~遅れてきた韓流~

'05年末の『冬のソナタ 完全版』で韓流にハマった
でも二十年前に趙容弼にハマっていたことは友人達には内緒だ

ウソンは善い奴!

2007年04月05日 15時06分30秒 | チョン・ウソン
VOGUEのメイキングムービーより

東亜日報中央日報にキム・ジウン監督のインタビューがアップされました。普段なら記事にリンクするだけですが、今回は翻訳文を載せますね。日本版の各日報にもこの記事がアップされるといいんですが。追記:WoW! Koreaに中央日報の記事がアップされていました。

【中央日報】
`満洲原野で韓国版西部劇撮ります`
『善い奴, 悪い奴, 変な奴』クランクイン控えてキム・ジウン監督


"一番アメリカ的なジャンルであるウエスタン(西部劇)を韓国地元で撮ることができるか。それとともに捜し出したのが日帝時代満洲という背景です。ぴったり落ちると思ったんです。ところで分かってみればもう先輩監督たちが撮った '満洲ウエスタン'があるのです。李マンヒ監督の '鎖を切りなさい'(1971年), 申相玉監督の '無宿者'(68年), クボンソさんが出た 'ろ馬無法者'(70年)…直接見られなかったがイム・グォンテク監督の映画もあると言います。そのおかげさまで勇気を得たんです。できると"

新作『善い奴, 悪い奴, 変な奴』の撮影開始を鼻先に置いたキム・ジウン監督(43.写真)に会った。略称 'ノムノムノム'と呼ばれるこの映画は来年初封切り予定なのに, 去年から忠武路にもっぱらの評判だった。満洲を舞台で韓国型西部劇を撮るという大胆な発想, その張本人が恐怖.コメディー.ノワールなどジャンルを渉鮮して評壇と観客をすべて等しく満足させて来たキム・ジウン監督という点が断然話題だった。セルジオレオネの西部劇でこっそり借りて来た題名は外国映画人たちも一気にそのコンセプトを見抜くようにした。以後確定されたキャスティングも驚くべきだ。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン。それこそ易しく夢見にくい 'ドリームチーム'だ。

映画の背景は日帝が満洲を強点した 30年代中盤。乱世を乗じて馬賊団が得失台で, 極東を狙った西欧列強の対決も最高に高まった時期だ。視覚的表現がいっそう盛りだくさんになる要素だ。"馬賊団たちが盗みした品物を誇示する人間たちだから, 東洋と西洋がすべて等しくまじるんです。馬に乗って走ってばかりするのではなくバイクも, ジープも出ます"

三主人公は馬賊団の列車強盗犯(ソン・ガンホ), 馬賊単元と同時に殺し屋(イ・ビョンホン), 懸賞金狩人(チョン・ウソン)だ。これらの間に清の時隠しておいた宝物指導が登場しながら追って追い回される追撃戦が起る話だ。題目どおり分類しようとするとこの順に変な奴, 悪い奴, 善い奴だが, 予断は禁物というのが監督の言葉だ。

"誰がよし, 悪くて, 変かは局面によって変化するようになります。表さえ見ればすべて悪い奴であることもできますね。日帝治下で故郷を発って満洲に行くしかなかった三人の男が生きて行こうとばたつく話です"

総額製作コストが 140億ウォン。自ずから事前準備も特別だ。主要アクション場面はデジタル技術であらかじめ動画コンテを準備した。"終わりの大規模追い討ち場面はほとんどすべての登場人物と高難度の撮影技法が動員されます。それで完璧な辞書ビジュアルを作りました。中国やアメリカスタッフとは通訳を通じて仕事をしなければならないからもっと準備をしますよ"

航空撮影やプルライングケムツァルヤングみたいな一部技法にはハリウッドスタッフを活用するつもりだ。撮影は国内分量を先に取って, 6月からドンファングなど中国内陸三つの所で総6ヶ月間進行する予定だ。

"大陸をあっちこっち振り返りながら本当に多い気がしました。私たち指導のあの上側がトヨイッオッダなら, 果してどんなに変わっただろうか。その心がどの場面円価積まれます"

撮影準備過程のつらさをキム監督は "ブロックバスターを作って来た監督たちに境外感を抱くようになった"は言葉で代わりをした。"そんなに難しいと思っていながらも三人の俳優と広い大陸で撮影する考えをすればむねがどきどきします"

文=イフナム記者 <hoonam@joongang.co.kr >
写真=ゾムンギュ記者 <chomg@joongang.co.kr >


【東亜日報】
『夕陽のガンマン』の韓バージョン『善い奴 悪い奴…』を撮るキム・ジウン

まだ撮影が始まってもいないのにこんなに話題になることは珍しい事だ。純制作費110億ウォンでソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンが出演する映画『善い奴、悪い奴、変な奴』‘満洲ウエスタン’を標榜した作品の話だ。近々撮影に入り来年に封切りするこの巨大プロジェクトはキム・ジウン 監督の絶え間ない挑戦欲求で始まった。コメディー『静かな家族』『反則王』ホラー『長靴, 紅蓮』を経てヌアル『甘い人生』まだ封切られていないSFオムニバス『人類滅亡報告で』まで。ジャンル巡礼を続く彼は広闊な大陸で男たちが追って追い回される西部劇に魅かれた。4日ソウル江南区清淡洞で彼に会った。

―キム・ジウンではなければできない‘ドリームキャスティング’だ

“ソン・ガンホとまた仕事をしたかったし, イ・ビョンホンとは『甘い人生』で信頼を積んだし, チョン・ウソンはようにしなかったがもう彼 ‘美貌’に比べた。三人の俳優が一画面に盛られるのは私たち世代に一回見るかどうか韓日だ。『オーシャンズ11』のように終える俳優たちが一緒に出る時の快感を与えたかった。親しみになったのではなくて映画的に意味があるからからくれたのではないか”

―どんな話か

“1930年代朝鮮を発った人々が満洲で殺人請負業, 列車毛がなどをしながら暮す話だ。チョン・ウソンが善い奴, イ・ビョンホンが悪い奴, ソン・ガンホが変な奴だが生きて見れば善い奴が悪い奴になって, 悪い奴が変な奴になる。善い奴が出る時は‘悪知恵(雰囲気ある)’ウエスタン, 変な奴が出ればコミックウエスタン, 悪い奴が出れば残酷ウエスタンだ”

―製作コスト節減するために大騷ぎだというのに, 110億ウォンを担った負担が大きいだろう

“負担というより後悔している(笑)。1930年代を再現して絵の‘クォリティー(quality)’を選ぼうとすればこれぐらいは必要だった。大当りよりは投資した方々が損害見ないようにするのが第一の目標だ”

―商業的な娯楽映画というが監督の思った主題があったら….

“楽しいように見られる大陸活劇だ。私の映画では主題歌ストーリーよりは情緒やイメージで現われる場合が多いのに, 敢えて話そうとするとこの前に国土の上側がぽん抜けていた時先祖たちの姿を通じて‘私たちが持っていたが今は忘れてしまったこと’に対して話す映画だ。満洲原野を言葉とバイクで疾走する韓国人の姿!”

―毎度他のジャンルをするのが疲れないか

“したことをまたすればもっと深くできるが, しないのをして見たい心がもっと大きい。それが刺激になる。次はスリラーもしたくて, 周辺でメローをして見なさいと言うが…。年を取りながら一番切ないのが‘胸のときめき’を失うことだ。胸のときめきが何で, それが人間にどんなに作用するのかに対するメローをしたい”

―常に‘絵’になる映画を作るのに今度にもそんなことか

“一応俳優たちが絵が良くないか。ソン・ガンホがイ・ビョンホンチョン・ウソンが素敵にすべて持っている場面で‘私がどうしてこれをすると言ったの’しながら後悔したりしたが(笑)”

―本(‘キム・ジウンのショートカット’)を見たら10年をフリーターに過ごしたよ

“その時代に緩さを楽しんだりしたが多くのことをとった。良い意志を持っていれば良い選択ができていつか実現する。今そんな状況である方々も未来を準備する時間と思えばもっと緊張するようになるつもりだ”

率直に彼は本当に素敵だ。‘クール’と‘色’良い映画を作り上げるうえ絵もよくそして文もよく書いて顔までハンサムだ。しかし意外に‘人見知りをすることがひどい’と言う彼はのろのろと控え目に“映画に対する愛情がなかったら絶対監督がする事ができなかった人”と言いながら “映画が世の中の益体もない人間一人を救援した”と言った。普通は世の中の秩序や速度に付いて行っている途中自分を失うが, 彼は社会性がなくてむしろ自分を守ることができたと言った。“それでも才能があるから成功したんです”して嫉妬幼い反駁をするとこんな返事が帰って来た。“才能が… 空でがたっと落ちるのではないです”

チェジヤング記者 yourcat@donga.com


というわけで、ウソンは善い奴を演じるということがわかりました。最初のキャラクターのイメージイラストを見た時の私の第一印象が当たっていたのね(笑)。


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4 コメント

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Unknown (エミリン)
2007-04-06 07:41:54
おはようございます。朝からうれしい情報に元気はつらつです。読みふけり、遅刻しそうなので、取り急ぎ
ありがとうの気持ちだけ、お伝えします。それでは、行って来ます。
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明日クランクイン! (salleana)
2007-04-06 22:47:50
エミリンさん、こんばんは!
いよいよ明日がクランクインですね。
今から撮影現場での記者会見が楽しみです~~~!
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感動の1日でした。 (エミリン)
2007-04-07 01:34:14
 今晩は!
 本当にすごい作品になりそうで、楽しみです
きっと、日本公開もしてくれると信じてます。今日はサッドのDVDが勤務先に届いたので、急いで帰宅して、1回目の鑑賞会を終えたところです。これで、好きな時にジヌに会えます。そして、映画人ウソン氏が
発動しました。目が離せませんね。
 salleanaさんのいち早い情報に、いつも感謝してます。暖かくなったり、寒くなったりの差が激しいこの頃ですが、お体、ご自愛くださいね!
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日本公開するでしょう (salleana)
2007-04-07 23:03:15
私も昨日は『サッド・ムービー』のDVDを堪能していました。
『奴、奴、奴』にショーボックスが出資することが発表になりましたが、ショーボックスは日本のシネカノンと提携したので、たぶんシネカノン配給になるんじゃないでしょうか。
このへんのことは記事に書きますね。
エミリンさんもお身体に気をつけて! ありがとうございます。
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