『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

売れるタイトルの付け方

2016年03月31日 | 就職や転職についてあれこれ

昨年末に友人からアマゾンのキンドルを薦められて購入後、とても気に入って毎日持ち歩いています。

またアマゾンプライムの会員になった後は、「月一冊無料」で読めるということもあって本を読む量も自然と増えました。

「無料」という気安さからか、お金がかかったら購入しなかっただろうと思われる本も、そのタイトルだけで選んで読んでみました。

その中で良かった本を二冊ご紹介します。

まず、『仕事は楽しいかね?』というタイトルの本です。このタイトルを見たときは思わずハッとしました。自分の中にもしかしたら仕事を楽しんでいない自分がいるのではと自問したくらいです。

もう一つは『史上最高のセミナー』というタイトルの本です。どちらも自己啓発系の本で、最近このジャンルの本は読んでいなかったからか、二冊ともとても楽しく読み終え、またこれからの仕事や人生におけるヒントやアドバイスも沢山得ることができて、この二冊にはとても満足しています。そのうちの一冊は、借りている期間が終了したあと実際購入してしまいましたし、もう一冊も、たぶん近い将来また読み返したくなったら購入すると思います。自分の中に常にポジティブな言葉を取り入れることの効能に改めて気づかされました。

この二冊、内容もさることながら、私が注目したのはこの本の「タイトル」と「表紙のデザイン」です。

まず『仕事は楽しいかね?』ですが、こんな表紙です。主人公の一人であるマックスおじさんのイラストが描かれています。

仕事は楽しいかね?
クリエーター情報なし
きこ書房

早速原書をあたってみました。そのタイトルは『The Max Strategy』。訳してみれば『マックスさんの戦略』です。なんとも味がないですよね。

表紙のデザインもこんな感じです。

The Max Strategy: How A Buisnessman Got Stuck At An Airport...
クリエーター情報なし
William Morrow

もしこの本のタイトルと表紙のデザインが原書のタイトルを訳しただけたったり、デザインも原書をフォローしただけだったら、果たして手に取って読んでみたかどうか。。。

 

次に『史上最高のセミナー』を見てみましょう。

史上最高のセミナー
クリエーター情報なし
きこ書房

原書のタイトルは、『Conversations With Millionaires』。直訳すれば「億万長者たちとの会話」。

表紙のデザインというと、こんか感じです。

Conversations With Millionaires: What Millionaires Do to Get Rich, That You Never Learned About in School!
クリエーター情報なし
C W M Pub

 確かに英語と日本語、そしてアメリカ人と日本人の感性の違いからくるものですから、どちらかが正しくてどちらかが間違っているという話ではないのですが、本においては、そのタイトルの付け方と表紙のデザインは、直接売り上げに関わるとても大事なファクターだと思います。

本だけではありません。メルマガやセミナーの案内、そして普段やりとりしているメールの件名に至るまで、人を引き付ける、そして読んでみたいと思わせるタイトルの付け方を工夫するのはとても重要ですね。

いかに人の興味を引き付けるか。普段のメールでもそれを考えながら「売れるタイトルの付け方」を学んでいきたいですね。

 

 



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