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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

Angel Beats!(エンジェルビーツ!) 第4話「Day Game」感想

2010-04-24 16:50:23 | Angel Beats!(2010春)

 今回は日向メインの野球回。Key作品でも描かれることが多いので楽しみにしていました。何気にこれまでの回で一番面白かったです。
 見ている時は日向に消失フラグが立ちすぎてハラハラしつつ見ていました…。音無の思いにも注目です。果たして日向は…。


 最初は日向が野球をしているシーンからスタート。どうやら生前の日向のようです。よくドラマにもあるような打ち上げたボールをキャッチしようとしている日向でしたが、そのボールをキャッチできなかったようで…。日向にも事情がありそうです。

 今の時間。ユイがゆりに自分を売り込みに来ていました。どうやらユイは本当にガルデモのボーカル候補になったようで…。これは本当に岩沢の後を継ぐ存在になりそうですね。
 そしてユイの演奏がスタートするところでOPに!しかもOPがそれと連動してちゃんと変化!これはすごいです。ユイがメインで画も多く、スタッフの皆さん頑張っているな…とか思ったり。報われているのかどうかは謎ですが…。
 毎回変わるOPは本当だったんですね~。てっきりダイジェストシーンだけしか変わらないと思っていました。あと岩沢が本当にいないのが切なかったです…。他の作品より消える重みがありますね…。

 前半。ユイの演奏は天井にマイクをぶつけ、天井を破壊してしまったところで終了…。どれだけのパワーがあるんでしょう…。
 戦線のメンバーのコメントもユイの暴れっぷりに冷ややか…。岩沢とは対照的なボーカルなようです。でもちゃんと歌えていたということで、ゆりはガルデモのメンバーに話を通すことを決めます。その後うやむやになってしまったようですが…。

 で、今回はライブができない=作戦ができないということで、戦線メンバーで野球にゲリラ参加することに。しかも全員が同じチームというわけではなく、散らばっての参加になりそうです。今回は最初から日向の出番が多くてなんかヒヤヒヤしました…。
 音無は日向と行動を共にすることに。まずはメンバー集めからスタートです。日向には何かメンバー集めについて策がありそうでしたが、確保しようとしたメンバーは皆取られていて…。柔道部の松下は肉うどんに釣られてしまい勧誘失敗…。友情って…。やる気が空回りしてしまいます…。日向のセリフがいちいちあれすぎて笑。

 次はTK!他の戦線メンバーもTKの本名や生前何をしていたかなどは誰もしらないとか。日向はなんでもこなすTKを誘おうとしますが、TKも既に引き抜かれていました…。これは残念です。

 ユイは自分から入りたいと希望してきますが、日向の怒りをかってしまい締められます…。日向にしめられるユイが面白かったです。なんかユイもなんでもこなしますねー。に、しても萌えキャラっぽいユイがこんな扱いでいいんでしょうか…?

 椎名。日向の誘い文句の「野球やろうぜ!」に笑いが~。クラナドを思い出してしまいました。
 ですが椎名は倉庫らしき場所で竹箒を持って精神力を高める訓練をしていました。どうやら椎名は音無に負けたことが気になっているようで…。竹箒なのがまたシュールでした…。一体どういう発想なんでしょう…。
 で、何故か音無と勝負する流れになりますが、結局日向が野球の試合で勝負しようと誘導したことで、どうにか椎名を仲間にすることに成功します!こうしてアホばかり増えていきます…。

 次は鎌を持っている野田。音無に敵意を持ち続けている野田でしたが、野田も日向に上手くのせられ、OKを。でも他の戦線メンバーは大体が既に引き抜かれていて…。椎名今回ずっと竹箒にこだわりすぎ~。

 メンバー集めの中、突然空を見上げる日向…。ボールをキャッチしようとした時に何か起こったようでしたが…?日向にまた何かのリーチがかかってきました…。
 難航していたメンバー集めでしたが、その後ユイにより、女の子メンバーが3人か加わり、8人に。とりあえず数をそろえれば…ということでメンバー集めは終了になります。なんかどう考えても勝てそうな気がしませんが、果たしてどうなるのでしょうか…。


 後半。ホームランを打つTKが面白すぎました。TKって本当生前何やっていたんでしょう。気になります。他の戦線メンバーも特技を生かして活躍中。成果を上げる面々を見て、ゆりもご機嫌。というかゆりも参加した方が面白かった気が。普通の人よりできそうな感じがしたり。

 日向達も早速試合に参加することに。最初相手チームとごたごたしたりしますが、何だかんだで試合開始に。試合では音無も頑張りますが、何故か野田が妨害…。違う競技になってしまいます。野田もですが、乗らされてしまう辺り、音無もアホなのかも…。
 椎名はすごいことはすごいですが、竹箒~。野田もホームランを打ったりと結構絶好調。運動神経は普通にいいようです。で、守備の時はピッチャーは音無、キャッチャーは野田になりますが、ここでも何故か戦いに…。日向とユイがいつものように突っ込みを入れているのが面白かったです。でもこうして何度も同じことを繰り返すのはどうなんでしょう…。
 で、なんだかんだで音無達もコールド勝ちしてしまいます。この作品、なんか何でもありなのかも。


 ご機嫌なゆりでしたが、そこで天使も戦隊メンバーを排除しようと現われます…。で、次は野球部のレギュラーが相手に…。これはマズいですね…。それで戦線メンバーのチームも次々とコールド負けしていきます。で、残るは日向のチームだけに…。絶望的な状況です…。

 音無達も最初はホームランを出して点を稼ぎますが、相手も同じようにやり返してくるので差はどうにもならず…。日向も作戦会議に乗り出します。いつのまにか音無が肉うどんの食券を松下にあげたことで味方になっていて笑。肉うどんを食べながら動く松下がおもしろすぎでした~。こんな野球シーン、みたことがありません~。今回一番ウケたシーンだったかも…。

 松下の活躍もあって、なかなか良い調子に進む試合。ここのゆりの仕草がなんかかわいかったです。こういう感じにずっと動いていれば文句なしなんですが…。
 で、試合は7対6で最終回へ。音無はプレッシャーを感じ、ピッチャーを替えてくれと日向に頼みますが、その時、日向は生前のことを思い出します――。甲子園を目指していた生前の日向。地方大会の最終回、日向がボールをキャッチしてアウトにしていれば勝てた試合を、日向がミスしたことでチームを敗北させてしまったようです…。これはありがちかもしれませんが、実際やったらトラウマものですね…。
 それから仲間に高校3年間をどうしてくれるんだと責められ続け、呆然とする日向…。ロッカールームを後にしようとする日向ですが、その後先輩に怪しい薬を渡されます――。どうやら追い詰められた日向はそれで自に至ってしまったようです…。日向の過去も過酷なものでした。
 ですが今、そのトラウマを払拭するチャンスが日向にまた訪れようとしていました…。そのことを音無も前回の岩沢のことから察していたようで、焦って満足することを止めようとします――。


「お前…消えるのか?」
「えっ…」
「お前、この試合に勝てたら消えるのか?」


 そんな音無の言葉に動揺する日向…。音無も消える仕組みをこの時点で理解していたようです…。この辺の表情の変わり方が良い感じでした。

 そうして音無は決意してマウンドに戻りますが、なんとここでセカンドフライ…。ボールは日向の元に落ちて行きます…。


「日向――!」

『こいつを取れば終わるのか…
 そいつは、最高に気持ちがいいな……』

「取るな、日向…!
 俺は、俺は、お前に消えて欲しくない――!!」


 他のメンバーより、日向に思いいれがあるせいか、この辺は見ていてドキドキしました。儚げな空気がまた…。音無の思いがまた切なかったです…。この辺は音楽と上手くマッチしていて素晴らしかったです。

 ですがユイの妨害で日向はボールを受け取ることはできず、ユイに締められます…。なんかギャグっぽい流れに…。感動もどこかに消えていってしまいました…。ユイは余計なことしたかも…。結局試合に負け、ゆりも不機嫌に。


「二人とも、消えてくれ…」


 本当そういう気持ちにもなりました…。とりあえず日向が生き延びることができたということで、今回は終わります。日向は結構好きなキャラなので消えて欲しくはないとは思っていましたが、これはどうなんでしょう…。なんともいえない気持ちになりました…。

 EDはユイが加わったことで、画にも変化が。なんか日向とユイの絡みで更にシュールに…。音無と日向が手を合わせるのは結構好きだったので変えて欲しくなかったんですけどね…。
 しかも前回までの映像と比較してみると他のキャラも何気に動いていました。ゆりとTKだけ変化していないのは何故なんでしょう?OP同様、EDも見逃せません。


 次回は「Favorite Flavor」テストの話でしょうか。テストを受ける理由があるのかは分かりませんが、皆アホそうだし、大変そうですね…。皆がどうこの危機を乗り越えるのか注目していきたいと思います。

 今回はノリがよくてこれまでの話の中で一番純粋に楽しめたような気がします。ただやっぱりギャグとシリアスのバランスがやっぱり悪い気が…。アニメのクラナドのようにある程度分けてやった方がバランスが取れたんじゃないかと思いました。あんまり混ぜこぜだと正直どうとらえていいか分かりません。
 日向の過去が結構重く、どう解決するのかな…と心配しつつ見ていたのですが、ギャグなノリで問題がうやむやになり、張り詰めた空気もかき消されてしまって残念でした。日向が消えなかったのは嬉しかったですが、これは…。せめて終盤ではごまかしなく、納得のいく形でキャラの行く末を見せて欲しいなと思います。

 ではまた次回に。

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第4話観ました。 (ひらがなでことみ)
2010-04-25 00:35:42
こんばんわ、ソウキさん。
冒頭からOPに入る演出は上手かったですよね。
それにユイがメインに画が変わっていて、曲もロックでユイ(Lisa)が歌ってるところは見ものでした。
私も今回、key恒例の野球回ということで、
話的にいちばん面白かったかも。

画も今回は、チーフアニメーターのEDの作画監督の人だったので、普通に観れました。

ただ、1話からも言えますがギャグとシリアスの間合がアレなんですけどねー。
これは演出のせいなのでしょうか?

EDも画に変化があり、こだわっていて。来週も楽しみですね。

ではでは。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-04-30 02:29:41
 ひらがなでことみさんコメントありがとうございました~。
 今回はまずOPに驚かされましたね。毎回変わるOPとは聞いていましたが、ここまで変化させるとは予想していませんでした。ABもこういうところはすごいと思います。
 話もKeyおなじみの野球回ということで楽しみにしていましたが、これまでとは一味違った野球シーンが見れて良かったです~。肉うどんを食べながらボールをキャッチするシーンが妙にツボでした。色々ABにしかできないことばかりで面白かったです!

 画の方は前半崩れ気味で心配でしたが、後半は見せ場ということで、画にも気合を感じました。ラスト直前はそれで泣きそうになったり。まあ最後のオチで色々ひっくり返りましたが…。
 やっぱりギャグとシリアスを同時進行でやるのはちょっとあれかもしれませんね…。今思えばクラナドはその辺の境目がはっきりしていたような気がします。画に関しての気合は伝わってくる分、複雑ですね…。これから盛り返してくれればいいのですが…。

 ではでは~。
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