すべてが収束してきたデュラララ!!1クール目。そして今回ようやくすべてが明かされる時がきました!OPの盛り上げ方も上手く気分も盛り上がりました。
に、してもやっぱり仕組んでいたのはあのキャラで…。2クール目で皆に逆転してほしいものです…。
ボールペンで帝人に攻撃してくる誠二…。ですがその危機を本物のセルティを救います。ですが誠二は暴走したままで、セルティの愛を語ってきます。なんか痛いかも…。ですが本物のセルティが対抗…。ますます事態が混乱していきます…。
そこで謎の少女=美香が誠二を必死に庇います――。そんな光景を見て、セルティはあることに気付きます。
『違う。これは私の首じゃない!』
なんとあの首はセルティ自身の首ではありませんでした!またここで帝人が謎の少女=張間美香だと気付き、確認を――。それで誠二も謎の少女の首がセルティでないと知ります。セルティの首を狂ったように愛していた誠二ですが、誠二もすっかり騙されていました…。
ここから過去の回想。入学してからあることから誠二のストーカーになった美香。ピッキングしてまで誠二の部屋に侵入してきたりと、やることが過激です。ストーカーの美香、怖すぎ…。確かにこれは異常かも。
そしてピッキングで誠二の部屋に侵入した美香はそこでセルティの首を目撃…。誠二はそのことを確認し、美香を殺そうとしてしまいます…。
「いいんだ」
異常さでは誠二も負けていなかったのかも…。セルティの首がすべてのはじまりでした。
そうして殺されたと思われた美香ですが、その後生きていて波江、そして新羅が整形手術を施します…。セルティの首になれば誠二が愛してくれると唆して…。セルティも真相に気付き、新羅の下へ直行していきます…。
絶望する誠二…。付きまとう臨也がウザくて笑。そこで帝人が美香にフォローを。
「君は、矢霧くんのために命を張った。
それは自分の身勝手な欲だけじゃ
できないことなんじゃないかな?
殺されかけた相手を
まだ好きっていうのはすごいことだと思うよ。
色んな意味で…。
張間さんは
矢霧くんにすごく似ているんだと思う…」
ここではあまり効果は出ませんでしたが、その言葉は美香に届いたんじゃないかと思います。誠二と美香の二人も似たもの同士だったのかもしれません…。気が合えばいいカップルになれたかも。
新羅を問い詰めるセルティ…。新羅はすべて受け入れた上でセルティと向かい合います。新羅はセルティを失いたくて、この行動に及んだようです…。
「君が好きだから。だからこそ黙っていた」
20年も好きだったからと、新羅は協力した理由を語ります。新羅もまたある意味愛に狂っているのかもしれません…。
セルティはそんな新羅の言葉に戸惑いますが、なかなか受け入れることができず…。セルティは日々悪夢を見ることから、首を失うことを怖がっていました。ですがそのセルティの苦悩も新羅がちゃんと受け入れてくれます…。この辺はあのデュラハン話が上手く繋がっていたように思えます。セルティの気持ちが原作より理解しやすかったです。あの話がないとよく分からなかったかも。
そうして何だかんだで二人も仲直り。セルティも新羅を殴ったことですっきり。で、新羅にも殴るように促してきますが、新羅はセルティのヘルメットを軽く飛ばして、セルティを抱きしめます…。
顔はありませんが、顔がなくても確かにそこにいるという感じがしてよかったです。こうしてセルティの首問題はひとまず解決です。
後半。すべてを見通すように街を見ていた臨也。美香と誠二も見送ります。帝人からダラーズの名の由来を聞いた臨也はご機嫌。ダラーズの名前はだらだらしているからダラーズと軽い気持ちでつけたような名前でした。本当最初は軽いノリで始めたことだったんですね。遊馬先と狩沢も興奮気味な様子。
すべてが終わった後、臨也は非日常を夢見てきた帝人に突きつけるかのように、今の東京の生活=非日常も、半年もすれば日常になる・結局は平凡な日常から脱却できないとわざと挑発してきます。自分の気持ちを見透かされた帝人も面白くない様子。これまで帝人に感じてきたモヤモヤがここで解消されました。それだけにこれから帝人がどういう日常を気になるところです。
でも最後に臨也は帝人にダラーズを委ねて去っていきます。
「君の組織だ。
利用したい時は、勝手にすればいい」
とりあえずダラーズのすべてはまだ帝人にあるようですが…。今後ダラーズが動く時はありんでしょうか。
で、ここでポストが飛んできたことで二人の会話は終わり~。静雄がやってきました。ここで静雄はが現われた事で臨也は退散!
「じゃあ頑張れよ、田中太郎君!」
頑張るのは臨也の方では…と思ったりもしましたが、ここでチャットの方との繋がりも見えてきました。臨也は最初から知っていました。となると甘楽は臨也で…。
翌日。いつもの日常がそれぞれに戻ってきます。正臣がなんかからまわっている…。誠二はセルティの首を取り戻すまでは決意の表れとして、それまで美香を愛すると約束。
「だから俺はお前の愛を受け入れる。
いつか彼女を取り戻すまでは…」
やっぱり異常で複雑な二人の愛ですが、ひとまず落ち着いたようです。この時間はいつまで続くのでしょう…。
いつものようにチャットする田中太郎とセットン。セットン=セルティでした。甘楽=臨也はいない様子。
そしてここからまたセルティ視点。臨也と待ち合わせをしていたセルティ。相変わらずのウザさな臨也。臨也はすべてを見通すかのようにまた何か語ります。どうやら鎌は脅しの道具なようです。軽く会話をした後、セルティは去っていきます。臨也の一言がまた不吉…。
「またね」
なんかまた何か仕組んでいそうな雰囲気です。ですが今のセルティは吹っ切っていました。気持ちに踏ん切りがついたセルティは今の平凡な日常に幸せを感じていました。
『何も変わらない。
だが、なんという充実感に満ち溢れていることか…
私はここにいる。あなたはそこにいる。
私があなたの救いなら、あなたも私も救いだ』
セルティのセリフで色々上手くまとまりました。手を伸ばすセルティがすごい…。
翌日。帝人は臨也の言葉で、何か考え事を…。ナレーションが良い感じ。誠二と美香も登校。二人は帝人に礼を言います。
「悪かったな、色々と」「ありがとね」
原作では気になりませんでしたが、美香の制服浮いていますね。で、美香は相変わらず誠二にべったり。誠二の隣の席を強引に取ってしまいます。ここの美香の言葉がなんか残酷だったかも。もう美香は杏里と一緒にいる気はないようです。
で、杏里は落ち込んで教室から出て行ってしまい…。帝人はそんな杏里を気にして屋上へ向かいます。なんか頬を赤らめた帝人かわいい。帝人は杏里を誘おうとしていますが、正臣がいたことでいつもの調子に~。帝人、良いキック。正臣は良い友達ですねー。告白の時まではまだ長いようですが、ここの3人組がゆっくりしているシーンには和みました。
臨也と波江。すべてを仕組んでいたのはやはり臨也でした。ネブラという言葉に他の成田作品の結びつきを感じます。以降波江は臨也の元で助手として働く事になります。
それから臨也はデュラハンの話を始めます。女性しかいない、ヴァルキリーがデュラハンという説も。何かを匂わす感じですが…。
そしてここでセルティの首を臨也が取り出します!臨也が首を所持していました。臨也はセルティを火種と考え、何か企んでいる様子…。原作を読んだ時はここまで臨也か~となんかもう笑ってしまいました。波江はいきがる臨也が気に食わないようですが、臨也は相変わらず…。
「灯台下暗し。
まさかセルティも首が自分の所属する組織にあるとは
思わないだろう、ね」
「地上へ堕ちた天使を、
俺達が羽ばたかせやろうじゃないか、ねえ?」
そう言い、臨也は波江をダラーズへ誘ってきます。で、やっぱりダラーズを大きくしようと仕組んだのは臨也でした…。そしてまた臨也の企みにより、これからまた何か起こるのではないかという雰囲気の中、今回は終わりに…。このまま臨也の思惑通りにいくんでしょうか、それとも臨也の上をいくなにかが起きるんでしょうか。良い感じで2クールへ入っていきました。
次回は「急転直下」一週間お休みを挟んで2クール目開始です。上手く区切ってきました。OP・EDも変わるらしいので楽しみです。1クール目も良い出来栄えだったのでどうなるのか気になるところ。
ナレーションは多分花澤さん=杏里。2クール目っぽい感じがします。2クール目では1クール目にはあまり出番のなかった静雄や杏里達にスポットが当たると思います。アクションシーンも増えると思うので期待。この分でいくと2クール目は原作2、3巻を消化することになるんでしょうか。原作でもあった伏線はもちろん、アニメ独自の伏線がどう2クール目に繋がってくるのかも楽しみです。原作既読でも先が見えません…。
ではまた再来週に!