今週は前回でひとまず山形戦前半が終わったということで両チームのハーフタイムの様子が描かれていきます。前半で試合が終わったという感じもしますが、両チームともまだ策はあるんでしょうか…?そしていよいよ山形のキーマンが…!
で、この感想を書く前に色々ありすぎて既に力尽きている管理人・ソウキですー。今週は本当ジャイキリ関連のことで色々あって大変でした…。それも含めて今回は色々書いていこうと思います。今のジャイキリ人気恐るべしです…。
山形戦が1-0とETUリードで前半終了~。これまで追う側が多かったETUですが、今回は珍しくリードして前半を終えました。山形はこのまま終わってしまうのでしょうか…?
ETUリードで前半を終え、後藤達も手ごたえを感じていました。副会長のセリフが山形戦前半の様子という感じがしました。
「よぉーし!!
一時はどうなるかと思ったが…
前半終わってみれば完全にウチのゲーム!!
上出来だぞお前ら――っ!!」
前半終了直前に明暗が分かれたETU対山形戦。スタジアムの様子がずらーっと描かれた後、達海と佐倉に。佐倉は無言のままロッカールームへ。失点し、自分達の調子が崩されたことがこたえているようです。
一方達海も起きて、佐倉の様子を見ていました。達海余裕、しかも無駄に誇らしげです。
「はっ
俺の眠気ぶっ飛ばすとかいっときながら…
眠さ爆発の前半だったぜ?
サックラー」
この時もあくびしたりと眠そうではありましたが、ある程度回復したみたいでよかったです。松原の胸張っていうことじゃないというツッコミに笑。山形とETU、前半が終わった時点では色々対照的でした。
一方スカルズ達。ETUがリードしているということで羽田達も盛り上がっていました。羽田もまたこのETUの快進撃に驚いているようでした。
『しかし驚いたぜ…
完全に劣勢だと思われた状況から…
あいつらは一瞬のチャンスも見逃さず…
それをモノにしやがった…』
羽田が驚いているのはそれとゴールに絡んだのが世良と清川と、去年まで出場機会がない選手だったということ。羽田はETUが今年になって化けたと、ETUが監督に達海が就任したことで変わってきたと実感してきたようです。これは良い変化ですね。これまでスカルズにはあまり変化が見られず、ずっとこのままかもしれないと思っていましたが安心しました。
それから羽田はそれだけでなく、とにかく攻めるという、ETUのプレースタイルも
近年のETUにない形だと感心していました。またそれが選手に自信がつかないとできないことであることにも気付いていました。そして羽田はそれに気付き笑みを浮かべます――。
『去年まで山形ばりにゴール前を
ガチガチにかためたってのによ…』
遂に羽田がデレ?ましたー。羽田がここまで良い反応をすることがあまりなかったせいか、このシーンには妙に驚きました。
ですが勝負はまだまだこれから…。羽田は勝ち点1じゃダメだと、勝ち点3を積み重ねていけと心の中で強く思います…!羽田の意識も徐々に良い方向に変わってきたようです。
一方ハーフタイム中のETUの様子。その頃洗面所では恐ろしいことが行われていました…。
「はーい行くよ――!!
目ぇ開けててよ――!?」
「ぶぼぼぼぼぼぼ~~っ!!」
なんと試合中に達海が寝ていたことを知った有里が達海の顔を水へ突っ込んでいました――。しかもものすごい勢いで。そんな壮絶な顔洗いの様子を見て、選手達も戦慄していました……。テキストではその恐ろしさを伝えきることができませんが、達海のこの悲鳴のような叫びをきけばどれだけ壮絶だったかお分かりでしょう…。ぶぼぼぼぼぼぼって…。本当有里は達海を殺す気なんじゃないのかと思ってしまいました…。多分作中で一番達海がある意味一番苦しんだ瞬間です…。今回一番印象に残ったのはこのシーンでした…。
で、有里はその後テキパキと達海の顔を拭き、そして殴り、達海の目を覚まします!荒療治すぎます~。
「よし眠気飛んだ!?
後半指示行ってこーい!!」
そして面白いのが目を覚ました後の達海。
「うは――っ
やっと世界がクリアに見せるぜ――」
「お疲れ様でした」
「いーえ」
そう気持ちよさそうに言う達海ですが、目がイッています~。まるで徹夜明けか、ヤクを決めた後かのよう…。ここは読んだ時大爆笑しました~。ここでその画を紹介できないのが残念です!
そんな光景を見て、選手達は更に戦慄します…。
「俺…有里さんが
監督を殺そうとしてんのかと思った…」
「俺も…」
この世良・清川の発言が皆の声を代弁しているかのように思えました…。とにかく恐ろしいとしか言いようがありませんでした…。最終回を迎えるまで達海がこれを超える恐怖をあじわうことはあるんでしょうか…。ある意味気になるところです。
あとここで黒田が達海がアクビしていたことに怒りますが、達海はいつも通りゆるゆる。バックの松原達の心の中の突っ込みが面白かったですー。もし黒田に寝ていたことがバレたらまた大変なことになりそうですね…。面白すぎるハーフタイムのやりとりでしたー。
ここからは話も真面目モードに。達海はまずこの試合は後半が肝だと語ります。前半だけで終わった感じがしましたが、達海にとってはむしろ後半が勝負みたいですね…。これは意外でした。
そして達海は前半選手達が得点したことを褒めます。
「前半はよくやった
この1点は全員がリスクを冒して
アグレッシブに攻めた結果だ」
中盤は堀田を中心に、DF陣はギリギリのラインでカウンターに対応、夏木もメンデスを上手くひきつけていました。ここのジーノの「ナッツはやられすぎてたよ」というさりげないツッコミに笑。作戦だと怒りつつ開き直る夏木がまた良い感じでした。
世良も1.5列で動き回りつつ、ここぞというタイミングでCBの裏を狙い、清川もいいアシストをしました。が、ここで達海がボロを出してしまい、そこをツッコミされてしまいます。
「清川もいいアシストだったみたいだし…
ホントよくやったよお前ら」
「え?だったみたいだし…?」
ですが松原が必死にフォロー!口を押さえられている達海の目が~。今回一体何回死にかけたんでしょう…。最近ジャイキリはコミカル画がパワーアップしているような気がします。
こう振り返っているシーンを見て達海はいい監督しているなと思いました。一言一言になんだか暖かさを感じます。見ていないようで、やっぱりちゃんと見ていますね。
落ち着いた後、達海は赤崎に声をかけます。この試合、赤崎は相手に翻弄されるばかりでした…。
「赤崎はちょっと気負いすぎだな
疲れがあったのもわかるけど
お前はもっと色々やれる選手だろ?」
何気ない一言でしたが、赤崎にとっては苦く…。いつもクールな赤崎にしては珍しく気負っているようでした。そしてその意識の先にいたのは椿でした――。
『ちっ…見透かされてたか…
最近の椿の突破力に焦りを感じて……
ドリブルにこだわり過ぎちまった』
やっぱり同じ若手だからか椿のことを意識していたんですね。普段他人に刺々しいだけに、赤崎がいつか何かの壁にぶつかる時がきたら面白くなるだろうなと思っていましたが、遂にその時が…。しかもその比較対象になるのが椿だとは予想していませんでした。これは今後が楽しみです。
そのことを改めて振り返った赤崎は「くそっ」と網に手を打ちつけイラつきます…。人一倍プライドが高い赤崎なだけに、よっぽど悔しかったんでしょうね。赤崎が自分の強みを見つけることができるんでしょうか。
あとここで赤崎の出番が前半までと判明します。やっぱり宮野と交代になるんでしょうか。今回あまり実力を発揮できなかった赤崎でしたが、達海は結果は悪くなかった、それで向こうの監督は必要以上に右サイドを警戒してくれたと手ごたえを感じているようでした。
そして達海の真の狙いの一つが明らかになります――
「おかげで向こうのキーマンは
前半は影を潜めた」
どうやら達海は向こうのキーマンを封じることにも意識していたようです。その選手が出てこなかったおかげでこの優位な状況にも繋がったようで…。これがもしかすると椿の言っていた山形の上手い選手なのでしょうか…?
一方山形のロッカールーム。良い調子で攻めていたのに、失点してしまったことで暗い雰囲気になっていました…。空気が重いです。
そんな中、山形のコーチが思うのはこの夏絶対的エース・ヴィクトリーノを失ってしまったこと!どうやらオイルマネーに魅せられてしまったようです…。ジャイキリの海外選手はなんだか気紛れなキャラが多いですね。に、してもこの選手名前がなんだか面白いです。何かを思い出すような…。
エースを失い、増強といきたいですが経営難の今の山形にはできないことで…。クラブの経営難は根強いようです。佐倉はその時も何か考えているようでしたが…?
後半のことについて話し合う山形の選手達。ケン様も上手くチームをまた盛り立てようとしていました。こういうフォローが上手いところもさすがケン様ですー。そしてそこにまた絡んでくる丸岡と菅野…。相変わらず賑やかな2人でした。
とりあえず問題はどうETUの守りを崩し攻めるか…。選手達は選手達で色々考えていました。でもそれを決めるのは選手達ではないと、ケン様は佐倉の指示を待とうとします。
一生懸命後半の攻め方について考える佐倉。時間も迫ってきました…。佐倉は動揺しつつ、もう攻めるしかないと必死に策を練ろうとしていました。そして脳内シュミレーションしつつ、現時点で考えついている策を選手達に話そうとするのですが、佐倉はそれを戸惑ってしまいます…。
『ならば何故迷う…
何故すぐにそれを選手達に伝えない…』
大倉がディフェンスラインを上げてしまったわけ、瀬古のハードワークの意味など色々考える佐倉…そして謎。
『そして私が
スタメンで“奴”を使い続けているのは
何のためだ…?』
この流れで“奴”…もしかしてこの存在が達海の気にしているキーマンなんでしょうか…?どんどん謎に近づいてきました。しかも佐倉ですら何故自分が奴を使うはっきりとした理由を分かっていないとか…。これは気になります。
監督の佐倉を見つめる選手達…。そんな状況の中、佐倉は自分がやりたいサッカーはこれなのかと自問自答します――
『私がやりたいのは
リスクを冒さないサッカーなのか…!?
選手達はそういうサッカーをするために
ピッチに立っているのか……?
私は
そんな戦いをして……
タッツミーに勝てると思っているのか……!?』
リスクを冒して守るか攻めるか…佐倉の監督としての覚悟が試されているようでした…。そして迷いの向こうには達海が…。佐倉は揺れていました。
そして今回最後は、佐倉がある選手に声をかけて終わりに――
「調子はどうだ
小森」
その選手は小森という若手の選手でした――。この流れで声をかけたということはこの選手が山形のキーマン、そして椿の言っていた上手い選手なのでしょうか…?で、この小森ですが、前半を通して見てもあまり印象には残っていません!正直いたような気がするとしか言えません。一応注意して読んではいたんですけどね…。だからこそ達海は潜めたと言ったのでしょうが、まさか小森だとは思いませんでした。そうしてキーマンが出てきたか?といったところで次回へ続きます!
次回は小森についての話になっていくんでしょうか。佐倉は自分のチームのキーマンが封じられていたことに気付くんでしょうか。そして攻めに転じるんでしょうか…?気になる点がだいぶ出てきて次回が待ち遠しいですー。達海もまだまだと語っていましたし、どうやらETU対山形戦、まだまだこれからみたいですね。
で、ここからは最初にも書いた今週ジャイキリ関連のことを書いていこうと思います。色々ありすぎて感想を書く前にHPがゼロになりました…。しかも文字数オーバー…。なのでここは別記事にします。
・ジャイキリサイン会整理券争奪戦のあれこれ
※ネガティブな話もあるので読む際はご注意を。
他にもHとかアディダスのETUユニフォームのこととか書くことはたくさんあるのですがここまで書いたら激しく疲れたので、単行本もありますし来週のお楽しみにしたいと思います…。最近は割とノリノリで打っているのですが、文が長くなり時間もかかり、打ち終わったらダウンしています…。でもたくさんかけるというのはそれだけ話も面白くなってきたということなので嬉しいですね。
ではまた次回に!
アニメからジャイアントキリングにはまって、最近ではコンビニに立ち読みへ行き始めた受験生です!(笑)
山形戦、椿がいなくてどうなるかと思いましたがかなりいい感じで進んでいて興奮しました!
今回の話を読んだ時、世良・清川と同じく、有里が達海をついに殺して…!?な感じで心の中で爆笑してました!
長くなってすみません。ソウキさんの感想、毎回楽しく読ませていただいてます。これからも頑張ってください!!
ジャイキリには結構前からハマっていますが、今回はいままでの試合とはまた違った雰囲気で、ニヤニヤしながら読んでます。
前のゴールシーンも良かったですが、やっぱり笑いが含まれている今回もいいですね!
またコメントさせていただくと思うので、その時はよろしくお願いします!
>佐倉藍さん
佐倉藍さんコメントありがとうございます~。
ジャイキリはハマるたび、先が気になってしまいますよねー。私も最初は単行本で追っていこうと思っていたのですが、いつの間にか本誌を購入して感想を書くようになってしまいました。ジャイキリ恐るべしです。
私も山形戦椿がいない状態でどう攻撃に結び付けていくんだろうと思いつつ読んでいましたが、さすが達海、そしてETUでした。山形戦後半も楽しみですね~。
今回はやっぱり有里が達海の顔を洗うシーンがインパクト大でしたねー。本当に殺してしまうのではないかと思ってしまいました~。ここのところ試合でシリアス展開続きだったぶん、結構笑ってしまったり。
これからもよろしくお願いします~。
ではでは!
>藤那波さん
藤那波さんコメントありがとうございます~。
今回の試合は今まで追う側だったETUが追われる側になったりと、今までにない試合展開になってきて、面白くなってきましたね。予想がいい意味で裏切られるられることが多い気がします。
私も今回の話はニヤニヤしつつ読んでいました。た、達海が~。シリアス話もいいですが、ジャイキリはこういうコミカルな部分も面白いなと思います!
これからもよろしくお願いします~。
ではでは~。