯が見つかったと言われた。

さもありなむ。

歯の痛みや不調は、ここ数年ずっと抱えて来た悩みだった。応急処置的な治療では、とうてい解決しそうにない状態だったことが、今になってよく分かる。

抜歯しないできちんとした治療ができるなら、この際、徹底的に治したいと思う。

健康な歯というのは、精神的に大きな影響を持っている。口腔内が快適で、食べ物がおいしいのは最高に幸せなことだ。美的に歯がきれいだと、心持が明るく解放的になり楽しい。お化粧もやる気になるし、出かける時には、おしゃれもしたくなる。

ただ、審美治療には、費用がかかることだけが、気にかかる。保険のきく安価な治療で十分かもしれない。この先、どれくらい生きられるかも分からない。立派な歯を入れても、長生きできなければ、お金も無駄になるかもしれなかった。

何年もかかって積み立てて来た貯金を、どう使ってこれから先を生きるか。使いやすくていい歯が取り戻せるなら、そのために費やしてもいいのではないか。

老後の算段をしながら、思い立ったら迷わない気性なので、「歯を治そう!」と決めた。

治療してもらった歯は、大事にしなくちゃ。丈夫で長持ちさせるのが、この先の経費節約と有効利用の秘訣にちがいない。2本の歯ブラシとフロスを使って、一日三度の歯磨きを心がけている。
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