Apple Pieと月の船

さくやの日常や思ったことを気ままに綴っていきます

11月の読書データ

2015年12月01日 | Books
2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2163ページ
ナイス数:200ナイス

ど根性ガエルの娘 (1)ど根性ガエルの娘 (1)感想
【私の父は、ピョン吉に殺され、ピョン吉に救われた】という帯文が強烈。
小さい頃に『ど根性ガエル』のアニメ(再放送)を楽しく見てた世代ですが、
同じ頃にまさか当の著者がこんなことになっていたとは…。
これでもエッセイ内の表現は「マイルドになってる」そうで、
実際は吉沢先生ご本人にとってもご家族にとっても
本当に地獄の日々だったのだろうと思います。
でも、その姿を見ていた実の娘さんもこうして
漫画家という父親と同じ道を歩かれてるのもすごいなあ。
(しかも、旦那さんも漫画家だそうで…)
壊れた理由が「誰にも助けを求めなかったから」というのがとてもリアル。
次巻はお母さん視点の話になるのでしょうか?楽しみです。
あと、お母さんがとてもとても可愛く描かれてるのですが、
掲載されている家族写真(本物)を見てびっくり!めちゃくちゃ可愛い…!!!
絵柄に納得した次第です(笑)
読了日:11月30日 著者:大月悠祐子

ああ息子ああ息子感想
図書館で借りて読了。
「息子“異次元”体験」として毎日新聞に寄せられた読者投稿から
88本のエピソードがまとめられたもの。
比較的微笑ましい話(当事者からしたらたまったものじゃないだろうけど)から、
ぎょっとする話、想像するだけで身の毛のよだつ話まで盛り沢山。
ただいま1歳の息子も、きっとそのうち何かしらやらかしてくれるに違いない…と
読みながら覚悟を決めました(笑)
最後の『飛行機雲』というエピソードは泣けて泣けて仕方がなかったです。
読了日:11月29日 著者:西原理恵子,母さんズ

よつばと! (13) (電撃コミックス)よつばと! (13) (電撃コミックス)感想
ものすごく久々の新刊!!
夜中にふと目を覚ました場面が印象的。
冷蔵庫の音にビクッとしたり、
暗闇の中に色々想像しちゃうよね、、分かる分かる。
でも夢半分だったとはいえ泣かずにとーちゃんの部屋まで行ったのはすごい!
そしてついに、よつばのばーちゃんが登場!
予想外に格好良いばーちゃんでしたね。
無闇に甘やかさず、でも甘えさせるのが上手い、理想のばーちゃんだわ。
必死でおいとまを阻止するよつばちゃんに笑い、
「おみやげなんかなくてもいい」にはほろりと来ました。
きょうもいちにちたのしかったね、よつばちゃん。またあした。
読了日:11月29日 著者:あずまきよひこ

婚外恋愛に似たもの (光文社文庫)婚外恋愛に似たもの (光文社文庫)感想
婚外恋愛に“似たもの”というタイトルが秀逸。
容姿も経歴も経済面もまるで違う、
普通に過ごしていれば絶対に出会わなかったであろう5人の女性が
『男性アイドルグループ“スノーホワイツ”の熱狂的ファン』という共通点から繋がっていく話。
“似たもの”という中には、どれだけ「彼」が好きで恋い焦がれても
それは“ファン”の範疇であり、“恋愛”に発展することは
確率としてはほぼ無いのだ、という作者からの皮肉も含まれているように思いました。
それぞれが、お互いの現実の環境に羨望と嫉妬の混じった感情を抱きつつも、
5人の視線の先には同じグループがいる。だから繋がっていられる。
(そこで好きなメンバーだけはバラバラという設定は上手い!
この人達は絶対、同じメンバーが好きな人とは仲良くなれない^_^;)
共感できる部分も多くてぐいぐい読めました。
現実が辛くても「彼」が生きる力になるというのは良く分かる。
読了日:11月25日 著者:宮木あや子

コウノドリ(12) (モーニング KC)コウノドリ(12) (モーニング KC)感想
テーマは『妊娠高血圧症』『アレルギー』『転科』。
私は幸い血圧は普通値をキープ、妊娠糖尿病にもならなかったのですが、
恐ろしい程の食欲は本当に共感します。。
初期は悪阻で何も食べられなかったのに、中~後期は一転、
この妊婦さんと同じく目にした食べ物全て食べたい!!!ってなってたものな…。
(そして産後、食欲は元に戻ったのに体重は落ちぬまま…恐)
『転科』は下屋先生にとって辛い展開でした。
でも色んな覚悟の下の一大決心だと思うので、コウノトリ先生の「自慢の部下」が
大きくなって産科へ戻ってくることを楽しみに待っています!
読了日:11月25日 著者:鈴ノ木ユウ

きのう何食べた? 通常版(11)  (モーニング KC)きのう何食べた? 通常版(11) (モーニング KC)感想
この巻はケンジの誕生日の話がダントツでツボでした。
ケンジくん、スーツ着て眉間に皺寄せてシロさんの帰宅をずっと待ってたんかい(笑)
それを「学習の成果」で返答するシロさんも面白い(笑)
シロさんの実家のケーキ、このレシピってもしや…と思ってたらやっぱり!
『子供の体温』で出て来たケーキでしたね。
巻を重ねるごとに穏やかに丸くなり、
周囲や家族とも良い関係になっていってるシロさんが素敵です。
ケンジくんとの会話は夫婦漫才のよう。
悩みは物価の上昇によって食費が嵩むことくらいだなんて、何て幸せな人生…!
読了日:11月22日 著者:よしながふみ

みんなでね (まついのりこのあかちゃんのほん)みんなでね (まついのりこのあかちゃんのほん)感想
図書館で借りて読み聞かせ(1歳2ヶ月)。
かくれんぼの絵で顔を出しているネコを指差し、
しきりに覚えたての「ばあっ!」を繰り返す。
いないいないばあじゃないよ~(笑)
読了日:11月18日 著者:まついのりこ

高倉んちのもうひと皿 (まんがタイムコミックス)高倉んちのもうひと皿 (まんがタイムコミックス)感想
お酒のアテのレシピ本。
ですが、普通にご飯のおかずとしていけそうなものも多いです。
「ゴーヤとミョウガの和え物」が美味しそうで美味しそうで…
ゴーヤの季節に発売してくれてたら良かったのに~!来夏まで待つのはツライ(笑)
「明太オクラのササミ巻き」も簡単で美味しそう。ぜひ作ってみたい!
お酒に関するエピソードも多々盛り込まれておりますが、
ご自分がお酒で失敗しちゃった話だけならともかく、
アシスタントさんに記憶を無くさせるほど飲ませたり、
体調悪い人にお酒を勧めて潰れさせてしまったりと、
アルハラが問題になってる昨今にこんな話が多いのはいただけませんでした。。
読了日:11月18日 著者:高倉あつこ

花のズボラ飯(3)(書籍扱いコミックス)花のズボラ飯(3)(書籍扱いコミックス)感想
なかなか続きが出ないので、終わったのかと思ってました(笑)
花さんに関することが少しずつ深く描かれるのかと思いきや、そんな描写は一切無く(笑)
まあ、普段お気楽極楽に過ごしてる花さんも、実は辛いことがあったんだよ~的な部分を
チラ見せしておいたって感じでしょうか。
メニューは、次第に凝ったものになっていってるように思います。
芋煮とか女子力焼きそばとか。
常にご飯の冷凍ストックがあるのは、こまめに炊いて
1食分ずつラップして冷凍してる訳だしね…。
“ズボラ”なのは後片付けや部屋の掃除など料理以外の部分に感じることが多いですね。
読了日:11月17日 著者:久住昌之(原作),水沢悦子(漫画)

ダ・ヴィンチ 2015年12月号ダ・ヴィンチ 2015年12月号感想
羽海野チカさんのインタビュー目当てに久々に購入。
ハチクロもライオンも、この方の生き様とか思考・伝えたい訴えたいことそのものが
ダイレクトに出ているのだなあ…と思いました。
『あかりおねいちゃんはお母さんのコスプレをしていたんです』の一言には頭を撃ち抜かれたような気持ちに。
11巻でもそんな描写はありましたが、そんな思いを胸に秘めて
ずっとずっと妹たちを守ろうとしてきたあかりおねいちゃんが益々愛おしくなりました。
ライオンに出てくる人たちは誰も皆、強くて弱くて懸命で本当に愛おしい。
(妻子捨男は除く…笑)
読了日:11月13日 著者:

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」初恋本屋。 (花とゆめCOMICS)「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」初恋本屋。 (花とゆめCOMICS)感想
続編が出るとは思いませんでしたが、今回も優しい雰囲気の漂う物語ばかりでした。
“「誰か」の本棚を本でいっぱいにする”のが本屋、
“「誰かのための」本棚を本でいっぱいにする”のが図書館。
成る程、と思うと同時に、
先日ニュースになった某出版社の社長さんに言ってやりたい、と思いました。
奥さんとハチさんの初デート(?)の話も何とも素敵で。
漱一郎さんという互いの大切な人が結んだ小さな恋の種が
この先ゆっくりと花開くことを願ってやみません。
読み終わると心が温かくなる、そんな一冊ですね。
読了日:11月12日 著者:高橋しん

嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書)嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本 (講談社+α新書)感想
『コウノドリ』のサクラ先生のモデルとなった産婦人科医の新書。
関西弁で軽快に語られており、とても読みやすいです。
妊娠前に読んでおいたらもっと安心できたのになーという情報も多かったですね。
“大事なのは妊婦・産婦である嫁ハンとの距離感”と言うのが的を射てるな、と。
嬉しい反面不安でしんどい妊娠・出産を代わって貰うことは出来ないから、
せめて近過ぎず遠過ぎずの距離で傍に居て欲しいと私も思ったので。。
ドラマの影響が大きい今のうちに、
1人でも多くの“ダンナ”がこの本を手に取ってくれたらいいなぁと思います。
読了日:11月10日 著者:荻田和秀

りんごがころんりんごがころん感想
図書館で借りて読み聞かせ(1歳1ヶ月)。
《ケチャップ/ぐにゅ》にニヤっとしてました。
ひとつ疑問なのは、なぜバネだけ《よいしょ》なのか…
バネなら《びよーん》ではないのか。。。(笑)
読了日:11月10日 著者:中川ひろたか,奥田高文

くっく くっく (0・1・2・えほん)くっく くっく (0・1・2・えほん)感想
図書館で借りて読み聞かせ(1歳1ヶ月)。
初めはどうやって読めば?!と思ったほど独特の擬音の連続ですが、
歌うようにリズムを付けて読むと興味深そうにじっと聞いていました。
靴紐がヒゲ、足を入れる所が口のようで、
何とも言えない靴の表情が次第に可愛く思えてきました。
読了日:11月10日 著者:長谷川摂子,小川忠博(写真),矢口峰子(製靴)

櫻の園 白泉社文庫櫻の園 白泉社文庫感想
図書館で見つけて懐かしくなって読了。
初めて読んだのはハタチそこそこの頃だったと思いますが、
その頃よりも共感できる部分が多くなった気がします。
特に綾子お姉さんの独白部分。
服装・スタイルなどには時代を感じるものの、
根本的な“女性”の心の機微はどんな時でも変わらないのだと思えます。
恐らく、男性には理解されにくいストーリーかと。
読了日:11月8日 著者:吉田秋生


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