偏桃体のなすがまま

どうしてこんなにも翔さんに惹かれるのでしょう。
その理由が知りたくて今日もあれこれ思うのです。

ザ・クイズショウ 第九話

2009-06-16 | ザ・クイズショウ
第九話は今までの謎がかなり解けてきましたね。
翔くんとヨコの全身全霊の演技のぶつかり合いに
気持ちが揺さぶられました。


白い部屋の悟くんから儚さや脆さが消えてる。
記憶をひとつ取り戻すたびに辛い思いはするけれど、
本間にすっかり握られていたイニシアチブを
少しずつ自分の方に手繰り寄せているのかな。

今回のMC-KAMIYAMAのタキシードは黒のショートタイプ。
The QUIZ SHOWのオープニングの台詞もアクションも
すっかり覚えて、ついつい一緒にやってしまうけど、
残り1回かと思うと寂しいな。

2年間立ち続けたMC席ではなく、
慣れない解答者席に座るMC-KAMIYAMA。
司会を務める本間ディレクターは、
生放送に切り替わり始めた頃の
MC-KAMIYAMAのテンションを彷彿させる。

記憶がない神山くんをMCに仕立てるにあたって、
白紙状態から本間ディレクターが演出したから、
それも仕方のないことなんだろうけど、
それにしても似すぎていて。

MC-KAMIYAMAは本間の身代わりだったんですね。
冴島さんを断罪する為の道具で、
自分の中身を入れる器だったんですね。

そして、断罪の最大にして最終目的の神山に対しては
自分自身の手で追い込むつもりで、
この2年間生きてきたんですね。
物凄い執念ですね。

記憶がよみがえるたびにうすうす自分は道具だって事に
気づき始めてただろうけど、こうして、
目の前につきつけられると辛いね、神山くん。

それにしても、どうしてここまで本間は
神山を恨んでるんだろう?
美咲ちゃんの脳死状態の直接原因じゃない事まで
わざわざ問題に取り上げて
神山くんを精神的に追い詰めて。

あの卒業旅行さえなければ、
あの事故にさえ巻き込まれなければ
美咲ちゃんが死ぬ事はなくて、
その企画者である神山くんを恨んでるの?

子供っぽいだの、青臭いだの言われて、
むくれる神山くんが可愛い。
時々見え隠れしてた正義感の強さは
悟くん本来が持つ熱っぽさだったのね。

ドリームチャンスの問題に向き合って、
自分の過去を見つめる神山くん。
大きな瞳から粒が筋になって頬を伝う涙が、
自分のした事に気づいた証のように見える。

でも、そうなの?本当にそうなの?

振られたから、うらぎられたから、
たったそれだけで殺す?
泣きながら本間くんもそう責めてたけど。

ほんと?ほんとうにそうなの?
って思いながら見てた。

顔をぐしゃぐしゃにして泣きながら、
罪を認めた神山くんを見ても、
本間に最低だって詰られる姿を見てもなお、
信じられない気持ちでいっぱいだった。

そんな感覚が拭えなかったので、
白い部屋に戻ってからの展開にゾクゾクしました。
『明日の記憶』の使い方もこれまた絶妙で。

美咲ちゃんの手紙、何が記されてるんだろう?
案内人の方は、何か手助けをしてくれるのかな?
ひなげしのコイン、何かの鍵を握るのかな?

ドリームチャンスに正解はしたけど、
神山くんの夢。
「すべての真実を知ること」はまだ叶えられてない。

最後のザ・クイズショウに向う神山くんの表情こそが
悟くん本来の顔なんでしょうね。

過去の記憶はどこまで正確に戻ったんだろう。
「私はあなたのすべてを知っています」が
真の音色をもって発せられるのかな。


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