勿論まだまだ感想は大歓迎ですが、ここで一旦振り返ってみたいと思います。 . . . 本文を読む
―*―*―(承前)―*―*―
それは、月光を纏う二人の死者の姿を除けば、極めて曖昧な光景だった。沼辺に入り込んだ風は木々にたらい回しにされ、轟々と喘いでいる。既に水面は黒く、浮き葉の形は闇と同化して、ただそれらの不自然に蠢く音だけが聞こえる。男女はまるで水中から何者かに担がれているかのように岸まで運ばれ、そして立ち上がった。互いの体に触れ合い、その存在を確認すると、二人は静かに抱擁した。 . . . 本文を読む
鍛練場に投稿した作品が五面落ちし消えたのと、手っ取り早く更新しようという不純な意図のもとに改めてここにアップします(^^;;)
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不思議の国の彼ら
――あるいは死者の引き摺る物語――
一
彼らが迷い込んだ森の中心には沼があり、水面は秋色の落葉に覆われているが、死者はその中でも一点の穴のように浮かんで空を見上げていた。水の動きに沿っ . . . 本文を読む
今日感想したのは
『跳べ! シャープペン』 潮著
http://sakka.org/training/?mode=view&novno=883&pageno=0
です。酷評になりました。で、感想をつけた後言うのもアレなんですが、オルガスム云々のくだりに関して、微妙にその当て嵌め方がずれてるかもなんて思いました。まあ、いずれにしても、そういったカタルシスによって跳躍を小説として可能たらしめている . . . 本文を読む
うん、最近忙しい。ということで、通学電車の中くらいでしか読書できず、鍛練場の作品に感想することもままならない状況です。それで、「不思議の国の彼ら」(http://sakka.org/training/?mode=view&novno=829&pageno=1)の改稿も、一文字も進んでいません。しかし、頭の中ではある程度見えてきたものがあります。但し、あまり建設的なものではありません。まず、冒頭部 . . . 本文を読む
9/13投稿
『不思議の国の彼ら(未完/三〇枚)』 さっくん著
http://sakka.org/training/?mode=view&novno=829&pageno=1
色々考えた結果、続きの部分も含め大幅に改稿することにしました。 . . . 本文を読む