葉留佳ルート・2話目。葉留佳と佳奈多の家の事情が明らかに。原作とあまり変わっていなくてびっくりです…。そして過去にとらわれる葉留佳を理樹達は救うことができるのでしょうか…?
前回ようやく葉留佳と佳奈多が双子だと明らかに。
しかも父親が二人いるという特殊な状況で…?今回更に家庭の事情が明かされていきます。
ある地域の盟主だった三枝家。ですが葉留佳・佳奈多の父の二人のうちの一人・三枝晶(しょう)が犯罪を犯したことで状況が一変。葉留佳・佳奈多の両親は三人共、家を勘当されてしまいます…。
それから三枝家には葉留佳に、二木家には佳奈多が。三枝晶の一件から、それから二木家が一族を取り仕切るようになり、葉留佳と佳奈多は以降、競わされて育たれることに…。そのことで姉妹関係も歪なものに。一族の人達は本当にひどすぎる…。
その競い合いの結果、佳奈多の方が成績がよく、跡継ぎには佳奈多が選ばれます。そして選ばれなかった葉留佳は虐待されて育たれることに…。その怒りから、葉留佳は佳奈多に嫌がらせでいたずらを繰り返すようになり…。葉留佳はあえて道化を演じていたようです。
そんな家庭の問題から、葉留佳は自分が佳奈多のせいで、不幸になったと佳奈多を恨んでいました…。葉留佳は佳奈多がチラシをバラまいた犯人だと考えているようでした。
そして今、葉留佳はあることが気になっていました。
葉留佳と佳奈多、
どっちかが犯罪者(三枝晶)の娘なのか…
そのことが葉留佳ルートの重要なポイントになってきます。ここは個人的に原作では納得いかない部分があってモヤモヤした部分だったので、アニメではその辺どう描かれるのか気になります。
理樹達も葉留佳の家庭事情に唖然…。そして全て話した葉留佳は全てバレてしまったと絶望…
「生まれてこなければよかった…!」
「そんなこと言っちゃだめだ!!」
ですがそんな葉留佳を理樹達、リトルバスターズの面々が励まします…!謙吾もいつの間にか後ろに。この皆が励ますシーンはリトルバスターズの面々の友情が感じられてよかったです~。アニメならではの楽しみです。
皆も葉留佳のことを心配していました。葉留佳はそんなみんなの気持ちに泣き出し…。泣く葉留佳の描写がお見事。そして真人が上手く締め。こういう時、真人の存在がとても救いに感じます。アニメでは更に真人のそういう部分が出ていて良い感じ。
そうして皆で葉留佳の危機に立ち向かうことに…!またおいしいところをもっていく恭介、さすがです。友情って素晴らしい…!
「三枝、今俺達が傍にいる
お前はリトルバスターズの仲間だ
お前がかけたら困るんだ
俺達にはお前が必要だ」
「ここが三枝さんの居場所だ!」
それから野球練習をするリトルバスターズの面々。すぐに皆を元気にする野球パワー恐るべし。美魚と謙吾は見学。
皆に励まされて
元気を取り戻しかけていた葉留佳でしたが、
そこに佳奈多が――
佳奈多は自分が犯人と言われても否定せず、葉留佳に冷たい態度をとり続けます…。わざと悪者を演じる佳奈多…一体何を考えているのでしょうか。佳奈多を気にかけるクドの反応が良い感じ。
ですが学校での噂は消えず…。それでも明るく振舞おうとする葉留佳。鈴と葉留佳の交流があってニヤリ。
それから葉留佳からシフォンケーキをごちそうになることに。卵料理だけは得意中の得意と自慢する葉留佳。ですが葉留佳のシフォンケーキはマズく、砂漠のような味わい…。ケーキを食べた理樹と鈴の反応が面白すぎでした~。
それから自分を否定しないで頑張ると、葉留佳は前向きに。
そして葉留佳は
父親・三枝晶に会いに行くと決意…!
どっちがハズレか…葉留佳は白黒はっきりさせようとしていました。
そうして三枝晶の家へ向かう葉留佳・理樹・鈴。そこには確かに晶の姿が。晶は生きる気力を失っているのか、アルコールびたりの生活をしていました。
あと晶がどうしても老けた恭介に見えてしまう件…。髪の色だけでも変えて欲しかった…。晶の外見で両親問題の答えが分かるかもしれないなとも思いましたが、分からなくしているようで。
そして晶にどっちの父親がたずねる葉留佳。
晶は葉留佳の問いに答えようとせず。
怒り、追い返してしまいます――
ですが晶も怒る前に焦っていたりと、過去のことを後悔しているようで…。何か事情がありそうです。
残った理樹は、話を聞き出そうとします。ですが晶は考えを変える気はないようで…
「何も知らねえほうがいいんだ…」
真実を明かせばそれでいいのか、本当にそれで終わるのか、考えさせられるシーンでした。答えが聞けず、やけになる葉留佳。過去にとらわれ続ける葉留佳、そのことに気づくことはできるのでしょうか…?
またその夜。理樹は佳奈多が家の人に反発しているところを目撃。佳奈多がチラシをまくのはやりすぎだと訴えていたりと、
どうやらチラシをばらまいた犯人は佳奈多ではない、
二木家関係者だったようです。
陰気すぎて本当に嫌になってきます…。
佳奈多も今の状況に不満を持っているようで、不満を…。佳奈多も佳奈多で家のことで苦労しているようです。
「死ねばいいのに……」
それから佳奈多に今日のことを話す理樹。ですが佳奈多は特に関心を示さず、葉留佳に関わらないようにと警告するだけ。理樹に対しては相変わらず冷ややかな佳奈多でした。
ですがこの日佳奈多は理樹にある問いかけをしてきます。それは幸せと不幸の総量について。佳奈多も二木の家で大変な目に…?
そして寮、クド・佳奈多の部屋。お風呂上りの佳奈多を見て驚くクド。クドは一体何を見たのでしょうか…?
それからある日、理樹にシフォンケーキを持ってくる葉留佳。ですがそのシフォンケーキは前に葉留佳が作ったものとは違っていて、よくできたもので…。理樹はその時、葉留佳がケーキを作るのが上手くなったと思い込んでいました。
そして理樹に迫ってくる葉留佳。今までの葉留佳と違っていてドキりとしました。ですがその後、本物の葉留佳が現れます…!上手にできたシフォンケーキを持ってきたのは、なんと佳奈多でした――
「理樹君、私のこと、好き…?」
「二木…さん?」
佳奈多の行動に呆然とする葉留佳…。葉留佳の演技をして、葉留佳を傷つけた佳奈多。その狙いは…?双子マジックがこういう形で使われるとは驚きです。葉留佳ルート、更にドロドロしてきたところで次回へ続きますー。
次回、葉留佳と佳奈多の過去話がありそうで楽しみです。過去話が泣けそう…。更に悪化していく佳奈多と葉留佳の関係。修復不可能っぽい二人の関係、改善されることはあるんでしょうか…?
とにかく暗い葉留佳ルートですが、アニメではリトルバスターズの面々が絡んできたり、進行速度が早めっぽいので、暗さがやや中和されている気がします。原作は更に…。
ではまた次回に!