コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

うみねこのなく頃に 第9話 「EpisodeII-IV skewer」感想

2009-08-30 02:08:17 | うみねこのなく頃に(2009夏秋)

 今回も着々と話が進んでいきます。そしてベアトリーチェに利用された嘉音が思わぬ事態を引き起こすことに…。今回も結構見ていてしんどかったです。このアニメはどこまで挑戦する気なのでしょう。


 あれから戦人達は朱志香の部屋へ向かい、そこで朱志香の死体発見。ここでもまた鍵のことが問題に。ですが証拠が揃わず事態は進展せず。もう鍵はいいから…という気になってきました。

 メタ世界の戦人。ベアトリーチェは赤文字で鍵の本数を制限します。今度は赤文字が回っていて笑いが~。赤文字は自由度が高いですね。今後もエスカレートしていきそうな気がします。ですが戦人は今回も思ったように戦えず…。今回も戦人はベアトリーチェに翻弄されてしまいます。あの音楽がかかる時はいつになるんでしょう…。

 現実の世界での戦人達。楼座は使用人達を疑います。EP2の楼座は強引ですね…。まるでEP1の夏妃のようです。に、しても朱志香の死体が放置するしかないにしても、どうにかならないのかと思ってしまいます…。なんかシュール。
 議論していく中で、嘉音に疑いがかかります――。楼座は怪しい点が多い嘉音が犯人だと断定します。これに皆動揺…。否定することもできず、ただ黙っていました…。
 でも戦人だけがそれを覆そうとします。

「ああ、全然ダメだ!」

 ここで頼りになるのは戦人。戦人は楼座に反論しようとします。戦人は状況を確認。楼座の説を否定しようとします。そして朱志香のポケットには鍵が…!朱志香の鍵がそこにあるということは、嘉音は部屋から出られるはずもないということに…。これで嘉音が犯人だと断定できなくなってきました。

 が、次に楼座は使用人を疑い、銃を向けます――。警戒する気持ちも分かりますが、ちょっと強引すぎる気がしました…。でも戦人は2人がそんなことするはずない、人殺しをするはずがない!と、郷田と熊沢を戦人を庇います。2人の掘り下げがもう少しあれば感情移入できたと思うんですが、まあアニメなので。
 でも楼座は完全な証拠がないとダメだと聞く耳持たず…。ここでもまた証拠が足かせになってしまいます。どうしたら事態を打開できるんでしょうか…。


 メタ世界。戦人・ベアトリーチェはまた鍵についてまた論争。文字演出がなんか更にギャグっぽくなってきたような…。戦人はチェス盤をひっくり返すと、どうにかベアトリーチェに反論しようとします。
 そこで戦人はベアトリーチェへ復唱要求をすることに。これでどうにか状況を変えようとします。まず明らかにされたのは、

 嘉音はこの部屋で殺された

 と、嘉音がこの部屋で殺されたと言う事実。嘉音が既に死んでいるというのは確かなようです。死体がどこにあるかは不明ですが…。この事実が断定されたことは大きいと思います。
 でも復唱要求もあいまいなところが多く…。以降ベアトリーチェはなかなか赤文字を使ってこなくなります。これで戦人も打つ手がなく、また困ってしまい…。どうやらベアトリーチェによれば、戦人自身が扉を閉ざしているようで。問題は戦人の気持ちのようです。誰でも疑うような気持ちがないとベアトリーチェには勝てないのかもしれません…。

 実際の世界でも戦人が打つ手がないとリザインしていました。これでとりあえず楼座と和解へ。紗音も嘉音の無実を証明しようと頑張った戦人に感謝。嘉音の誇りを守りました…。戦人は楼座にも謝ります。それで楼座も反省し、一応2人は仲直りします。
 それから郷田がいるものの、毒の危険があるので缶詰で食事をすることに。やっぱりあまりおいしそうには見えませんね…。その中で真里亞は狼と羊のパズルを戦人に見せます。なんかこの先の話の流れを暗示しているようでちょっと怖いですね…。


 食事の片付け分担に関しても、身分が上の楼座が仕切ります。そして使用人と南條を追い出し、楼座は親族だけで話をすることに。楼座がするのはやっぱり使用人の中に犯人がいるというきな臭い話…。楼座はまだ使用人・部外者を疑っていました。やっぱり状況は変わっていないのかも…。このままではEP1の二の舞になってしまいそうです。
 ここでまた殺された親族のことを思い出したことで、モザイク演出再び~。何故ここを回想…?普通にテーブルで座っているシーンを使った方がよかったような…。シュールに見えてしまいます。
 戦人は楼座を犯人ではないかと疑いますが、楼座は自分が犯人じゃないと証明できると話します。どうやら銃を持っているから、殺したい時に戦人達を殺せるからとのことで…。確かに納得です。
 また話をしている裏で、また真里亞が笑っていました…。羊が狼のところに流れていくこの描写…。また危険が迫ってこようとしていました。


 厨房にいる使用人達。郷田は安全な食材で料理を作ろうとしていました。やっぱり缶詰だけじゃあ限界ですよね…。使用人たちも郷田の料理を楽しみにしていました。
 が、ここで嘉音の死体…または瀕死の嘉音が出現~!!瀕死の嘉音は血まみれです…。一応息はある様子。驚きつつも、使用人は嘉音を手当てしようとします。
 このことを楼座に伝えようとする使用人達ですが、嘉音は楼座を呼ぶのは拒み、そして犯人は楼座だと不気味に呟きます…。唸る小林さんの演技がすごいですね…。この嘉音はどこか不気味でした…。
 飛び出した紗音は一人倉庫へ――。蜘蛛を捕まえて戻っていきます。これで嘉音かどうか判別できるんでしょうか。


 一方嘉音は皆を仲たがいさせようと不吉な発言を繰り返していました…。嘉音がかなり怖いです…。そして嘉音は何を思ったのか突然心臓を抉り出そうとしてしまいます――。もちろんTV放送はできず、またモザイク~。熊沢がビビるのも無理ないです。これはかなりグロいです…。ひぐらしの時やったらかなり問題になったことでしょう…。

 と、その時、紗音が戻ってきて蜘蛛の巣を近づけ、本物か確認しようとします――。どうやら人間でなければ蜘蛛を恐れるとのことで…。見分けるのには有効な手段ですね。どこまで現実か分からなくなりますけど…。
 が、ここで熊沢と南條が嘉音のあの剣に貫かれて死亡――。嘉音が怖すぎです…。2人の死体も放送できないほど酷い状態になっていました。特に熊沢の首筋が…。
 かなり異常な状況。ですがここで郷田と源次が活躍!嘉音の心臓に蜘蛛を押し付け、どうにか嘉音を止めることに成功します。郷田もようやくアニメで活躍しましたね~。原作よりヘタれ度が上がっていてなんか面白かったです。
 事態は収まったものの、今起きたことはもはや現実とも思えないことばかりで…。郷田が慄いているところで次回へ続きます…。今回もモザイク演出が怖かったです…。ぼかしとかじゃだめなんでしょうか。


 次回は「EpisodeII-V accept」次回も犠牲者が増えそうで怖いです…。今回の予告は郷田。やけに予告では郷田の出番が多かったです。厨房の魔術師と調味料爆弾に笑いが。調味料爆弾は是非とも本編で使って欲しいところ。オチも素晴らしかったです。やっぱり郷田はアニメでも郷田なんだな~思いました。アニメでは更にヘタれていて良い感じ。人気があるのも分かります。

 ではまた次回に!