コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

STAR DRIVER 輝きのタクト 第16話「タクトのシルシ」感想

2011-01-24 01:15:10 | STAR DRIVER 輝きのタクト(2010秋-11冬)

 今回で第2部・ミズノ編も終わりに。ミズノとマリノは一体どうなってしまうのでしょうか…?タクト対ヘッドの戦いも気になります。話が大きく動いたり、派手なバトル展開があったりと2部終わりに相応しい回でした。色々予想外な1話でもあったり…。ヘッドって一体……。


 はじめはミズノが近所のよくしてくれているおばさんに母親に会わないのかと聞かれているところから。あとここで母親の住所を教えてもらいます。どうやら今、母親は京都に住んでいるみたいです。なんかミズノが島を出るフラグのような気がしました…。
 ですがやはりマリノは家に戻ってこなくて…。ミズノは前回の一件を気にしていました。そしてマリノがいなくなっても大丈夫かと訊ねてくるおばさん…。ミズノはどうするべきか迷っていました。

 翌日。科学部にいるケイトの元に来たミズノ。相変わらずケイト怖すぎです~。そしてケイトは薬でミズノを眠らせて拉致。やっぱりケイトはケイトでした~。

 その頃タクトとスガタはお風呂で裸の付き合いをしていましたー。2人のやりとりは良い意味でさっぱりしていて今の2人の関係好きです。でもお風呂での会話というと、なんだかミズノ編の最初を思い出します…。締めに入っているということなんでしょうか。
 そして前回のヘッドの発言を思い出すスガタ。スガタも色々考えているみたいです。またタクトも自分の過去のことを思い出していました。それはまるで今のワコとスガタとの関係のようで…。
 そんなふうにくつろいでいる中、ワコに出るように言われます。一緒に入るって~。タクト・スガタ余裕です。ワコの反応がまた面白かったですー。一瞬思ったんだ…。
 ですがそこでワコはミズノに危機が迫っていることを感じ取り…。

 綺羅星十字団に捕まってしまったミズノ。綺羅星十字団の幹部に囲まれてしまいます。綺羅星怖すぎです…。怖いというか異様と言った方がいいのかもしれません。場合によっては変態と呼ばれてもおかしくない気がします。
 ケイトは何か謎に迫るように、マリノのことについて語り出します。そしてミズノのシルシを浮き出させて、ミズノへ真実を突きつけます――。ミズノの強烈な第1フェーズ…それによって作り出された存在、それがマリノでした。やはりマリノは幼い頃のミズノによって作り出された分身でした…。ボンズってやっぱりこういう話好きなんでしょうか。
 そしてミズノもマリノを生み出した時のことを思い出していきます。そしてここで冒頭のおばさんとのやり取りの続きが…。

「あんた元々一人っ子なのよ?
 覚えていない?」

 これでミズノは自分が一人だったことを自覚…。ミズノの記憶も蘇ってきます…。すべて嫌な記憶はマリノに…。マリノがミズノを守ろうとしていた理由もはっきりしました。マリノはミズノにとって不都合なことからミズノを守るために作り出された存在でした…。
 そうしてすべてを思い出したミズノ。何かが起ころうとしていました――

 それからタクトもゼロ時間に召喚されます。そしてタクトがゼロ時間で見たのはまず巫女のサイバディに乗ったミズノでした…。サイバディに乗っているなんだかエロい気が…。何があってもサービスシーンは欠かさないタクトでした。
 そして謎のサイバディにより、ミズノの機体が引き裂かれてしまい――。そうして巫女の封印がまた解け、第3フェーズへの道が開きます――。この瞬間がとうとう来てしまいました…。綺羅星十字団はこれで更に力をつけることに…。


 後半。ミズノに駆け寄るタクト。と、そこにヘッドがタウバーンを破壊すると宣言を。ヘッドもアプリボワゼして、機体へ乗り込みます。そして明かされた衝撃的な事実。なんとヘッドも銀河美少年でした……。銀河美少年の定義って一体なんなんでしょう…?とにかくタクトと同等な力を持っているみたいです。そしてタクトもタウバーンに乗り込み、応戦。タクトの変身シーンはやっぱりあった方がいいですねー。1クール目の時はこんなシーンに時間をかけるなら、話に時間をかけてくれと思っていましたが、ちょっと考えを改めます。
 現時点での綺羅星十字団のリーダー的存在ということで、やはりヘッドは強く。いつものように簡単には勝たせてくれません。締めの回ということで、バトルシーンもいつも以上に動いています。とにかく激しい2人の戦いです…。
 追い詰められていくタクト。そんなタクトの戦いをワコ・スガタが心配そうに見守っていましたが、今こそスガタはタクトを助けるべきではないのかと思ったり…。最初見た時はそこがかなり疑問でした。ヘッドの発言を気にしていたからなら分かる気もしますが…。
 ヘッドは第3フェーズになったことで本来の力が発揮できるようになったと語ります。それはタクトの力すら封じてしまう能力…。そしてタクトのシルシが消えてしまう時が…。変身も解けてしまいます。タクトピンチです…!

「これで終わりだ!」

 そう自信満々なヘッドでしたが、タクトのタウバーンは何故かまだ動いていて…。そうしてまたタクトは銀河美少年に。タクトもまたパワーアップです。機体も変化したみたいですが、あまり差がないような…。

 ここでミズノはタクトの過去を垣間見ることに…。タクトの世界が~という口癖は最初はその過去の少年・ナツオのものでした。


「僕は世界の声が聞きたいんだ」


 日々飛行機作りに没頭するナツオという少年。その飛ぶ姿にタクトも見入っていました。ですが飛行機は大破。でも飛べたからかナツオはご機嫌。何事にもめげない少年のようです。ハナという女の子も無事でよかったとナツオのチャレンジを見守っていました。
 ですがナツオは不治の病気を抱えていて、その後死んでしまいます…。まさか登場してすぐにこういう展開になるとは思っていませんでした…。
 ナツオ亡き後、その思いをタクトは受け継ぎ、飛行機作りに没頭するのですが、飛んでしばらくした後、ナツオのようにまた落ちてしまいます~。そしてその瞬間にタクトにシルシが宿ったようです…。
 その後家で治療を受けるタクト。ここでタクトのじっちゃん、ツナシ・イクロウもいよいよ登場。1話からの謎が一つ解けました~。ただ声的に大総統としか思えません…。
 イクロウもタクトがシルシを受け継いだことに納得し、そのすべてをタクトに託します。イクロウも銀河美少年だったそうで…。に、しても銀河美少年ってどういう概念なのか今だ理解できません…。最終回までに分かるといいのですが…。
 その後タクトの親の話に。タクトは幼い頃、親に捨てられてしまったようで。そして父親探しにタクトは島に行くことになったのだとか。どんどんタクトの過去が明らかになってきました。さすが2部終わりの回。
 そうしてタクトは島へ――。そしてヘッドも打ち負かしてしまいます…!


「やりたいことと、
 やるべきことが一致した時、
 世界の声が聞こえる!!」

「こいつ…何を言っている!?」
「あなたには分からないな!」

 タクトの復活にたじろいだりと、一気にヘッドがやられやくに…。あまりの小物への転落っぷりが早すぎてなんだかヘッドさんと呼びたくなりました…。
 そしてヘッド、タクトにボコられて終了ー。前回のヘッドの話的にヘッドがタクトに勝つ(ウテナの生徒会長的な役割で)と思っていたんですが、これは予想外でした…。前回の発言は一体なんだったんでしょう…。なんだかヘッドがラスボスだとは考えづらくなってきました。やっぱりそうなるとスガタでしょうか…?


 現実に戻ってきたタクトとミズノ。2人はバスに乗っていました。そしてミズノは荷物を持っていて…。タクトと最後の会話をするミズノ。ミズノはタクトは最初からワコが好きだったという結果を受け入れ、バスを降りていきます――

「会えてよかった、それじゃ」
「また明日!」

「さよなら」

 タクトはこれが最後と知らず、ミズノとお別れしてしまいます…。結局演劇はやらないまま終わってしまいました…。
 その後ミズノが向かったのはやはりフェリー乗り場でした…。ミズノはマリノのためにと母親を追って、島を出ることに。今回封印が解けたことで、ミズノは島から出られるようになりました。
 島から出るミズノ。その時携帯に着信が。マリノでした…。涙ぐむミズノの画がお見事でしたー。マリノは消えていませんでした。どうやら第1フェーズで生み出したものは消えないみたいです。
 そしてマリノに会いたいと願うミズノ…。そうして振り向いた先にはマリノがいました――。こうして二人は再会を果たし、前に踏み出そうとしていました。色々ツッコミどころはありそうですが、とりあえずこれからもまた一緒!という感じになってよかったです。
 こうして第3フェーズの封印が解かれ、巫女だったミズノとマリノが島を出るといった流れで次回へ続きます!巫女は最後には皆、島を出て行くんでしょうか…。


 次回は「バニシングエージ」次回からいよいよ第3部に突入!新章開始ということで濃い新キャラも登場するようです。学校も夏休みになったということで、日常シーンにも変化を期待したいと思います。
 で、ここからまた波乱な展開になっていくようです。次回のタイトルにもありますが、バニシングエージの動向に注目です。一応ヘッドの出番もあるようです。2部はじめのように落ち込んでいなければいいのですが…。
 あと巫女の一人と予想されているケイトの動きも気になります。そしてタクトが行く先には何が待ち構えているんでしょうか…?

 2部・ミズノ編、最初はじらし展開ばかりでどうかと思っていましたが、後半一気に色々明かされて、色々ひっくり返りました。特にミズノの設定にやられました。2部で先がますます楽しみになってきましたー。

 ではまた次回に!

 



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (銀河美少年って)
2011-01-24 16:11:52
銀河美少年って、「サイバディに乗り込んだ」状態を指しているってことでは?
返信する
Unknown (Unknown)
2011-01-24 22:55:53
銀河美少年とは電気棺無しでサイバディとアプリポワゼできる人の事ですよ
返信する
コメントありがとうございます! (ソウキ)
2011-01-25 03:24:36
お二方ともコメントありがとうございます~。
おかげさまでもやもやが解消しました。
銀河美少年は電気棺無しでサイバディとアプリポワゼができ、
サイバディにスタードライバーが乗り込み、
一体になった状態のことを指すみたいですねー。
に、しても銀河美少年というネーミングはやっぱりなんか不思議です…。
ではでは~。
返信する