きゅうり

先月、隣の息子さんから、釣ったキュウリを頂きました。

この文章、北海道以外の方は、怪訝に思うと思います。

キュウリを釣るとは、何ぞや？

私もこのブログを書く為に、下調べをするまで知りませんでした。

魚のキュウリが、北海道だけのものとは。

そう「きゅうり」とは、魚の名前です。

胡瓜魚

サケ目キュウリ魚科の海水魚。
全長２５センチ。
キュウリに似た臭いがある。
北海道以北に分布。

そうキュウリの匂いがするのです。

味も癖のある独特の味です。
実は子供のころ食べたことがあり、苦手なのです。
しかし貰った以上、無碍には返せません。
子供と大人では、味覚も変わると思い戴きました。

妻も山育ちで食べた事が無いと、煮魚にしました。
やはり私も妻も、食べられませんでした。
丁度リフォームの最中でしたので、
大好きだという大工さんに、残りを持って行ってもらいました。

翌朝、お隣のお母さんに会いました。

「好き嫌いがあるけど、食べられました？」
「初めてでしたけど、美味しかったです。」
「どうやって食べたの？」
「煮て食べました。」
「あらフライにすると美味しいのよ、後で持って行ってあげる。」

昼過ぎ、わざわざフライにして持ってきてくれました。
やはり口に合いません、大工さんに持って行ってもらいました。

後日息子さんに会いました。

「きゅうりは、糠付け焼きが美味しい、
　来年は、作って持って行ってあげる。」
「ありがとうございます。」

もうここまで来たら、食べられないとは言えません。

皆さん、こういう場合どうしたらいいのでしょう？