『弓矢の儀、勝負のこと、五分、六分、七分の勝ちは十分の勝ちなり、
八分の勝ちはあやうし、九分、十分の勝ち味方大負の下作りなり。』
武田信玄
「兵は拙速(せっそく)を聞くも、未だ巧(たくみ)の久しきをみざるなり。」という有名な「孫子」の一文があります。
恥ずかしながら私もこれまで、“戦術がまずいながらも迅速に動いたという話は聞いたことがあるが、うまいやり方で長い間動き続けたとう話は聞いたことがない。”という意味で、“多少やり方はまずいがスピードが大事”と理解して来ました。が、それは全くの間違いでした。
その本来の意味は、“一定の勝利を得たならば、たとえそれが不十分なものであっても、速やかに戦いを終結させるべし”と、簡単に言えばこのような意味のようです。
「風林火山」を旗印にした武田信玄の上記の言葉は、この「兵は拙速を聞くも、未だ巧みの久しきをみざるなり」を正にその通り受けていると、いまさらながら感心すると同時に、しっかり理解もせず自らの都合でその意味を解釈してはならぬと考えた次第です(笑)。
さて、今週は「旧正月」がやってきます。華人が多い国や地域は今赤一色でしょう。大晦日にあたるのは2月2日(水曜日)です。工場系は休み、オフィス系は半日勤務のところが多いです。元旦は2月3日(木曜日)。シンガポールではその3日(木)と4日(金)が祝日となっています。と言うことは今週は木曜日から4連休です。皆様も良い一週間をお過ごしください。
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