リタイア⇒家事・介護見習い

仕事をやめたら一度に家事と介護の毎日になりました

悪性リンパ腫

2007-04-13 21:13:13 | 介護


去年の11月頃TV番組で顔のむくみを取る方法として目頭の下から目じりの方へそして耳の後ろを通ってリンパの方へマッサージをするとむくみが取れると放送していました。一緒にちょっと遣ってみたら左側にしこりがありました。

ちょっと気になったので、お医者さまに見ていただいて、結局耳鼻科に行き、いろいろ検査をして3月6日に「悪性リンパ腫」という病名が付きました。

まさか?私が?何で?自覚症状だって無いのに?入院?母はどうするの?
しかも耳鼻科の先生は入院は数ヶ月。内科に変わったら2~3ヶ月入院との事。流石に3月7日は寝込みました。

気持ちを入れ替えて母を預かってくれる先を探し始めました。
介護老人保健施設、ショートステイ、グループホーム、精神病院、有料老人ホームとにかく母を何処かに預けなければいけなくなりました。

それぞれの施設は何処も一長一短ありです。
介護老人保健施設(老健ロウケン)の認知症病棟は母の好きな塗り絵はNGえんぴつが凶器になるとか、またクレヨンを食べる人がいるので持ち物は一切ダメ。デイルームで1日ぽけっと座っている。
ショートステイは期間がNG、ケアマネさんが前回入院の時、母が夜中に不安になりドアをたたいたり、家の中を歩き回って、興奮して安定剤が聞かなかったので精神病院に入れたほうがよいといってきた。私の入院を早くした方がいいからということで言ってくれたが、退院して母が歩けなかったり、オムツの状態になるのが目に見える。歩けなかったら今度私の介護がもっと大変になる。
精神病院だけはどうしてもいやだったので、間を取って精神科の受信をした。精神科の先生とお話したら、先生は精神病院ではもったいない。施設対応でOKとの事。母の状態は「せん妄状態」でお薬でも効くし私がいなかった不安状態が取れればよくなるという。でも実際私は入院するからまた絶対に「せん妄状態」は出るはず。老健は確立5割だったが落ちた原因は夜の例の問題行動。
有料老人ホームは大体が終身契約で一時金が高い。前からそのつもりだったらいいが、一ヶ月で決められるわけが無い。でもミドルステイで3ヶ月OKなところがあった。そこは塗りえもえんぴつで奥の細道も、ドリルもOKだったから何処も決らなかったらそこにしようと考えていた。

毎日昼間はロウケンに電話をかけ空ががあるかを確認し、夜は申込書を書き、面接日が決れば朝早くから面接に行った。

あちこち電話をかけていた中のひとつ、グループホームから3月31日に空が出るという知らせがあった。その前の日に実はロウケンの第一候補だったホテルみたいにきれいな所が決っていた。でもグループホームの所長さんが近いから見に来ない?といわれた一言で、午後母を連れて見に行ってみた。

なんとそこは母が通っていた高校の前だった。
今までデイケアも拒否していた母だけど、入って行ったら皆さんドリルをしていた。母も参加させてもらって、他の方より早く何枚も100点をもらった。スタッフの方は「せんもう」はスタッフの努力、忍耐、根気です。何人もの方を見ているからお母様大事にお預かりしますと云ってくださった。私は涙が止まらなかった。今まで黙々とドリルをしていた母が、スタッフの方と高校時代の楽しかった話をし始めた。その時私はもうここだと決めた。
母にとっては私がいないので不安だと思うが、スタッフの方たちがプロ意識を持っているので、母がなれてくれれば一番いい場所だと思う。

いろいろ大変なことがあったけど、pureさん、53、Tさん、Sさん、「ちぁちゃ」さん、Iさん O先生、nimomoさん Mさん、memoさん、いろいろ私のお友達が励ましてくださったので一応母の入所先が決りました。有難うございました。

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