リタイア⇒家事・介護見習い

仕事をやめたら一度に家事と介護の毎日になりました

母グループホームに入る

2007-04-17 23:33:50 | 介護



母は今日グループホームに入りました。
このところ毎晩私が悪性リンパ腫であること。早く入院して治療をしなくてはいけないこと。
その間○○旅館に行って待ってて欲しいと紙に書いて見せていました。
私が具合が悪く、早く入院しなければいけないことは大分分かっていたようです。
でも行きたくないと大分云っていました。

私もリホームして綺麗になったお部屋を見たのははじめてでした。
かわいいピンクの壁紙が貼られており明るい感じのお部屋でした。
母の持ち物は、箪笥、鏡台、サイドテーブルと椅子を持ってゆきました。
ベッド側の壁には、母の書いた塗り絵をを一杯張り、叔母とワンちゃんと一緒にとった
写真を貼りました。

3時にお茶の時間があり皆さんデイルームに集まり、座ったままの軽い体操をし、
氷川きよしのズンドコ節にあわせて手拍子を取ったりしていましたが、母もちゃんと
参加しておりました。私はいろいろ所長さんから説明を受けたりしていて、
よく見えなかったのですが、所長さん曰く、ちゃんと参加しているから
ここにすぐなれるとおっしゃってくださいました。

夜電話をかけてスタッフの方にどんな様子か尋ねたら、
夕食の御飯は一膳ちゃんと食べたようですが、おかずの鶏肉とがんもどきを
少し残したそうです。「嫌いなの」と聞いたら、「sakuraがいないのに御飯を食べている
場合ではないでしょ」と云ったそうです。

それから部屋に入り、「どうしてsakuraがいないの?」と何度も訪ねたようですが、
日ごろ見せていた書いた紙を見せたら、指でなぞって何度も何度も読んでいたそうです。

そして今度は千円札を持ってスタッフの方に「両替して欲しい」と云って部屋から
出てきたそうです。「今日はもう事務の方が帰られたからダメですよ」と云ったら
「しょうがないわね。明日朝ね」といって部屋に入ったそうです。

精神科の先生もおっしゃっていましたが、「せん妄状態が無ければ受け答えも
ちゃんとできるし、認知症もあまり進んでいないので一般の方とも充分対応が
出来る方です」と診断されましたが、今まで私といる時より面白い遣り取りを
していたので上手く行くかなぁと思いました。
でも夜はこれからです。まだまだ心配です。