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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

コードギアス 反逆のルルーシュ 第6話 「奪われた仮面」

2006-11-16 21:54:22 | コードギアス 反逆のルルーシュ1&2期
 ルルーシュ感想今回から始めてみようと思います。・・・ちゃんとかけるよう全力で頑張ります!

 今回は本編の息抜き的な学園の話でした。しかし谷口監督らしく無駄に力が入っているようで今回はいろいろ面白く3回見てしまいました。今回は大好きな回です!猫に振り回されるルルーシュが最高でした!

 始めは前回からの続きでスザクが転校してきたところから。やっぱりスザクは名誉ブリタニア人(イレブン)ということで差別を受けていました。クラスからも距離を置かれます。そんな時ルルーシュが襟を上げスザクに『屋上に来い』と合図をします。ここなんか幼馴染っぽい感じでよかったなと思います。
 そして屋上。ルルーシュはゼロの時に会っていたりしましたが、ルルーシュ、スザクとしては1話以来の2人の再会ということになります。2人のなじみっぽい雰囲気がやはり良~。ここでスザクが何故学園に転入したか明らかになります。ユーフェミアの計らいだそうですが、果たしてそれだけなのか。
 あと会話中の「7年前の借り」が気になります。7年前に2人の間に何が起こったのか気になるところ。

 その後夜にルルーシュの計らいでスザクとナナリーが再会。ここのスザクのナナリーへの声のかけ方が良いです~。声いいですね・・。スザクらしい優しさがあって和みました。EDの絵でもなにかあるそうな2人。今後にも注目です。
 そして帰り。スザクは学校ではお互いがおかけている状況から他人でいようといいます。これにルルーシュは戸惑います。
 その次の日。ルルーシュはスザクが嫌がらせをされていることを知ります。あれは5話のカメラの学生?第4話同様ここでもルルーシュは歯がゆい思いをしていたと思います。

 
 一方ジェレミア。ここのところ謀反の疑いによりオレンジ扱いされている彼。表情がもうどん底で哀れかも・・。今回でとりあえず容疑が晴れたものの位を三つ程下げられ、そしてギルフォード卿から二つの選択肢を迫られます。それは・・・

「1パイロットからやり直すか? それともオレンジ畑を耕すか?」

 オ、オレンジ畑ーーーーー!ここでもオレンジ扱い・・・。最高でした。深夜にも関わらずお腹を抱え大爆笑しました。
 個人的には全力でオレンジ畑を耕す姿を是非見たかったのですが、最後には結局パイロットからやり直すことになったらしいです。・・・嗚呼残念。ジェレミアは今後は5話のこともあり、なんかスザクと関わっていきそうな気がなんとなくします。これでピンチに陥ったスザクを助ける展開とかになったら最高と思います。

 
 再び学園。C.Cがピザを受け取ったことから今回の騒ぎは起こります。そのピザを受け取っている最中ネコがルルーシュの部屋に入ってきて、証拠隠ぺいのため隠そうとしていたゼロ仮面を被り、なんと外へ出てしまいます!ネコがヘルメットを被り歩いているところを見たルルーシュの慌てっぷりが面白かったです。確かにすっとんきょうだった!!
 こうして今回タイトルにもなっている仮面はネコによって奪われました・・・。ネコによりブリタニアをぶっ壊す壮大な計画は最大のピンチを迎えることに!まさかネコに仮面を奪われるとは思っていなかったです。NTでルルーシュが抱えているネコはこのネコだったんですね。

 そして今回メインとなる猫との追いかけっこ。
 猫を追いかけるルルーシュ。しかし猫はすばしっこくなかなかルルーシュは追いつく事ができません。ネコを追いかけるルルーシュなんか和みました。特に茂みにこけたときは最高でした。「猫如きなんかに・・・猫の分際で!!」と猫1匹にムキになるにルルーシュ。この瞬間ルルーシュに惚れました。小物っぷりがたまりません!ルルーシュはデスノの月と同じようなタイプのキャラかと思うんですが、やっぱ月みたいに(微妙にこちらも変なところがある気もしますが)完璧過ぎるよりもこういう抜けているところが合った方が愛着が持てて良いなと思います。
 とりあえず今まで見た感じ特に好きで追っているキャラはいなかったんですが、当分私ははルルーシュを追っていきたいと思います。ルルーシュも黒髪短髪でハマリそうな気はしていたんですが、どうも今まで見下す感じ+主人公という点でしっくりこなかったような気がしますが、それは徐々に薄れてきたような気はします。
 ルルーシュといえばどうでもいい余談になりますが、今月のアニメージュの設定資料集のゼロ仮面の項でゼロ仮面時は黒のブリーフをはいているとかいてあり、書店で笑いをこらえるのが激しく大変だったということがありました。それはどうなのか。他にもゼロ時の無駄な徹底っぷりが記されていてうけました。ここにもルルーシュの何かをみたようなそんな気がしました。

 その後ナナリーにより、ルルーシュが何か大切なものを追いかけていることが生徒会の面々にばれます。それに気を良くした生徒会長は、猫を捕まえた部活には予算アップ、そして生徒会メンバーからのキスをプレゼントという発表をします。それにより学園中を巻き込んだ騒ぎに発展します。
 そしてカレンのキスを狙う輩達、ルルーシュを狙う女生徒(あとミレイ)とキスを狙う生徒達が続々現れます!ここからはただおかしかった!特に何を張り合っているのか「機動力ならこっちが上だーー!!」と言い学園中を馬で乗り回してた乗馬部!ありえない!!マタタビを一生懸命探す男子生徒やらで、とにかくバカばっかりで最高でした!!スクライドの頃からそうですが、谷口監督以上にバカを上手く描ける人はいないと思います!ここ辺りは音楽もいつもより爽快感があったような気がします。

 一方カレンとシャーリーも自分のキスをを阻止しようとネコ探しをします。カレン、シャーリーの2人って良いですねー。しかし話がルルーシュのことになり脱線。シャーリーはルルーシュのことをどう思っているか気になるところ。そんな2人が見ていないところをネコが通り過ぎるという絶妙さ。ネコはまだ捕まりません。

 その後やっとルルーシュがネコを追い詰めます。そこにスザクも参戦。ルルーシュはスザクに知られるとマズイと思い断っているのに気真面目なスザクはネコを追いかけます。しかもルルーシュより数段運動神経が良いという・・。すいすいと階段を上るスザクに対し、ルルーシュは息が上がっていました。ここまで弱い主人公はサンライズものでいないかもしれません。やっぱスザクの方が正当な主人公の立場ではあるんですよね。先を行くスザクを見てここでルルーシュがこぼした「昔は~」という言葉が気になります。
 その後何とか階段を上りきり、屋根へ出るルルーシュ。しかし屋根から滑り転落しそうになります!そんなピンチを救ったのはやっぱりスザク!ここはもう友情に尽きます!

 その後ネコはスザクが捕まえ、奪われた仮面もルルーシュが隠し秘密は守られました。その後、スザクを案じるルルーシュがネコを捕まえた報酬にスザクを生徒会に入れる事をミレイに頼みます。ミレイはやや考えた末に承諾。ここのシーンはシャーリーとリヴァルの気遣いがよかったですね。
 とりあえずルルーシュを助けたことによりスザクの状況は前よりよくなったと思います。しかしニーナを始めまだ受け入れられない生徒がいるだけに問題はまだ解決していないようです。

 この話最後の締めくくりはブリタニア皇帝の言葉。ギャグで終るかと思われた本編に影を落とします。若本ヴォイスが響き渡ります。
 その内容は人間は平等ではない、とか不公平は悪ではないなどブリタニアは視聴者にとっては悪だと思わせるには十分なないようだと思います。そんなブリタニア皇帝の言葉にはルルーシュ、スザク、カレンと憤りをあらわにしていました。そしてまた戦いが始まるのでしょう。
 しかし、ここで話す内容ってクロヴィス追悼の言葉だったんじゃないの・・・?とつっこんではいけないんでしょうか。
 

 今回はルルーシュとスザクが一緒にいるシーンが良かったです。いつもはクールな感じがするルルーシュですが、スザクといるときは様々な表情を見せてくれていいなと思います。これは冬くるかと思う自分がいてどうしようかと思う今日この頃。2人の関係はこのままだといいなと思うのですが、今後スザクがルルーシュのしているところを知るにつれ、そうはいかなくなるんでしょうね。この作品の後半・・・本当に序盤でも予想外な構成が多いだけに、想像がつかく楽しみです。
 では今週の放送も楽しみにしつつ次の回も・・・頑張れるといいな・・・・。コードギアスはかきたいことが多いだけに感想を打つのが大変です・・・。うれしいことですが。