さっくん@勉強中

作家でごはん! において僕のつけた感想など

10/31

2005-10-31 04:28:13 | 鍛練場の感想
 最近は自分の作品に時間をとられ、感想やブログの更新がお休みしがちです。  今日感想をつけたのは 『薄氷の感情』 Dragon777著 http://sakka.org/training/?mode=view&pageno=0&novno=1073  です。短いおかげで、息抜きとして読めました。  しかし、会話調なのに、妙に説明的な文体は要改良だと思いました。  もう少し言えば、この作品の文章 . . . 本文を読む

10/28

2005-10-28 20:28:55 | 鍛練場の感想
 今日感想をつけたのは 『フェアトレード』 Rising Sun著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1052&pageno=0  です。「お待たせ!」という声が聞こえてきそうな程に、作者がどんな作品を書くのか気になっていた人は多かったのではないでしょうか。  私の感想は「これぞ酷評」と言わんばかりのものになってしまいました。これは、このブロ . . . 本文を読む

10/27(2)

2005-10-27 23:41:15 | 鍛練場の感想
 今日は下の記事の作品に続き 『缶コーヒー(約20枚)』 ヒキガエルの卵著 http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=newentry  にも感想つけました。気がついたら読み終えていました。   ―*―*―*―*―*―  ちなみに、 『アクレイ』 水城著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1024&page . . . 本文を読む

10/27

2005-10-27 20:26:36 | 鍛練場の感想
 今日感想をつけたのは 『あぁ、魔王』 レヴ著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1040&pageno=0    です。個人的には易きに逃げた観があり、残念でした。ただ、作者にとっては、通常とは逆にこういったものこそが難しく感じられるのかもしれません。    ―*―*―*―*―*―  ただ今このブログの更新が滞っていて、それをダイレクトに . . . 本文を読む

10/23

2005-10-23 04:44:39 | 鍛練場の感想
 今日感想をつけたのは 『神風』 そらまめ著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1033&pageno=0  (作中において)根拠レスなアフォリズムを散りばめることによって、独特の世界を構成し、そこでリアリティーを引き起こしているというような作品。  心理の変化する過程を省いた記述もそれにより妙に真実味を帯びていました。 『僕たちの侵略』 . . . 本文を読む

10/22

2005-10-22 00:41:53 | 鍛練場の感想
 今日感想をつけたのは 『家族ごっこ(短編 完結)』 吉良 明良著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1029&pageno=0  神が降りてあっという間に書き上げられた作品らしいです。  私にも神がおりてこないかなー  前回の未完作品よりも描写の面で良くなっていると思いました(←書き忘れ)。  直喩よりも隠喩を印象的に使う文体はいつもの通り . . . 本文を読む

10/21

2005-10-21 22:17:15 | 鍛練場の感想
 今日感想をつけたのは 『雪の存在』 春花風樹著 http://sakka.org/training/?mode=view&novno=1021&pageno=0  感想とそれに対する返信がかみ合っていないのが印象的でした。  感想に同意できないのは結構で、寧ろ努力して書いた作品だからこそ、ある程度守り通さねばならないものがあるのも確かだと思います。  しかし、もう少し要領を得た回避の仕方があ . . . 本文を読む

共感性への依存度には禁欲的に

2005-10-21 21:41:25 | Weblog
 今月の「文學界」(十一月号)の「新人小説月評」は中々考えさせられるものでした。  このコーナーをさらっと説明すると、毎月「文學界」、「新潮」、「すばる」、「群像」などに掲載された作品のうちの幾つかを二人(佐々木敦、菅聡子)の人が簡単に批評するというものです。  私は「文學界」と「新潮」を毎月買っているので、読んだ作品の批評が翌月に直ぐ読めるというのがなんとも楽しみであったりしています。  で、今 . . . 本文を読む

が、学校ばとん!?

2005-10-21 17:11:39 | Weblog
 えー、正直焦っております。よくは知らないのですが、学校バトンというものが世の中にはあるらしく、それがうちにも回ってきました。光栄なのですが、バトンを渡す人がいないという、なんともピンチな状況です。  でも、一応やらせていただきます。 ◆小中高の中で一番思い出深い時期は?  どれも思い出深いですね。特に小説の題材によく使うという意味では小学生です。 ◆1番お世話になった先生はいつの先生?   . . . 本文を読む

人称と描写の関係4

2005-10-20 01:46:35 | 人称と描写の関係
基本図式3-1 基本的構図 (A) (a)作者→{(b)人物→(c)世界} (B) (a)作者→{(b)世界→(c)人物}  (C) (a)作者→{(c)世界}  今回は(B)の構図を有するフィクション作品が沢山あることを納得してもらうのが目的です。  前回、次のようなことを言いました。  「我々が知りたいのは、我々が「揺るがしがたく」作品と共有するところの(ある側面から見た)真実です」 . . . 本文を読む