自己顕示欲の強い主催者1人と、思い込みが激しく謎解きマニアな4人と、なぜか場違いなイベントに参加してしまい挙句の果てに何者かによって殺されてしまった貧乏人1人によるイベントもついに最終日を迎えた。
周平「皆様、おはようございます。今から朝食をとっていただき、その後に第8問の紙をお配り致します。第9問は正午に、第10問は午後3時にお配り致します。チェックアウトは午後の4時。それまでに私からのメッセージを解いていただきます。」
南門「で、それが財宝の在り処っちゅうわけか?」
周平「いえ、ですから誰も財宝だとは…」
松居「我々は元々お金が目的でこれに参加したわけではない。謎が目の前にあるならそれを解く。ただそれだけです。」
村山「二瓶君殺しの謎も解かなきゃだわね。」
金田一「俺の中では犯人は絞られてきました。」
南門「なんやて? ほんまか?」
金田一「えぇ。ただ、どうしてももう一度だけ二瓶君の遺体を、部屋のドアの上の窓から見ておきたいのですが…」
周平「それはかまいませんが…。でも今からお食事ですから、第8問終了後に落ち着いてからにしましょうか。遺体を見られて、ご気分を悪くされてもいけませんし。」
金田一「そうですね。そうしましょう。」
こうして4人は朝食をとった後に、周平から配られた第8問に挑んだ。
南門「これは簡単や!」
松居「そうだね。」
村山「私も解けたわ。」
金田一「…」
村山「まさか金田一君、分からないの?」
金田一「いや、そんな事は…」
その後、4人ともそれぞれの部屋に戻った。
金田一「なんだこの短いIは… L、I、何でその後に短いIなんだ?」
ここに来てまさかの大苦戦の金田一。その頭からは二瓶の遺体の再確認の事などすっかり忘れ去られていた。
しかし、それによって胸を撫で下ろす者がペンション内に2人もいたのだった。
周平「皆様、おはようございます。今から朝食をとっていただき、その後に第8問の紙をお配り致します。第9問は正午に、第10問は午後3時にお配り致します。チェックアウトは午後の4時。それまでに私からのメッセージを解いていただきます。」
南門「で、それが財宝の在り処っちゅうわけか?」
周平「いえ、ですから誰も財宝だとは…」
松居「我々は元々お金が目的でこれに参加したわけではない。謎が目の前にあるならそれを解く。ただそれだけです。」
村山「二瓶君殺しの謎も解かなきゃだわね。」
金田一「俺の中では犯人は絞られてきました。」
南門「なんやて? ほんまか?」
金田一「えぇ。ただ、どうしてももう一度だけ二瓶君の遺体を、部屋のドアの上の窓から見ておきたいのですが…」
周平「それはかまいませんが…。でも今からお食事ですから、第8問終了後に落ち着いてからにしましょうか。遺体を見られて、ご気分を悪くされてもいけませんし。」
金田一「そうですね。そうしましょう。」
こうして4人は朝食をとった後に、周平から配られた第8問に挑んだ。
南門「これは簡単や!」
松居「そうだね。」
村山「私も解けたわ。」
金田一「…」
村山「まさか金田一君、分からないの?」
金田一「いや、そんな事は…」
その後、4人ともそれぞれの部屋に戻った。
金田一「なんだこの短いIは… L、I、何でその後に短いIなんだ?」
ここに来てまさかの大苦戦の金田一。その頭からは二瓶の遺体の再確認の事などすっかり忘れ去られていた。
しかし、それによって胸を撫で下ろす者がペンション内に2人もいたのだった。