子宮内膜症による卵巣のう腫と付き合う

さなの治療、手術、術後の記録

ゾラデックス四回目

2011年01月12日 | 日記
いよいよ入院が近づいてきました。
術前の最後のホルモン注射と診察です。

術前検査の結果は、特筆すべき異常な点はありませんでした。

しかし私は薬剤アレルギーがあり、更に喘息の気があるので、麻酔外来と呼吸器外来も受診することになりました。

まずは麻酔科外来。
自分の薬剤アレルギー歴を話し、前回の手術(帝王切開)で麻酔の影響で大変気持ち悪くなり、それがトラウマとなっていることを説明しました。
とにかく麻酔で気持ち悪くならないようにしてほしいとお願いしました。

今回は全身麻酔+硬膜外麻酔の予定でしたが、硬膜外麻酔をやめて静脈から入れる痛み止めを使ってみるのもいいかもしれないと提案される。
これはポンプのようなものが手元についていて、自分で痛くなったら押して薬剤を送り込む仕組みらしい。
「大きな傷でもこの痛みどめで大丈夫ですか?」と聞くと、
「卵巣を取り出す傷は、子供の頭と違って小さいですから、大丈夫ですよ」と説明される。

一度はこの説明で納得したものの、この後婦人科に戻って主治医と話すと、どうも状況が違うことが分かり、麻酔の方法を巡っては結局手術の直前まで迷うこととなる。

婦人科に戻り、術前最後の診察と、手術についての細かい説明を受けた。

ホルモン療法の結果、卵巣のう腫は左右両側とも半分くらいの大きさに縮小していた。
しかし子宮、直腸との癒着はやはりひどいらしい。

手術は「腹式卵巣のう腫摘出、癒着剥離、子宮内膜症病巣減量、焼灼術」
ただし高度な癒着の場合は、両側の卵巣、子宮全摘もありえる…という説明でした。

時間は、標準的には2時間だけど、私は癒着がひどいので3時間かかると思う、とのことでした。

そして帝王切開の傷に合せて切るため、縦に切り、場合によってはへその上まで切るという話でした。
つまり、決して帝王切開より傷が小さい訳ではないのです。

ここでかなり動揺しました。
もしかして卵巣、子宮まで全部摘出??
傷も大きそうだし、硬膜外麻酔やめちゃって大丈夫なのかしら?!?!

色々なことが頭の中をぐるぐるしました。


麻酔に関しては、明らかに麻酔医は手術の状況を理解していないようだったので、硬膜外麻酔をやはり頼もうと思い、病院に電話しましたが、先生は不在。
結局入院してからの麻酔医との話し合いで十分間に合うとのことでした。


ゾラデックス四回目を打ち、呼吸器外来まで終了したときには、なんと夕方6時をまわっていました
婦人科の診察は朝11時だったんですがね

フラフラで帰宅しました