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大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

北京パン屋事情

2011-11-09 10:35:56 | 徒然に
初めての中国・・・北京。

パン屋の様子を案内していただきました。






北京のパン屋さんで、チェーン展開をしています。

                      

                       こちらもチェーン展開している中国のパン屋さん



このお店も最近チェーン展開を始めたそうです。

ここのパンは、ほぼポンパドール系の見慣れたパンが多かったです。

それもそのはず・・・二人の日本人のパン屋さんの指導による・・・と、書かれていました。

                     

                     このお店は、韓国でもかなり出店しています。



『85℃』は、台湾のパンとケーキのお店ですが最近ものすごく

伸びてきているようです。

何しろ安い!

今回、北京のパン屋さんを見て驚いたこと!



                      



気がつきましたか?

どのお店も、パンの陳列棚にはケースがついていること!

つまり、パンが外気に触れないようになっているのです。

買いたいパンの扉を開いて取る。

お店によっては、扉を開くと中の棚が前に出てきて、パンが取りやすくなる・・・

というものもありました。

いやぁ~~感激!!

とっても衛生的ではありませんか!

デパートやスーパーなどで、人通りの多い通路に向かって並べてあるパンを見ると

あまり良い気持ちがしません。

日本も、こんな環境を整えたらいいのになぁ・・・・

と、思いました。

因みに、台湾の85℃はこのような棚にはなっていません。

北京ならでは・・・中国ならでは?

の、発想なんだと思います。



このお店は、オンリーワンショップ。

店主が、自ら海外で修行してオープンしたそうです。

だから、工房にはちゃんとミキサーやパイローラーなどが並んでいました。

それまでのお店は、全て冷凍生地対応でしたので、狭い厨房でも大丈夫なわけです。

チェーン展開をするには、やはり冷生地が欠かせませんね。

そんな中で、天然酵母・オーガニック・・・などの、新たな市場が生まれてくるのも

時間の問題のようです。

中国の富裕層は約3億人といわれ、その中の超富裕層は約1億人とも言われています。

日本人の総人口は、数十年後1億人を割るだろうといわれているのですから・・・まさに、

おそるべく巨大市場なわけです。

おいしくて、安全・安心な食を求める波は・・・・いつか大きな波になるのでしょうね。



今回、色々買っていただいたパン。

一番気になったのは、右下と真ん中。

このパンに使われているのは、なんと干し肉を細かく割いて味をつけたもの。

右下のパンは上に乗せていますが、真ん中のパンには巻き込まれていました。

この素材を使ったパンは、どの店にもありました。

お国柄・・・・

行ってみなければわかりませんね。


以上、今回は北京のパン屋さんの報告でした。


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