遂に魔法少女同士で戦うという展開になってしまったまどかマギカ。6話目ということで、3話みたいなことがまた起きるのではないかとヒヤヒヤしていました…。そして迎えたさやか死亡の瞬間――背筋が凍ってしまいました…。色々また黒い設定も明かされてきて面白くなってきました。確かにあの願いだけが魔法少女にとっては希望なのかもしれません…。
二人の戦いの中、現れたほむら。杏子もほむらのことを知っていて警戒します――。そんな中、さやかが力尽きて倒れてしまい…。またもやさやかピンチです。
どっちに味方するか気になっていたほむらは冷静な人の味方ということで、まどかの味方に。杏子もほむらの出方がまだ分からないため、ひとまずここで撤退することに。どうにか助かりました…。
その後ほむらはまたまどかに忠告してきます――
「あなたはどこまで愚かなの?」
更に忠告を重ねるほむら…。まどかがまた戦いに関わった事に怒っているようでした。これでまどかが魔法少女になったら本当どうなるんでしょう…?
そしてほむらはまどかに念押しして去っていきます――。
「愚か者が相手なら、私は手段を選ばない」
それにまた怯えるまどか…。でもこれもまどかを危険な目にあわせないためやっている気が。ほむらはまどかを魔法少女にさせないためにはどんなことでもしそうな気がします。
ほむらが去った後。ここでキュゥべえの注意が入ります~。とにかくキュゥべえ、今回も胡散臭すぎでした…。またキュゥべえはほむらに何か心当たりがあるようで…?
「暁美ほむら、君はまさか…」
キュゥべえが気付いたのはほむらの狙いなんでしょうか、それとも…。今回はいきなりシリアスな展開から始まりました…。
それからさやかの家。ここからはキュゥべえからソウルジェム、グリーフシールドなどについて説明が。グリーフシールドを集めると魔力もその分たくさん使えるようになるようです。またグリーフシールドを集めることには何か大きな意味がありそうで…。に、してもキュゥべえが安全っていっても説得力なさげです…。
また強い魔法少女になるのにも、やっぱり才能が必要なようです…。そしてまたまったく経験がなくても、杏子以上になれると、さやかにまどかを説得するように誘導してくるキュゥべえ…。キュゥべえもここでそれがまどかだと明かします。
でもさやかはそのキュゥべえの誘いを断ります――。
「これは私の戦いなんだ
あの子を巻き込むわけにはいかない」
さすがさやか。さやかはやっぱり良い子なんだなと感じました。ここまでまどかとの友情がしっかり描かれていただけにグッときました。できるなら、このままいけばいいのですが…。
翌日。ゲーセンで遊ぶ杏子。そこにほむらがやってきて、この街を預けたいと取引を持ちかけてきます。それもまたまどかを魔法少女の戦いに近づかせないためでした。とにかく今回はほむらがとにかく頑張っていたような気が…。
杏子も最初は軽く接しつつも、ほむらを警戒しているようでしたが、ほむらのある話で考えを少し変えます。この話を聞き、杏子も話に乗り気に。ここで先のエピソードに繋がりそうな話がまた出てきました。
「2週間後、
この街にワルプルギスの夜がくる…」
どうやらほむらはこの先に起こることを既に知っているようです。やっぱりほむらは時間をループしているんでしょうか…。更にその確信が強まってきました。ほむらのこれが終わればこの街を出て行くという発言もまた意味深です。つまりその先は…。なんだかこれがクライマックスの展開を暗示しているような気がしました。冒頭のあの光景もこの出来事と関係があるんでしょうか…?
まどか達。さやかとキュゥべえで使い魔を追いますが、まどかは不安でいっぱいに…。ですがさやかは杏子と和解する気はないようでした。昨日の戦い、それは単なる喧嘩ではもはやなくなっていました――
「あれはね、正真正銘の殺し合いだったよ」
二人の戦いは単なる喧嘩ではなく、自分をかけた戦い…もう話し合いではどうにもならないようです…。そしてこのさやかの殺伐としたセリフ…。本当にこの作品は魔法少女モノなんでしょうか…?
まどかは話し合いで解決しようとしますが、さやかは昨日の魔法少女同士の戦いで更に警戒心を強めるように…。ほむらすら信用していませんでした…。さやかは3話でほむらがマミに足止めされて動けなかったことを知らないんですね…。誤解は悲しいものです。
どうにもならないまどかは更に落ち込んでしまいます…。さやかも本性を出してきました…。キュゥべえはさやかでは杏子に勝ち目がないとみていましたが、さやかは止まる気はないようで…。大事な人を守るためなら誰でも戦うというさやか…その願いは叶うんでしょうか。
後半。夜、まどかが寝ている時、母親が帰ってきます。そして二人の会話に。まどかは母親に悩みを打ち明けます。さやかと杏子の衝突。ですがまどか母はこれもよくあることだと、正しいことだけではだめだとまどかに話します。そしてまどかにこうアドバイス。
「なら、間違えればいいさ」
間違え方を勉強しろとアドバイスするまどか母。まどか母、やっぱり大人です…。そういう考えもあるんですね。大人になったらなったで背負うものが増え、色々大変みたいです。母親に悩みを打ち明けたことで、まどかも少し元気になったようです。に、してもまどかが間違える…この時点では一体何をする気なのか想像できませんでした。
病院に見舞いにいくさやかでしたが、病室には上條はもう既に退院していて…。そして家に行くことに。そして家にはバイオリンの練習に励む上條がいました。今回見ても上條は普通に弾けるようになったことを喜んでいました。に、してもバイオリンを弾く余裕があるなら、さやかに連絡してもいいのでは…。ちょっとどうかと思いました。これもまた演出の一つだったら怖いですね…。さやかの幸せが崩れてきたような…。
が、上條の家の前には杏子が待ち受けていました――。杏子にはすべてお見通し。そしてまた争いに。杏子、さやかを挑発。他人のために自分の願いを使うことを杏子は否定します。杏子、今回も結構エグいこと言ってきますね…。
そして場所を変えて、昨日の戦いの続きに――。観ている時はとうとうさやかが死ぬ時がきたかとヒヤヒヤしていたりしました…。
その頃、家にいたまどか。でもそこにキュゥべえが来て、さやかが危ないとまどかを呼びにきます。キュゥべえ、どんなことでもまどかを契約させるために利用する気ですね…。
そして橋の上で戦うさやか、杏子。杏子の変身シーンはなんか禍々しいですね…。タイツなのはBD版とかだとまた変わったりするんでしょうか。
そこにまどかが止めに入り、ほむらも駆けつけますが、杏子の暴走は止まらず…。そこでまどかは争いを止めるために、魔法少女の力の源であるソウルジェムをなんと橋から道路に投げてしまいます…!
「さやかちゃんごめん!」
まさかまどかの間違えがこれだとは…。まどかばっさりしまいましたね…。
そうしてグリーフシールドを投げますが、その瞬間にさやかの意識がなくなり…。まるで体から魂だけが抜けてしまったようでした…。そしてキュゥべえもこのことに冷静にツッコミだします――。
「よりにもよって
友達を放り投げるなんてどうかしているよ」
まったく動じず、事実を淡々と語るキュゥべえに観ていてゾッとしました…。キュゥべえにとっては別にショッキングなことではないんでしょうね…。改めてキュゥべえが別次元の生き物だと感じました。とにかくここはソウルジェムが車にひかれないか心配でした…。
そして意外だったのが杏子の反応。杏子もソウルジェムがなくなるとどうなるか知らなかったようです…。
「どういうことだおい、
こいつ死んでるじゃねえかよ!」
ショッキングな展開に、杏子でさえあ然です…。
「何がどうなってやがるんだ、おい!」
杏子の反応がなんというか観ている時の反応と似ていたからか、ちょっと親しみがわきました。
そしてキュゥべえからこのことに関して詳しい説明が。魂は契約したことで、ソウルジェムに預けられて身体はもう既に抜け殻状態に。そしてソウルジェムが身体から100m離れてしまうと全く動かなくなってしまうとか…。ソウルジェムこそが魔法少女自身であり、つまりソウルジェムは命そのもの…。そして命をソウルジェムに変えるのがキュゥべえの力でした――。ソウルジェムに関してはまだ裏がありそうだなとは思いましたが、やっぱり本来の魔女モノらしい黒い設定が用意されていました…。そしてこのことを淡々と告げるキュゥべえ、残酷すぎです、怖すぎです…。今なら1話で必死にキュゥべえをしとめようとしていたほむらの気持ちがよく分かります…。
つまり、魔法少女になった時点でもはやゾンビになったようなもの…。そのことについてキュゥべえは普通に魔力で修理すればいいといつもの調子で説明します…。願いを叶えるということはやはりそれ相応の対価が必要だったわけですね…。まさか自分の命をここまでかけているとは…。この事実にあの杏子でさえ怒りに震えていました…。キュゥべえもっと自覚しろ!とツッコミたくなりました。
魔法少女の過酷な現実を知ったまどかはこの現実に嘆くばかり…。ここで今回のタイトルの意味が明らかに…。とにかくその通りだなと感じました…。
「ひどいよ、こんなのあんまりだよ…」
改めて現実を知ったまどか。このことがまどかの今後にどんな影響を与えることになるんでしょうか。というかここまで聞かされたら契約する気なくなってしまいますね…。きっと今後契約せざるをえない状況に更に追い込まれていくことになるとは思いますが…。
その後さやかのソウルジェムを拾い、ほむらが戻ってきます。今回はとにかくほむらがいてくれてよかったです…。ほむらもこのことに関しては結構焦っていたようで、どういう気持ちだったのか気になります。
そしてほむらはさやかに再びソウルジェムを。するとすぐにさやかが復活します。そして目覚めたさやかでしたが、さやかも契約については何も知らず…。
「なに、なんなの…?」
ソウルジェムと体が離れていた間の記憶はどうやらなさそうですね。そこが今回救いだったかもしれません。これでまどかとさやかが対立しだしていたらもう…。に、しても親友を殺しかける展開になるとはまったく予想していませんでした…。ソウルジェムの設定といい、さすがは虚淵さん脚本です。もうひたすら真っ黒ですね…。
と、また衝撃的な事実が明らかになったところで今回はおしまい。まほうしょうじょになったらもう逃げることはできないようです…。やっぱりソウルジェムが濁るのもまずそうですね…。
次回は「本当の気持ちと向き合えますか?」また状況が少し変わってきました。魔法少女になることの意味をまた知ったまどか達はこの後どんな行動に出るんでしょうか…?そろそろ魔女との戦いを~。
でも体が既に抜け殻同然だとすると、あの時マミは頭が食われただけで、本当の意味で死んだのではなかったんでしょうか?ソウルジェムがどうなっているかによってまた話が変わってくる気がするのですが…。それともあの時ソウルジェムごと魔女に食われて終わってしまったんでしょうか?ちょっと気になるところです。ああいう設定があるなら生かして欲しかった気が。
あと今週12日土曜日はいよいよまどかマギカのコミックス1巻発売日!全力で書店に買いに行く予定です!アニメとはまた違った視点で描かれているみたいで楽しみです。詳しくはこちらにも。
アニメよりグロくなった「漫画版 魔法少女まどか☆マギカ(1)」
早売りレビュー[アキバBlog]
他の作品と違い、まどか本編は雑誌連載がなく、オール書き下ろしです! なのでこの方式は画期的だと思います。なんかこの方式昔のNHKのアニメを思い出す気が…。
あの3話のシーンはアニメ以上にショッキングで背筋が凍りました…。ハノカゲさんが選ばれた理由にも納得です。今現在執筆は6話まで描き終わっている状態なんだとか……。4月までハノカゲさん頑張って下さい…。
ではまた次回に!