クラナドアフター20話。前回父親と和解した朋也。その後朋也と汐は幸せな時間を過ごしていきます。親バカな朋也に注目です。今回も幸せいっぱいで見ていて癒されました。特に杏と風子が~。
でもここはクラナド、この先そう簡単には進んでくれません。果たして朋也と汐のこれからの運命は…。
で、今回はどうかなと思ったのですが、やっぱり分量が…。もう最終回まではそうなる気がします。アフターはやっぱり語ることが多いです。よろしければ最後までお付き合い下さい。TBはできればこちらにくださると嬉しいです。
あれから2人は変わらず幸せな毎日を過ごしていました。朝ごはんの風景も何気ない仕草が良い感じ。家を出る時も渚へのあいさつは欠かしません。
「うっしっ!今日も行くかー」「おっー!」
「汐、ママにいってきますって」「いってきます」
「いってきます…」
家を出る時に少し寂しげな朋也がまた…。前回も思いましたが、渚の写真がやっぱりきれいだなと思いました。何かこうして亡くなった後だと更に…。渚も亡くなった後映える珍しいキャラだと思います。
その後2人は幼稚園へ向かいます。元気すぎる汐に朋也も振り回されているみたいです。
「こら、汐!危ないから待ちなさい!汐―!」
ここでこう注意する朋也に、朋也、すっかり父親らしくなっちゃって…とよく分からない感想を持ったり。こっちまで親バカが伝染してきている気がしました。まあきっとこれでいいんでしょう…。写真で微笑む渚がそんな2人を優しく見守っているようでした。
そうして幼稚園に着いた2人。汐は「なべー!」と、何故か幼稚園にいた猪に駆けていきます!なべキタ~とここも一人で盛り上がっていました。しかし名前がなべ…いいんでしょうか。なべは幼稚園のペットだそうです。
猪もまた汐が来て「ごふー」とご機嫌の様子。これには朋也も「何だそいつ…」「なんで猪が…」と怪訝に思います。まあ普通の幼稚園に猪がいたら無理もないと思います。最初原作で見た時はぼたんの親かと思ってしまいましたが…。
その猪を見て朋也は杏のペットのぼたんを思い出します。やっぱぼたんはかわいいですね…。朋也はそれを見て「まさかな…」と思いますが、そこに――
「岡崎汐のお父様ですね」
「!?あっ、お前…!」
「汐ちゃんの担任の藤林杏と申します。
どうぞよろしくお願いします」
「は、はい!どうもご丁寧に…」
保育士さんになった杏登場!待っていました~。汐編でのひとつの楽しみでした。しかも夏服版で~。OPの冬服も好きですが、夏版も良いですね~。ポニテが眩しいです。杏もすっかり良い保育士さんになったようで良かったです。確かに汐の言うとおり優しそうな雰囲気が。
そんな成長した杏を見て朋也も戸惑ってしまいます。そんな朋也を見て杏は笑ってしまいます。
「あんたのそんな顔初めて見た~!」
「あっ…お前な~!」
「ぼたん見て気づきなさいよー。
それとも私のことなんて、忘れちゃった~?」
「やっぱりこいつ、ぼたんなのか…」
ムキになる朋也がまた良い感じで…。5年ぶりに再会した2人ですが、その頃と変わらなくてよかったです。で、ここでなべがぼたんだと明らかに。猪の成長は早いですねー。5年でここまで大きく…。個人的には杏がぼたんを今、どう飼っているのか気になります。この大きさじゃ世話も大変そう…。
杏と再会した朋也はその後、自分と杏が昔同級生だったことを汐に教えます。
「汐ちゃん。先生とパパってね、学校が一緒だったのよ」
「昔から乱暴でな。いつもパパがいじめられていたんだぞ」
「ちょ!いい加減なこと教えないでくれる~」
「…で、ママとも仲良しだったんだ。知ってたか?」
「…ううん」
あながち間違いではないのかも。杏が演劇部で渚を見てきたというのも大きいですね。でも渚のことをどこか優しげに話す朋也にまたじーんときてしまったり…。その話に汐も驚きます。どうやらこれも、
「早苗さんから言われていたの。
そのうちあんたが顔を見せるはずだから、
汐ちゃんに話すのは、その時にして下さいって…」
「そうか。早苗さんが…」
という、早苗の気遣いだったようです。ここまで細かく気遣いをしていたとは…。早苗さんは本当優しい人なんだなと感じました。またサブタイの光の玉も13個。終わりが近くなってきました…。
その後朋也と杏はベンチで会話に。汐はぼたんと遊んでいました。その中で朋也はこれまで心配かけたことを謝ります。
「人の縁って不思議よね。私が汐ちゃんの先生になるなんて」
「心配かけたの、ごめんな…」
ここで僅かに首を横にふってそう話す杏の細やかな仕草がまた良い感じだなと感じたり。杏もこの5年間、朋也のことを心配していたようです。そして演劇部の皆も…。
「…大変だったわよね」
「ああ…」
「椋やことみや陽平も、あんたのこと気にかけているのよ。
今年のお正月に集まった時も、
様子を見に行こうかって話になったんだけど…。
皆、今はそっとしておこうって…」
「悪い…」
ここで他の演劇部の面々も心配していたことを入れるのも上手いフォローだと思いました。特に杏は朋也が傍にいない間の汐をずっと見ているだけに、色々思うこともあったと思います。それを思い返すと深いです…。朋也の周りの人は皆朋也の心配をしてくれていました。でも朋也が汐と今、ここに来たことで、杏も安心します。
「でももう解決したってことよね。いろいろと」
「まあな。汐はどうだ?みんなと上手くやっているか?」
「すごくいい子よ。あんたみたいにひねくれていないし」
「~。その辺は母親に似たんだろ~」
ここの返事に困る朋也にニヤニヤが。やっぱり杏にからかわれている朋也は良いです。で、杏は汐についてこう話します。
「でも、お母さんより活動的かもね。
目を離すと一人でどんどんいろんなところに行っちゃうから
気をつけているの」
「へえ…」
汐は渚の分まで元気に生きようとしているみたいです。そんな元気な汐の姿が眩しく感じられました。その後別の園児がきたことで、朋也は会社に向かうことに。杏もすっかり先生らしくなっているようで何より。朋也は汐を杏にお願いします。
「そろそろ行くよ。汐のこと、よろしく頼む」
「何かあったら相談して。力になるからさ」
「ああ。頼りにしてるよ。藤林先生~」
2人の関係もこうしてまた元通りに。汐とあいさつを交わした後、朋也は会社へ。
「いってらっしゃい、パパ!」
「ああ。いってきます!」
そんな朋也を汐と杏が笑顔で見送ってくれます。
「よかったね、汐ちゃん。
一緒に暮らせるようになって」
「うん!」
「さあ、中に入ろっか!」
「うん!」
ここの杏の微笑みがまた~。見事にやられました。杏とのアフターも見て見たいなと思わず思ってしまったり。これはこれで良い話になる気がするのですが。とにかく汐編の保育士の杏は素晴らしかったです。予想以上でした。成長した杏の姿も眩しく見えました。
仕事中の朋也。そこで朋也は芳野からあるお願いをされます。それは、
「お前の家に遊びに行きたがっている。
今度の日曜日、予定はあるか?」
「別にないですけど、なんでまた?」
と、風子と遊んでくれないかということ。芳野も芳野で公子の妹である風子のことを心配しているようです。芳野もこれまで公子と共に風子を見てきただけに色々思うことがあるんでしょうね。芳野は朋也に事情を説明します。
「汐ちゃんと友達になりたいそうだ。できればOKしてほしい。
風子ちゃんは退院したばかりで、一人で歩く練習が必要なんだ」
「あっ、そうか。リハビリ中なんですね」
「それにあの子は人見知りなんだ。
自分から誰かに会いたがることは滅多にない。
こういう機会を大事にしたいんだ」
風子が人見知りだということは1期でも公子から話がありました。で「じゃ、芳野とはどうなんだろう?」とその時は疑問に思っていたのですが、原作ではこの答えになるシーンがあって激しく納得させられました。まあ、色々崩れてしまいましたが、あれはあれでいいんだと思います。アニメでもこのシーンやってほしかったんですが、どうなるんでしょうか。
そんな芳野の真摯な願い。朋也はこれにOKすることにします。
「分かりました。
汐も風子ちゃんのことは嫌いじゃないみたいですし、待ってます」
朋也はそう笑顔を浮かべ、OKします。もう朋也が笑顔になるたび、何だかヤバいです。芳野の表情も相変わらず良い感じでよかったです。クラナドで画崩れがないのは本当すごいことだと思います。汐編は今までより更に毎回クオリティが高くて驚くばかりです。
その朋也の返事に芳野も安心します。
「すまん。感謝する…」
「あっ、いえ、そんな…」
そんな芳野のセリフからは芳野の風子を大事に思う気持ちが伝わってくるようでした。さて、風子の岡崎家訪問はどうなるのでしょうか。
汐を迎えに幼稚園へ向かう朋也。ここからは名曲の数々が流れてきます。あまり聞いたことのない曲もありましたが、クラナドらしい優しい雰囲気が出ていて良かったです。
その合間の朋也と杏の笑い合う姿、再び仕事に向かう朋也を見送る汐、仕事に生き生きとして戻っていく朋也笑顔で朋也を見守る芳野、空を見上げ日々に充実感を感じる朋也、朋也の帰りを待つ汐と、この間も良いシーンたくさんあって癒されました。これまでの鬱展開を見ている分、そんな何気ない朋也の日常が眩しく感じられました。積み重ねは大事です。何もない日常ですが、そんな毎日が幸せなんだとクラナドは気づかせてくれる気がします。
その歌の合間には、汐が夜、ひとり病院に行くシーンが。ここの汐が一人で出歩くシーンは原作でなかったシーンです。朋也視点で話が進む都合もあったのかもしれませんが、アニメではこうして何か匂わせるシーンが…。多分原作をやっていなかったら、交通事故フラグだと思ったんじゃないかと思ったり。
昔、渚の命が救われ、以降渚に深く関わりができたその場所。ここにまた汐がくるということは、汐も何か渚から受け継いでいるように感じます…。それに朋也はまだ気づきません。
その後、晩ご飯を作る朋也。ハンバーグがおいしそう。あと今回汐がだんごで遊ぶシーンは何だか見ていると不安定になりました。何だか違う生き物に見えてくるような。朋也はそこで汐に風子が遊びにくることを伝えます。それに汐も
「うん、うれしい!」
と喜びます。汐も風子のことが好きなようで。そんな喜ぶ汐の笑顔にまた癒されました。
寝ている時、汐は朋也にだんご大家族の歌をお願いします。それに朋也は応え汐に歌います。優しげな朋也の歌声についニヤニヤが。中村さんの歌声がまたいいです。朋也が一人で歌う貴重なシーンでした。この後だんご大家族の歌がかかってきますが、もうちょっと朋也の声で聴いていたかったかも。渚の写真が映るのがまたニクいところです。
で、ここからだんご大家族の歌にのって、朋也の夢に渚が…。朋也・渚・赤ちゃんの汐で3人がいるカットが切ないです…。ここは音楽効果もあって壮大さが。こうなってくれればよかったのにと感じてしまいます。
で、そんな夢から覚めた朋也の目には涙が…。汐の存在に救われた朋也でしたが、やはり渚を失った悲しみはいつまでも消えないようです。この辺は今後の展開にまた繋がってくる予感がします。だんごを抱えて眠る朋也・汐の姿に切なさを感じました…。
で、ここから話は、風子訪問、運動会の話へ向け進んでいくのですが分量の関係でその2へ続きます。毎度すいません。TBは2に送っても大丈夫ですが、できればTBはこの「その1」の方にお願いします。
その2はこちらからどうぞ~。
コメントの件ですが、意味合い的にはニヤニヤ的な意味合いで使ったもので、
決して「憎い」の方の意味ではありません。
この辺はちょっと言葉のニュアンス的に分かりずらかったのかもしれませんね…。
誤解されてしまったようでしたらすいませんでした。
ではでは~。
読む人によっては『憎しみ』の方の意味で捉えてしまう。
ホント、日本語って難しいですよね…
同じ言葉でも意味合いが違うものになる場合があると、
日本語って本当に難しいですよね…。
私の言葉が足りないのもあったんだと思いますが…。
これからはどうにか気をつけていきたいと思いました。
ではでは~。