黒船家電

「黒船家電」とは、「がっちりマンデー」で付けた造語である。


先日「アメトーク」で、日本の家電が元気がない優れた家電を紹介して、日本の家電を元気づけよう。

と称して、家電芸人をあつめ家電の紹介をした。

優れた家電と称して出てくるのは、日本製でないものばかり。


家電の輸出総額、20年前の1割、如実に物語る話である。

なぜこの様に成ったのだろう？


「がっちりマンデー」できっちり原因を分析していた。

日本の家電に押されていた欧米の電機メーカー。

まず日本の家電のマーケットを調査した。

結論、日本人は家電にうるさい。

今我々が作っているものでは、日本で売れない。

もっと企業努力をするべきだ。


日本の電機メーカーに、共同開発と称して技術員を送り込み、技術を盗む。

そして日本で売れる商品を作る。

なんとこれが講じて、欧米でも売れるようになった。


一方日本では、売れていることに甘んじて、企業努力しなかった。

テレビが売れなくなったので、しろものかでんがうれれば業績がアップする。

とのたまう、アンポンタンな経営者までいる始末。


今売れている音の静かな掃除機、寝ている赤ん坊を起こさないとうたっている。

これはモーターを空中に浮かすという、いかにも日本のお家芸のような発想。


胡坐を掻いてる時は、もう終わった。