手品の探求家

手品グッズ、DVDなど、手品について語っていきます。

今年最後の更新

2009-12-29 19:25:49 | Weblog
今年も残りわずかですね。

明日から出かけるため、今日が最後の更新です。

今年も色々とお世話になり、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願い致します。

それでは、よいお年をお過ごし下さい。

カードマジック練習中

2009-12-29 19:23:31 | カードマジックDVD
トップシークレット(パス編)

【収録内容】
・はじめに
・パスについて
 模範演技 / 現象 / 解説 / ポイント解説 / 柳田パス
・アンビシャスカード演技・解説
・終わりに

トップシークレット(トップスイッチ編、ダブルリフト編)


【収録内容】
・トップスイッチ
 模範演技 / 解説 / 考え方 / 視線の使い方 / セカンドスイッチ
・ダブルリフト
 模範演技 / 解説 / 考え方 /
・アンビシャスカード トップスイッチ編

柳田昌宏氏のレクチャーDVDです。
ダブルリフト、トップスイッチの解説では、フレームという考え方が参考になりました。
今まで無駄な動きが多かったことに気づかされました。
これからは、フレームにも意識して練習、演技しようと思います。

パスは持ち方や、パスをする際の動きなどが参考になりました。
余計な動きがかえって怪しさにつながるという理論は、目から鱗。
しかしながら、パスを使ったアンビシャスカードは演じる勇気がありません・・・
パスは、コントロールなどに使えるようにできれば良いかなと思います。
参考になる所はどんどん真似して使いたいですね!


ロードランナー・カル

ロードランナー・カルということで、カード技法のカルに焦点を当てたDVDです。

1枚のカルから、複数枚のカルまで基本から丁寧に解説されています。
特にカルを使ったコンビシングコントロール、フォースなどは覚えておくと重宝します。

私は、MMLやカルファーザーなどのDVDをきっかけに、カルの練習をするようになりました。
サンドイッチ系のマジックによく使っていたような気がします。
最近は人前で全く使うことがなく、練習もあまりしていませんでしたが、このDVDをきっかけに
カルを1から練習し直しています。

今までは左手を使ってカルをしていましたが、今作では右手でのカルが解説されています(右利き)。
私は右手でのカルの方が素早くかつ、やりやすいため、こちらに切り替えて練習しています。
カルは、いつでも使える状態にしておくべき技法だなとつくづく実感。
カルという技法を1から学ぶにも、見直すにも良質なDVDです。

「カルをしている」と言っても、相手が分からないレベルになるためには、道のりは長いですが練習あるのみです。






色々とマジックグッズを散策

2009-12-28 09:48:22 | マジックグッズ・マジック全般
アマゾンをまだ散策中。
1500円以上送料無料、ネットバンクで手数料無料のため、よく利用します。
最近では、品揃えも増えているため、より充実しています。
通販で買うことに慣れるのは、よくないでしょうが・・・

不思議なプードル
60%OFFって、安くないですか?w
こういう安いものを見ると、買ってしまう性分です。

気化する水入りコップ
高いですが、元の値段からすると安い方か・・・
高価なテンヨーグッズの中では、安いです。

以下、購入グッズ。

マジカルペンケース ミッキーマウス DMPC-01





よくあるマジックですが、筆箱サイズは初めて見ました。
まぁ、筆箱としても使えますから、実用的とは言えます。
問題点は、筆箱にあまり入らないことかなw


小さくなるトランプ



今までタネすら知らなかったのですが、タネを見て、なるほどなるほどと唸りました。
マジックの基本(テクニック、ミスディレクション、会話・演出)が習得できる傑作ですね~
マジックを始めたばかりの友人は、購入後「こんなん無理」と言っていましたが、たしかに
その気持ちが分かる難しさなので、要練習です。
しかしながら、私は練習していて面白いし、買って良かったと思える一品。

のびるロープ



ロープマジックを始めるきっかけとしては、良いマジックではないかと。
非常に簡単ですが、効果のあるマジックだと思います。
しかしながら、高いですがフォーナイトメアーズDXを買った方が良かったですねw
まぁ、これをステップにロープマジックを勉強していきたいですね。


先週から休みなので(冬休み)、マジックを満喫しております。



最近、興味のあること

2009-12-25 19:00:19 | マジックグッズ・マジック全般
最近、チャイナリングを毎日練習していて思ったのが、
「古典マジックいいな~~~!!!」。

ということで、中途半端なままほったらかしにしていた、
シカゴの四つ玉、シンブルあたりを本格的に使えるように練習中。
シカゴの四つ玉は赤を持っているのですが、演技の幅を広げるために白も購入しました。

来年は、ミリオンカード、ロープマジックも挑戦してみようかと思っていたり・・・
ミリオンカードはサコーさんのビデオ見ながら、一度練習して挫折していました。
右も左も分からず、ロウを塗ったデックもありますw
サロン、ステージ系マジックをいくつか覚えたいと思っています。

久しぶりに、アマゾンで色々と見て回ってみましたが、割安なものを発見。
マジカルドア
これだけなぜか、謎の約半額です。

マジカルペンケース スティッチ DMPC-02
ペンケースっていうのが、良いですね。

最近、調子の悪かった持ち株の株価が上昇してきて、何かしら買い意欲が出てきました。
日経新聞のCOP15と環境関連の記事を、毎日切り抜きするのが最近の習慣です。
今年は仕手株とか色々とやってみましたが、株は難しすぎる・・・
含み損を抱えている時の、株価を一切見たくないぐらい憂鬱な期間が本当に辛いw
経済や政治に興味を持たざるをえないため、良い勉強にはなります。

クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 3

2009-12-22 16:50:49 | カードマジックDVD


クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 3

【収録内容】
・Opening the box
・The dealing grip
・Spreading the cards
・The ribbon spread
・The shuffle
・A basic control
・The double lift
・Removing the cards(パーム)
・The top change
・False shuffle
・Background and mentoring

「Prologue To Triumph」
リバース現象とトライアンフ現象を組み合わせた手の込んだ手順。2つ目の現象が起こった時に、
3つ目の現象の準備が完了するので、色んなトライアンフを見慣れている人も引っかかると思います。

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3巻はほぼ技法の解説です。

「Opening the box」、カードケースからのデックの取り出し方から、ディーリングポジション、
スプレッドなど、基本的なことから解説されています。
シャッフル、コントロールも基本的なものがいくつか解説されていますが、目新しいものはありませんでした。
他の技法もいたって普通なので、なんともコメントし難いですw
強いて挙げると、トップスイッチの仕方として、ケースを倒すミスディレクションなど参考になりました。

「Prologue To Triumph」、なかなか難しいので、私には扱い難い手順です。
トライアンフ自体は、他にもっと簡単で良い方法があるかと思います。
知識豊富で技術レベルの高い、マニア向け。

ある程度、技法の知識がある方には物足りない内容だと思います。
別に悪い訳ではなく、役に立つものが解説されているのですが、いたってフツ~です。
技法の再確認として見ると、良いのかもしれません。

満足度=★★☆☆☆

クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 2

2009-12-21 19:16:07 | カードマジックDVD


クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 2

【収録内容】
「The Coins Across/Chinese Connection(ディスカッションのみで、解説はありません) 」
ハーフ・ダラー4枚のコインズ・アクロス。最後には4枚ともチャイニーズ・コインに変わります。

「Vincent's Aces」
観客が自由にタッチした4枚がすべてエースです。そのエースをバラバラにデックに混ぜても、
おまじないをかけるとトップに上がってきます。
そこからコレクター、コリンズ・フォー・エース、ヘンリークライストのフォー・エースとつながります。
ラストはお客さんが手で押さえていた3枚のカードとテーブルに置いてあった1枚のカードが入れ替わります。
つまりお客さんが3枚のカードを押さえていた手をどけると、そこにはカードが1枚しかなく、
テーブルの上に置いてあった1枚のカードは3枚になっています。

「Brain Wave “My Way」
レギュラーデックを使ってできるブレインウェーブデックの現象。
ダーウィン・オーティスが完璧だと絶賛した手順です。途中マイケル・クロースのアイディアが
不思議さの演出に一役買っています。

「Pandora's Paradox」
サイン入りのジョーカーが、観客が選んだカードに変わります。ジョーカーはというと……
演技の最初からテーブルの上に置いてあったボックスの中から折りたたまれた状態で出てきます。
もちろんきっちりサインが書かれています。

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「The Coins Across/Chinese Connection(ディスカッションのみで、解説はありません) 」、
全体的に無難というか、安定しているなぁという印象です。
4枚ともチャイニーズ・コインに変わる部分は、ヤニック・クレティアの「VANTRiX」のような、
驚異のありえない現象(タイプが違うけれど)ではありませんが、一般人には受けそうです。
DVDで全体的に見ると、コインを入れ替えているのがなんとなく分かってしまいます・・・

「Vincent's Aces」 、観客が自由にタッチした4枚がすべてエースなのには驚きでした。
クラシックフォースでも使ってるのかと一瞬思ったぐらい(よく考えたら4枚は無理なのに)、
自然な流れで4枚のエースをプロダクションできます。
そこからの、アンビシャス現象へのつなぎ方も素晴らしいですが、ターンノーバーパスなど
を使いますし、結構難しめです。
ダイアゴナルパームシフトを使ったやり方も解説されていますが、こっちは難しすぎる・・・
最後まで演じると長いので、このアンビシャスの現象までで止めるのも良いかと思います。
コレクター~オチまでの流れも良いのですが、パームを結構多用するので難しいです。
しかしながら、オチは強烈でいいですね~

「Brain Wave “My Way」、ギャフカード1枚を加えた、レギュラーデックでできます。
無駄のない完璧な手順で、ギャフカードも処理できるため最後は改め可能です。
レギュラーデックのブレインウェーブデックとしては、これ以上ない素晴らしい手順だと思います。

「Pandora's Paradox」 、一般受けしそうな、強烈なマジックです。
この手のマジックは見慣れているためか、若干物足りなさは感じてしまいます。
演じる側としては十二分なトリックですが、観る側としては新鮮さが欲しいという強欲さです・・・w
しかしながら、カードを片手で折りたたんでしまうのは初めて見ました。


満足度=★★★★☆

クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 1

2009-12-20 15:26:43 | カードマジックDVD


クラシック・マジック・オブ・マイケル・ビンセント 1

【現象】
「The Intuition Speller」
観客がバラバラにしたデックをマジシャンが受け取ります。デックのトップから
「the nine of club」のつづり分カードを配ると、そこからクラブの9が出てきます。
デックを受け取ってから、マジシャンがデックの順序を変えることはありません。
借りたデックで行うこともできる強烈なトリックです。

「Kismet」
マジシャンが選んだカードを観客が、観客が選んだカードをマジシャンが当てます。

「My Card, Your Card, Everybody’s Card」
デックの中から4人の観客にカードをそれぞれ選んでもらいます。あらかじめ取り出しておいた
ジョーカーがその4枚のカードに次々と変化していきます。片手で行うトップチェンジは必見。

「The Amazing Discovery」
10人のカードを次々と取り出していき、最後の2枚は空中に投げ上げたデックからキャッチ!
何とも迫力のあるマジックです。

The Rhapsody In Silver、The Cup and Balls And The knotted Silks(Performance only)
ボーナスとしてコイン、カップアンドボール、スライディーニシルクの演技が楽しめます。

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「The Intuition Speller」、ピークの方法が変わっているというか、難しい・・・
まぁ、練習あるのみですかねw

「Kismet」、オーバーハンドシャッフルのようなフォールスシャッフルを使っています。
この手のフォールスシャッフルはあまり知らないので、参考になりました。
そこまで難しくはないので、練習すれば習得できるかと思います。
ただ、何かしているなという違和感はありますが、一般人には通用すると思います。

「My Card, Your Card, Everybody’s Card」 、片手で行うトップチェンジは、
私もよく練習していましたが、完成度の低さから人前では使わず、自己満足仕舞いでしたw
また暇な時にちょいちょい練習して、使えるように頑張ろうかな。


マジック自体は、そのまま演じてみたいものはありませんでしたが、
随所随所で使われている技法は参考になりました。

満足度=★★★☆☆

カズ・カタヤマ ザ・マジック・オデッセイ6

2009-12-19 20:58:50 | 日本人マジシャン関連

カズ・カタヤマ ザ・マジック・オデッセイ6

【収録内容】
「硬貨的な序曲」
ハンカチの中でコインが出たり消えたりすると、飲み物の入ったグラスが出現!
オープニングに最適な、上着無しでもできるグラスのプロダクション。

「ライター売りの少女」
ライターの炎を手に握り込むと千円札が出現します。さらにその千円札で手の甲をこすると、
なんと!沢山の1万円札が出現します。ともかくウケるお札のプロダクション。

「カミダマ」
ペーパーナプキンを破って作った2個の紙玉が、ポケットから手の中にもどってきたり、
術者の手から観客の手の中に移ったり…。最後に紙玉を広げると2個とも復活しているのです!
ステージでもクロースアップでも即席風に演技できます。

「硬貨的な手順」
4枚のコインを空中から取り出して、不思議な方法で1枚ずつコップに通わせます。
そしてハンカチの中で4枚のコインは跡形もなく消え失せます。3つのコインマジックを
手順にしたサロン向きのコイン奇術です。

「いしんでんしん」
3人の観客に1人ずつ好きな星座、好きな色、好きな季節、を心の中で決めてもらいます。
それぞれが術者の思った星座、色、季節と完全に一致します!簡単な道具でできて、
様々な演出に応用可能な傑作です。

「選んだ品物の予言」
5つの品物から観客に自由に1つの品物を決めてもらいます。あらかじめ観客に渡して
おいた予言の封筒の中に、なんと!選ばれた品物が書かれているのです。
本格的なステージでも演技可能な予言奇術。

「コップの中の悪夢」
『プロフェッサーズ・ナイトメアー』の新しい表現法。同じ長さの3本のロープが
コップの中で3種類の長さのロープに変わってしまいます。


古典的なマジックが多いですが、どれもひと工夫されています。
スタンド・アップ・マジックなので、どれも立って演じることができます。
スタンド・アップ・マジックで何をやるか迷った時に、参考になるかと思います。
目新しさはありませんでしたが、少しの準備と多少のテクニックでできる、実践向きな作品集です。

満足度=★★★☆☆

ゆうきとものカードミラクルズ 第2集

2009-12-18 17:37:03 | ゆうきとも氏関連

ゆうきとものカードミラクルズ 第2集

【収録内容】
「ワイルド2」
4枚のカードを使った即席のパケットトリック。
短い時間の間に意表を突く現象が次々と起こります。

「ミディアム・ウォーター」
化学実験、料理教室、魔法の時間と、三段に構成された美しく巧妙な『オイル&ウォーター』。
オイル&ウォーター、アンチオイルアンドウォーター、表向きでの交換現象と流れるような美しい手順です。

「モダン・ジャパニーズ・エーセス」
名作『ジャパニーズ・エーセス』のゆうきバージョン。 シンプルでダイレクト。

「イージー・パラノイド」
カードを当てた後、さらに意外な展開に!
名作『パラノイド』がものすごく演じやすくなりました。
繰り返すことで、より不可能設定が高まっていきます。

「ラブリィ・リセット(Rubry Reset)」
95年に小冊子『ラビリンス』に発表された手順。
P・ハリスの『リセット』に、片倉雄一の技法を取り入れた野心的な作品。

「アフター・サービス」
おそろしくフェアで不思議な予言トリックです。
ゆうきが20年近く演じ続けているお気に入りの手順。
これまでは、ごく一部のレクチュアでしか公開されていなかった秘密が明らかになります。

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「モダン・ジャパニーズ・エーセス」、ラストトリックの親戚のような感じです。
現象はエース4枚だけを使った、3段からなるシンプルなオイル&ウォーターです。

「イージー・パラノイド」、『パラノイド』を知らないため、非常に不思議でした。
カードを当てる手順は目新しいものではありませんが、観客が持ち上げた枚数を
当てる手法はとても参考になりました。
繰り返さなくても十分不思議ですが、繰り返し行うことで、不可能性がより増します。
これは早速レパートリーにしたいマジックです。
尚、紀良さんのDVDには、同じ仕組みで全く違う現象の作品があるようなので、チェックしておきたいところ。

「ラブリィ・リセット(Rubry Reset)」、現象はリセットと同じで、AからK、そしてAへの変化です。
最後の処理に、片倉雄一さん、赤沼敏夫さんの技法が使われており、公明正大に終わることができます。

「アフター・サービス」、本当にフェアで不思議なマジックです。
解説前の演技だけ見たら、すっかり騙されました。
技法的には何も難しいことはありませんが、慣れるまでは難しいと思います。
相手から借りたデックでもできる、即席さもまた素晴らしい。
これを機に、これからいつも予言の封筒を持ち歩きますw

いつもながら、クレーバーで実用的な作品が多く感動的でした。
実際にレパートリーにしたい作品もあり、とても参考になるDVDでした。

満足度=★★★★★

True Astonishmentシリーズ

2009-12-11 18:41:59 | ポール・ハリス氏関連


True Astonishmentシリーズを簡単にひと通り見終えました。
この作品集は、ポール・ハリス師の新作・旧作バリエーション・旧作、
他のマジシャンの作品がDVD9枚組で収録されています。
インタビューも結構あるため、リスニングができる人はより楽しめるかと思います。
また、ショップに記載されていない、隠しメニューがかなりあるためボリュームも十分あります。
隠しメニューには、インタビュー、旧作が多めですが、他のマジシャンの作品なども収録されています。

全体的にクオリティーの高い作品が多いです。
問題点としては、演技が分かりにくいこと。
演技は色々な観客に見せている所を、何回も切り替えて進行するため、かなり分かりにくいですw
演技は分かりにくいですが、解説には英語字幕が付くものも多数あるため、解説は分かりやすいです。
それから、ポール・ハリス師自身の演技がないこと(旧作は旧DVDからそのまま
持ってきているのであります)。

総評としては、9枚のDVD、木製の箱にギミックも多数付属していますし、値段相応だと思います。
クオリティーの高い作品から学ぶことも多く、個人的には満足しています。