U-22代表編も今回で一区切り。2試合に出場した椿は今、何を思うのでしょうか…?今回は代表メンバーとの別れの会話に注目です!またこのメンバーで戦う話が読みたくなりました~。
そしてETU対鹿島戦・2戦目。どんな結果が待っているのでしょうか…?嫌な予感しかしない件。
前回はじまったと思ったカタール戦ですが、今回はいきなり試合終了後+代表メンバーが解散し、それぞれのクラブへ帰っていくシーンからはじまります!展開早~。
「急げ急げー
ヨーロッパ組と関西空港組
出発するぞー」
今に始まったことではないですが、ジャイキリはいきなり時間やシーンが飛ぶことが多いので、びっくりです…!
そうしてまた元の場所へと戻っていく選手達。まずはキャプテンの細見、大阪の選手の窪田達が飛び立っていきます。帰る直前の選手間のちょっとしたやり取りが気心の知れた仲間っぽくて良い感じ。学生っぽい…!
細見にあいさつする椿。最初は細見が椿を敵視していたりと、上手くいかないんじゃないかと思っていた二人の関係ですが、認め合う関係になれてよかったです。
「さよなら細見さん
お気をつけて」
それにまた来月ホームで会おうと晴れ晴れしたような表情で答える細見。その言葉に謙遜する椿でしたが、細見はお前何言っているんだ的な表情で、こう返します――
「はっ
選ばれるに決まってんだろ」
細見は2試合での椿の活躍を振り返り、そのことを確信。
カタール戦はあれから日本が2点追加点を入れ、
3-0と、圧勝で終わったようです。
椿はその試合でも1ゴール、1アシストの活躍を果たしました。初代表戦にして、ここまでの成果を残すとは…!
そして細見は椿に自信を持つようにと促します――
「自信持てよ
お前はもうこのチームで
そんだけのことをしたんだよ」
それでもオドオド気味の椿。まだその自覚はないようです。
その後、皆に聞かれないようにと、椿の肩をよせ、内緒話をする細見。
「ちゃんと代理人とか付けてるか?
良かったら紹介するぜ?」
「…え」
「お前も早く海外に出ろよ椿
お前なら通用すると思うぜ?」
細見はそう、椿を海外へと導こうとします――。椿、海外移籍フラグが…!?この時点では戸惑うばかりで、その気はなさそうな椿。これは最終回で海外に旅立つ椿が見られるのでしょうか。でもまたジャイキリが終わる条件が揃ってきて複雑な気持ちにも…。
そうして色々引っ掻き回した後、細見も旅立っていきます――
「クラブでスタメン確保出来ていない俺に
言われたくないかも
しんねえけどさ
何かあったら言ってこいよな
そんじゃーな」
細見は最初は真面目だけの選手かと思いきゃ、それだけではない何かを持った選手だった気がします。やっぱり日本代表のキャプテンです。
その後、椿は大阪へ戻る窪田と別れのあいさつを。椿と窪田…なんだか仲よすぎて心配です。小室のツッコミナイス。
「日本戻ったらすぐ連絡するからさ」
「う…うん
俺もするよ!」
「お前らの会話ホント気持ち悪いなー」
そこに大阪の選手・小室も入ってきます。そして今度のリーグ戦でETUとあたったら削りまくってやると椿を脅してきます…!冗談のようですが、笑顔で言われると怖すぎます~。
また赤崎は2戦目のカタール戦では、後半の終わり頃に途中出場することができたみたいですが、活躍することはできなかったようで、凹んでいました…。
「あの時点で3-0で
ほぼゲーム決まってたんだしよ」
「そんなところで投入されたのも
屈辱だし…
そこで外した俺にも
ガッカリなんスよ――――!!」
そして次選ばれるか微妙になったと凹む赤崎。なんかすっかり椿と逆転してしまったような…。ですが赤崎は凹んでばかりおらず、気持ちを切り替えていこうとします…!
「もう一度……
クラブでしっかり結果を出す!」
「俺
次のメンバー発表までに
ゴールやらアシストやら決めまくって…
絶対にこのチームに戻ってくる!!」
そうしてまた代表の舞台に戻ってくると決意する赤崎…!そうして代表選手達の和やかなひとときは過ぎていきます――。
あとこの話の中でETUの今後の対戦相手が浦和→名古屋→大阪と明らかになります。再戦するチームもあって、作中でどう描かれるのか気になるところ。
そうしてETUの椿・赤崎もバスに乗り込み、雑談しながらETUクラブハウスへと帰ることに。代表での日々を振り返る赤崎。いじられ役になってしまったと苦々しくつぶやく赤崎に、いつもそんな感じではとツッコむ椿が面白かったです~。
「赤崎さんてクラブでも
あんな感じじゃないですか?」
「んなことねーよ!
つーかお前には言われたくねーよ!」
そしてやっぱり凹む椿…。試合で結果を残しても、普段からの力関係は変わらないようです~。
それから代表にいた数日間を思い出す赤崎。
「やっぱ代表は色々と得るもんあったわ…
お前もだろ?椿」
その赤崎の言葉から椿も代表に参加してからの数日間を思い出します――。代表前、自信がなく赤崎から叱られた時・監督の話・窪田と合宿で初めて話した時・先輩選手との会話・試合など、様々な記憶が駆け巡ります――。
『お疲れ椿君!
楽しかったね』
まさしく代表ダイジェスト!流れが見事で泣きそうになりました…。
そしてその代表での記憶を思い出した椿は、赤崎の言葉に笑顔で同意!そう返事をする椿が本当に生き生きとしていて素晴らしかったです…!
「ホントっス
来て良かったです」
また赤崎はこの代表での椿の活躍で、椿のことをライバルだと認めるのですが、謙虚な椿にはそういう自覚はなく、またおかしなことに…。
「今までは王子を
クラブのライバルだと思っていたけど
お前も俺のライバルとして認定してやるよ」
「ええ?何ですか?それ」
「ちゃんと切り替えろよな!お前
代表で結果出したからって
クラブで浮ついたプレーしてたら
ぶっとばすからな!」
「……」
なんだか赤崎が恥ずかしそうで笑。そして椿がその自覚を持っていないことに怒る赤崎!またもビビってしまう椿でした…。この二人はもうずっとこんな感じで良い気が。
その後の赤崎と椿のやり取りも漫才っぽくて面白かったです~。一体この後12時間、どういうふうに過ごしたのか気になります!
こうしてひとまずU-22日本代表編、一区切り!
そうして椿と赤崎がETUクラブハウスに向かう中、ETU対鹿島戦の二戦目がスタート!試合前のETUの選手達。村越やベテラン陣中心に円陣を組み、士気を高めようとしていました。ジーノも相変わらずで笑。選手は皆、前の試合の結果を受け入れた上で、また負けるわけにはいかないと意気込んでいました…!
「去年までだったら不可能だったことも
今年の俺達は超えてきた
自分達を信じようぜ」
「行くぞぉ!!
おおおおおっ!!」
そうして選手は気合を入れて、ピッチへ…!そんな選手達の様子を見て、達海と松原も満足そう。達海も珍しく試合前から真面目モード。
「窮鼠猫を噛む…ってね
追い込まれた立場のもんは
意外と精神的に優位に
立てたりするもんだ」
『向こうにとっちゃ
無理する必要のないゲーム…!
奴等の試合巧者ぶりを
逆手にとってやる…!!』
でもなんか達海がこう試合前に冷静に何か語り出すとなんか不安が…。達海の見方も珍しく甘目…!なんか相手のことを甘く見ている感じもして、大丈夫かなという感じが…。達海には試合終盤までこうなんかぼーっと眠たそうにしていてもらった方が色々良い気がします。
そうして同じようにやる気満々な鹿島の選手もピッチに出てきて、試合開始に――。鹿島の選手、皆険しい顔つきで怖い件…。
その頃、ETUクラブハウスに椿・赤崎が帰還!移動ですっかりくたびれてしまったようです…。
「つっ…疲れた――――……」
「ふ…ふふ
移動の辛さを体験してこそ
一人前の代表選手ってもんだよな…」
椿並かそれ以上に疲労困憊な赤崎!やっぱり長時間の移動は大変なんですね…。今回の代表編で赤崎のイメージもだいぶ変わりました。
そんな二人を出迎える部長。椿と赤崎の活躍にETUも盛り上がっていたようです。
「おかえり2人共ー!!
いやーっ
大活躍だったじゃないか――――!!」
ですがこの時、まだETU対鹿島戦は続いていて…。早速TVで試合を観てみる2人ですが、そこには驚きの展開が…!
「な…」
「なんだよ
こりゃあ…」
一体ETU対鹿島戦、どうなっているのでしょうか…?横の夢舞台で味わった感慨を吹き飛ばす~とか、アオリ文的に悪い予感しかしません!開幕の連敗並に。椿が代表で活躍して、海外への道も見えてきてジャイキリが終わりへまた近づいている気がしましたが、ETUの戦いはまだまだ終わりは見えません…。
そういえば先週開催されたジャイキリ直筆画オークション、結果が出ました。
・達海 242,000 円
・椿 100,000 円
・ジーノ 103,500 円
・村越 76,000 円
と、主人公強し!な結果に!!達海ファンパワー恐るべし。最初の方からどうなるか追っていましたが、終了時間寸前の入札ラッシュには、驚くばかりでした~。1日前までは達海と椿が並んでいたと思ったら…!ジャイキリファン力を感じるイベントでした。
ではまた次回に!