『「食欲がない」と本能=自然治癒力が訴えているときは、食べる必要など毛頭ない。本能こそが体内のあらゆる生命現象を司り、健康を保っているのだから。また、朝から食欲がある人でも、高脂血症、高血糖(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)、高塩分血症(高血圧)、高体重など「高」のつく生活習慣病=メタボリック・シンドロームで悩んでいる人は、食べるべきではない。なにしろ、それは栄養過剰病なのであるから。
(中略)そもそも、空腹や満腹はお腹=胃腸が「空」とか「一杯」だからと感じるものではなく、血糖が下がったときに「空腹」を、血糖が上がったときに「満腹」を、脳の空腹中枢や満腹中枢が感じるのである。』
石原結實著「病気を治す食べ方、食べ物」P60より
病気を治す食べ方、食べ物 (ベスト新書) | |
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この本、裏表紙に「2007年4月21日(土)に○○で購入」と自らの手によるメモが書いてありました。
今振り返ると当時は、「仕事の忙しさ」を理由にとんでもない食生活を送っておりました(笑)。
昨年9月に久し振りに日本に帰国した折り、学生時代の友人と会いましたが、話題は自然と「健康」についての話になり、お互い顔を見合わせて苦笑したことがあります(笑)。
若い頃は「いつ死んでも悔いが残らないように毎日を過激に生きる」、といった風でしたが、近年一度本当に死ぬ思いをしてからは、死生観ががらりと変わり、「一日でも長く生きる、できるだけ長く生きる」に変わっております(笑)。
この本の著者は、現代人はとかく過食気味であるから、と、一日三食のうち一食を抜くことを勧めています。
一日長く生きれれば、それだけ(成功の)チャンスも拡がるというもの(笑)。この本を初めて読んだときは実践していたものの、次第に元に戻ってしまった「朝食抜き」を、また始めてみようと思った次第です(笑)。
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