今回はようやくシュナイゼルとの戦いに決着がつくことになります。ルルーシュは果たしてシュナイゼルに勝つことができるのでしょうか。とりあえずシュナイゼル達外道すぎ。クライマックスということで、戦いの方も見ていてドキドキしました。どれだけのキャラが生き残るのか気になります。
始めは前回に続き、ダモクレスから発射されるフレイヤに翻弄されるルルーシュ達の様子から。シュナイゼルの指示により、ナナリーは次々とフレイヤを発射していきます。またシュナイゼルは既に黒の騎士団に見切りをつけていました…。今回もシュナイゼルの腹黒さは健在です。
スザクも藤堂・シンクー相手に苦戦。その最中、スザクはシンクーにアヴァロンへの攻撃を許してしまい、これにより、アヴァロンへの侵入されることに――。シンクーは、ただ天子を助けるため(だと思われ)先を急ぎます。
その後スザクは藤堂との戦いに。藤堂はスザクが裏切り続ける様子を見てスザクを責めますが、スザクは怯まず、藤堂に向かっていきます!
「国を捨て、位にのみ固執する醜い存在になり果てたな。
おまえの願いはどこにある?」
「自分はただ、明日を望んでいるだけだ!!」
「おまえが望む明日など!!」
その結果スザクは藤堂の機体を撃墜。ここで藤堂が死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、千葉が藤堂を助けます。もしかするとこれは生き残るのかも…。
でもここでスザクの戦いは終わらず。そこに玉城が攻めてきます!今回も玉城がカッコよくてびっくりします。まあすぐにスザクに倒されてしまいましたが…。ここで死んでいないことを祈りたいです。
その頃生徒会メンバーで学園に残された2人。リヴァルはニーナを助けられなかったことを悔やみますが、ミレイはリヴァルを「頑張った」と褒めます。リヴァルが報われたようでよかったです。
一方ルルーシュはフレイヤの対策法が見つかったと聞き、その準備へと向かいます。その前にルルーシュは咲世子にミッションを言い渡し、
「これまでよく仕えてくれた。君たちの覚悟に感謝する」
「イエス・ユア・マジェスティ」
と、3人と別れます。このシーンには重みを感じました…。まさかここで皆とお別れなんでしょうか?
準備へ向かうルルーシュ。その途中ルルーシュはフレイヤの対策を見つけたニーナと会い、話をします。ニーナはこれからすることがユーフェミアの願いでもあると聞き、自分も行くと言いますが、これにルルーシュは、
「もう十分だよ、ニーナ。今の言葉で君の本心を理解した。
ユフィの仇である俺に、ゼロによく付き合ってくれた」
と労いの言葉をかけ、残るようにと言います。ここに至る経緯はよく分かりませんが、ルルーシュもまたニーナを理解していたようです。こう見ると2人は知らぬ間に和解しているように見えますが…。 そのルルーシュの言葉にニーナは最後にルルーシュにこう告げます。
「私はゼロを許しはしない、多分一生。
でも、それとは別に私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから、
ただそれだけなの…」
「…君は立派だよ」
どうやらニーナは心を決めて、ルルーシュに協力することを選んだようです。まさかあのニーナがこんなまともなセリフを言えるとは…驚きです。ルルーシュが立派だと言った理由も分かる気がします。これで、そのセリフに至るまでの過程があればもっと納得できたと思いますが、とりあえずニーナの成長が見れて良かった気がします。
その後ルルーシュはニーナと別れ、格納庫へ向かいます。そこにはピンクのランスロットとC.C.が。C.C.はここでもまたルルーシュを気づかいます。
そしてC.C.はルルーシュに恨んでいないのかと聞きますが、ルルーシュはこれを否定し、C.C.へ感謝の気持ちを伝えます。それにC.C.もまんざらではなさそう。
「ルルーシュ、恨んでいないのか?私のことを。
ギアスを与えたことで、お前の運命は大きくかわってしまった」
「らしくないな。魔女のくせに。
C.C.。お前がくれたギアスが、お前がいてくれたから、
俺は歩きだすことができたんだ。
そこから先のことは、すべて俺の…」
「初めてだよ。お前みたいな男は」
何だか聞いてるこっちが恥ずかしくなってきます…。2人はすっかり愛し合っていますね…。
そして2人は心を通わせキスをしようとするのですが、ここで邪魔が入ります。それは紅蓮に乗ったカレン!カレンは、
「あなたは私が止める!さよなら、ルルーシュ」
と、ルルーシュへの怒りを募らせ、ルルーシュを紅蓮で殺そうとしますが、ここでC.C.が間に入ってカレンを足止めします!そしてC.C.はルルーシュに、
「嬉しかったよ、心配してくれて。
早く行って、そして戻って来い。
私に笑顔をくれるんだろ?」
「ああ。約束しよう!」
とまるで恋人のような言葉をかけます。いやもう恋人なのかもしれません。皇帝との戦い以降のC.C.は人間味があって好きです。これにルルーシュも強く頷き、先を急ぎます!良いシーンなんですが、ここのルルーシュの帽子を取る動きが芝居っぽくて笑ってしまいました。ここまで見てきましたが、ルルーシュの何かがやっぱりつかめません!
そしてルルーシュは飛行機に乗ってフレイヤを無効化するために出撃します!
「必ず成功させてみせる。この一手で、何としても!」
ここまでくればもう成功する気がしました。ルルーシュは僅かな希望にかけます。
でもシュナイゼルはそれでもルルーシュの行動を捨て身だと言い、余裕。やっぱりシュナイゼルの上から目線は好きになれません。そしてまたシュナイゼルはナナリーに指示してフレイヤを発射させます。
それに反応するルルーシュ。フレイヤの対策はその組成に対応する反応をぶつけること。でもそれには厳しい条件が。それには爆発までの約19秒で、現場環境データをプログラムに入力する必要があり、それが成功したとしても実行可能時間はコンマ04秒だけという無茶苦茶なもの。それでもルルーシュはフレイヤを止めるためにスザクと協力して、フレイヤを止めようとします!ニーナも成功を祈ります。
そしてその作戦は見事ルルーシュ・スザクの協力のおかげで見事にフレイヤ無力化に成功。フレイヤは消失します。これで勢いをつけたルルーシュはダモクレスへの侵入を指示。ルルーシュ達はダモクレスへ乗り込みます!
が、それでもシュナイゼルは余裕を崩さず、
「大したものだね。ルルーシュ。私に最後の策を使わせるとは」
と言い、脱出してルルーシュ達をフレイヤで仕留めると話します。冷静でそう話すシュナイゼルが怖いです…。
ダモクレスに乗り込んだルルーシュ達。シュナイゼルの元を目指しますが、そこにジノが立ちはだかります!ジノはルルーシュを殺す気です。
「ルルーシュ、お前のブリタニアは、私が認めない。
ここで消えてもらおう!」
でもこのセリフ、何だかこの戦闘で死ぬ気がしてきました…。不安です。ナイトメア戦が不向きなルルーシュはいいように攻撃されていきます。ルルーシュらしいといえばらしいですが…。
と、ルルーシュの前にスザクが立ち、ルルーシュに先に行くようにと言います。
「ルルーシュ 先に行け。
君には倒さなければならない敵と、
救わなければいけない人がいるはずだ」
このスザクのセリフはちょっとカッコいいなと思ったり。これでルルーシュは先を急ぐことに。スザク対ジノの戦いが始まります。この2人が戦いは見ごたえがありそうで楽しみです。
ダモクレスから脱出しようとするシュナイゼル・カノン・ディートハルト。そのエレベーターの中でシュナイゼルはダモクレスとフレイヤをここで失ってもまた作ればいいと、物事に執着を見せません。しかもナナリーもどうでもいいというような反応。ディートハルトのナナリー=餌発言もどうかと思いましたが、
「世界の平和と1人の命…悲しいことだが、比べるまでもないよ」
と、ナナリーまで切り捨てるとは、本当にシュナイゼルは冷徹です…。シュナイゼルは結局自分のことしか考えていないように思えます。
一方ナナリーは衝撃で車椅子から転げ落ち、目が見えない中探し当てようともがきます。が、ふとしたことでナナリーは思わぬことに…。
続く戦い。ジェレミアはアーニャとの戦いに、C.C.はカレンとの戦いに挑みます。C.C.は、
「さあな。
ただ、経験という積み重ねは、
もうおしまいにしようと思ったんだ」
と、決意をこめて戦います。でもパイロットの腕前も機体の性能もカレンの方が上手。すぐにC.C.はカレンにとどめを差されてしまいます。ここでのカレンはC.C.に嫉妬しているようにしか見えませんでした。そして最後C.C.はカレンを称えるのですが、カレンは、
「流石は…。カレン、お前の勝ちだ」
「どうでもいいよ、そんなこと。じゃあね」
と、C.C.に敵意丸出し。まだカレンはルルーシュに未練がある気がします。とどめを差されたC.C.は海に沈んでいきます…。その最中C.C.が思うのは、
「勝つとか負けるとか、
そんな心がまだ私に残っていたとはな」
ということ。機体が爆破した時、脱出していたので助かってはいるようです。C.C.もここにきて人間味が出てきたようで。これが最終回にどう影響するのか気になります。
ダモクレスから脱出しようとするシュナイゼル。と、乗り込んだ脱出艇のモニターにルルーシュからの通信が。ルルーシュはシュナイゼルにあなたの本質を読んだ、今度こそ負けてもらうとシュナイゼルに言います。でもシュナイゼルはルルーシュの言うことに常に平静。先回りされていても余裕を崩しません。
一方シンクーは天子と再会。そこでルルーシュから逃げてきたという、咲世子達と会います。咲世子は、ルルーシュに脅されていたと話し、シンクーに協力を申し出るのですが…。これもミッションのようです。
あとここでヴィレッタの様子が。扇さんと呼んでいることに驚きました。いつの間にこんなに関係が深くなっていたのか気になるところ。
ここでシュナイゼルに殺されたと思われていたコーネリアの出番が。あの後シュナイゼルは結局コーネリアにとどめを差さなかったようです。でもコーネリアは、
「兄上は私を殺さなかった。
兄上には執着すべき欲がない、世が世なら、卓越する王であったのに。
そこを読み切れなかった私は愚かなんだろうな…」
と、シュナイゼルに裏切られ、落ち込んでいる様子。これはコーネリアが言うように情というより、殺す価値がないとかそういう理由だったようで。何にしろ助かってよかったです。
と、そのコーネリアの傍に思わぬ人物が…
「姫様…」
「まだ私をそのように呼んでくれるのか」
と、ギルフォードがコーネリアの手を取り無事を喜びます。まさかあの爆発からギルフォードが生き延びていたとは…!びっくりです。ギルフォードはグラサンをしていているということは目は失明しているようですが、割と元気そうに見えます。とにかく2人に救いがあってよかったなと思いました。
ルルーシュとモニターごしで話すシュナイゼル。ルルーシュはそこで、
「だが俺は、明日がほしい」
と、明日が欲しいと今まで見てみた人達を思い出し、明日を求める理由をシュナイゼルに話していきます。中でも印象的だったのはこの言葉。
「それが皇族という記号で世界を見下してきた、あなたの限界だ。
俺は何度も見てきた。不幸にあらがう人を、未来を求める人を。
みんなが幸せを願い、抗い続けた。
ギアスも、仮面も、その根源は…」
ここにルルーシュの今までの軌跡のようなものを感じた気がします。こう聞くとルルーシュの目的は間違ってはいないように思えるのですが…。過去ではなく、明日を求め続けるというルルーシュの言葉には共感できる気がします。
そのルルーシュの言葉に、シュナイゼルは呆れ、冷めた様子で「もういい。私を殺したまえ」と言いますが、その後、
「だからこそ、あなたに俺は、
ゼロに仕えよという言葉をプレゼントしよう」
と、そのシュナイゼルの平静さが崩される時が…!そのルルーシュの通信が終わった瞬間、後ろでかまえていたルルーシュがシュナイゼルに近づき、ギアスをかけてしまいます――。これまでモニターに映っていたのは録画映像でした!ルルーシュすごいです。これにシュナイゼルは、
「君は、最初から私を殺すのではなく…!」
と、敗北を悟ります。それはシュナイゼルに自分への忠誠を誓わせるギアス。これによりシュナイゼルは態度を一変、違和感バリバリでルルーシュに忠誠を誓います。
「なんなりとお命じください、ゼロ様」
「シュナイゼル。
自分が殺されるという思い込みが、あなたを敗北へといざなったのだ」
ここは見ていて複雑な気持ちになりました…。ギアスは本当に恐ろしいものです。こうしてルルーシュはシュナイゼルに勝利することに成功し、シュナイゼルを服従させてしまいます。でもその時あんまりシュナイゼルが狂わなかったのがちょっと残念だったり。絶対裏があると思っていたんですけどねー。
シュナイゼルが陥落したのを見て、動揺するディートハルト・カノン。ディートハルトはギアスに操られたシュナイゼルを見て狂い、ルルーシュへ銃を向けます。しかしもうシュナイゼルはルルーシュの味方。シュナイゼルはディートハルトが打つ前に、ディートハルトを撃ってしまいます…。シュナイゼル、味方にすると頼もしい存在です。
これによりディートハルトは瀕死状態に。死に逝く間際、ディートハルトは最後にルルーシュにギアスをかけてほしいと願うのですが…
「ゼ、ゼロ…せめて最後に、ギアスを私にも…」
「ディートハルト、お前にはギアスを使う価値もない」
と、ルルーシュはそのディートハルトの願いを拒否。その後ディートハルトは悔やむようにして、息を引きとります――。割と序盤から色々動いてきたディートハルトでしたが、あっけなくここで死んでしまいました…。とりあえずゼロに使えていたときの異様なはしゃぎっぷりは忘れません。そのディートハルトの死にカノンはただ動揺するだけでした。カノンもこれからどうなるんでしょう。
でもルルーシュにはまだやることが。ルルーシュはシュナイゼルからナナリーのことを聞き、ナナリーの元へ向かいます。どうやらこの流れで行くと最後の障害はナナリーになりそうです。
一方ナイトメア戦はスザク対ジノ・カレンという戦いに。1対2は卑怯な気が…。スザクが勝てるのかちょっと不安になってきました。気になる戦いですが、この戦いは次回に持ち越しのようです。ジノは何となく死にそうな気がしますが、カレンはどうなるんでしょうか。
そうしてナナリーの元へ向かうルルーシュ。と、そこにはさっきこけたはずのナナリーが車椅子に座り、平然とスイッチを持ち、ルルーシュを待ち受けていました。これはあの後何かナナリーにあったんでしょうか…。
ルルーシュはナナリーを前にして、兄としてスイッチを渡すようにナナリーにお願いしますが、ナナリーはルルーシュの言うことを聞きませんでした。そしてナナリーはこの後思わぬ行動に――。
「それは危険なものだ、お前には」
「だからです。もう目を背けてはいられないから…。
お兄様、私にもギアスを使いますか?」
ここで遂にナナリーが開眼!!ナナリーは目を開けてルルーシュにギアスを使うのかと強気に出ます。とても気になるところで最終回へ。まさかルルーシュの最後の障害がナナリーになるとは思っていませんでした。ルルーシュがこの後ナナリーにどう出る気になるばかりです。ギアスを使ったらルルーシュが負けになる気もしますし。でもやっぱりこれまでのナナリーを見てきていると、開眼しているのは違和感があったり…。でもやっぱり目の色的にもルルーシュとは兄妹なんだなーと感じました。
次回は「Re;」いよいよギアスも最終回。どんな結末が待つのか見守っていきたいと思います。ギアスは1期からみ続けてきたので、結末が一層気になります。
あとゼロレクイエムが最終回で発動するのか気がかりです。ここまで発動する気配が全然ないので…。明日を目指し続けるということは変なことではない気がしますが…。
あと今回驚いたのは主要人物があまり死ななかったということでした。今回辺りで結構死ぬかもと思っていたので。ただジノとかは次回辺りがちょっと心配です…。次回どれだけのキャラが生き残るかもチェックしていきたいと思います。
ではまた次回に!
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の管理人のピッコロでございます。
記事とは関係のないコメントで大変失礼いたします。
今回、「今期終了アニメの評価をしてみないかい?2」という企画を立ち上げましたので少し宣伝させてください。
今期終了予定のアニメを、評価しようという企画でございます。ブロガーの皆様に点数で評価して頂き、その平均点を算出してみたいと思っております。
最終回まで見た、あるいは感想を書かれているという作品のうち幾つでも構いません、もしこの企画に賛同して頂けるのであれば是非参加してくださいませ。
詳しい投票方法等については以下の記事に書いておりますのでご覧ください↓
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51093095.html
宣伝大変失礼いたしました。今後も色々とお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
前の時も企画のことは知っていたんですが、時間的に参加できず残念に思っていたので、今度こそは参加させて頂きたいと思います!
では今後ともよろしくお願いします!集計等大変だと思いますが頑張ってください。応援しています。