『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

医者は「点」、家族は「線」

2009年11月13日 | シンガポールで暮らす

 知り合いが入院したのでお見舞いに行きました。幸い大事には至らなかったのですが、お医者さんとご家族の方々が処方について話をしているのを聞いて考えさせられたことがあります。

 それは、医師は患者の現時点での様子を見て、それに適した処方を行なおうとするのに対して、家族は患者本人の性格やこれまでのライフスタイルを見知っているが故に、それに沿った処方を望むということです。

 医師の論理的思考に基づいた処方は「部分最適」を目指したもので、これまでの体験に基づく家族の勘は、「全体最適」を目指したものに見えてしまうのは何故でしょうか。

 どちらか一方が正しくてどちらか一方が間違っているというのではなく、また常に一方の案だけを採用するのではなく、甚だ素人の考えですが、「点」と「線」の両方から見た案も検討してみるのが医療の現場にも必要なのではないかという気がした次第です。

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