新番組攻勢が始まってからもう1週間。大体の作品が出揃ってきました。今日は見た中からいくつかその感想を書いてみようと思います。今後の鑑賞の参考になれば幸いです。あと時間切れで今回語りきれなかった作品も、明日ぐらいに語ってたいと思います。あと、クラナドに関してももう一度語っています。
ちなみに上に行くほど満足値が高い作品となっています。あと一部(特にギャルゲー系)の作品は感想が否定的なものになっているので、そこを了承した上でお読み下さい。
CLANNAD -クラナド-
本編の感想は思う存分語り尽くしたのでそちらで。ここではそっちでは書けなかったことを書いていきます。で、第一話ですが出来栄えがやっぱり京アニということで細かいところまで凝っていてスゴイな~と感じました。キャラもそっくりですが、背景の再現度もかなりのものです・・・。陽平の部屋なんて本当にそのもの。
またこの作品は原作がカテゴリーが「ギャルゲー」になっているということで、多分女性の方は最初からスルー・敬遠している人がけっこういると思います。実際私の周りの友人にギャルゲーの作品を勧めてみても100%「え~ギャルゲーの作品?興味ないーー」と言われるのがオチです。・・・悲しい現実ですが。
が、少なくともクラナドとFateに関しては女性にも自信を持って勧められます!!女の子以外にも男性キャラにも見所があり(もちろん女の子も魅力的ではありますが)、カッコ良いキャラも多く、その各男性キャラにもドラマもあって女性にも入っていきやすい作品だと思います。それにこの作品の「家族」というテーマにもギャルゲーというジャンルには今までなかったストーリーの奥深さを感じることができそうです。なので、是非・・・
女性の方もクラナドを1回見てみて下さい!!
以上です。で、クラナドの感想ですが、おお振りより短時間で書けるだろうと思い1話感想を書いてみましたが、現実は恐ろしく書く時間はおお振り並+文字が9700文字(加工含めて)と恐ろしい結果になりました・・・。自分どんだけ語っているんでしょう・・・。それだけ語りごたえがある作品だということは確かですが。2話以降はもっと軽い感じに仕上げていきたいと思います。
とにかく今期クラナドがあって良かったです!この作品がなければ気持ちがきっと気持ちが沈んでいたことでしょう…。
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-
1話の感想は「カオス!」の一言。何となく見る前からウィッチブレイドっぽい感じは感じていたのですが、予想を超えていました。なんと「ウィッチブレイド」「宇宙のステルヴィア」「キスダム」の3つの要素が合わさった作品となっています!他の作品の要素も入ってそうですが、現状では。
始まりのジンとカズキの別れのシーンはステルヴィアを見ていた自分には1話の家族との別れのシーンとダブって見え、その後の飛行機爆発事故で1回死にかけるところにはキスダムを。(シュウ役の小野さんが演じているという・・・)しかも本編には由乃=水樹さんもいるし。これで中村さんがいたらこの作品は今期最強だったことでしょう。そして極めつけのバトルシーンはもろウィッチブレイドと外見設定もかなり似通っていると、すごいことになっています。
それに加え、涼宮ハルヒの憂鬱のSOS団の団員すべてが出演しているという豪華さ!特に古泉、長門が好きな人と声優さん好きには見逃せない作品となっています。杉田さんと平野さんが出ていることに驚きです~。でも後藤さんの役は今後もう出番はなさそう?
キャラに関してはやっぱりカズキが気になっています。とりあえず柿原さんの演じるカズキがキョンに見えてしまったのは私だけでしょうか。カズキは1話の後半にギリギリなアングルがあってひやひやしました。テレ東は男には寛大なようです。あとおっぱいにも。なんであそこまでアピールするのか謎。それはおいておいて今後同じ力を持つことになるジンとの関係がどうなっていくのか気になります。まさかキスダム張りの愛憎劇にはならないですよね・・・。あと杉田さんの役も少し気になります。とりあえず序盤のおじさんがレギュラーじゃなくて安心してしまいました・・・。
1話は見た感じなんか単調で、私はそんなにインパクトがさほど感じられなかったかなーと感じました。やっぱり最近こういう作品が乱発されていることもありますが、こうキスダムの1話ぐらいに突き抜けてもよかったかも。最後のジンとトアのやり取りにしろ、いきなり「そのとき僕は思った。一人ではないと」と言われてもやっぱり?が浮かんでしまいます。
今現状を見た感じ1話の絵がすでにうのさんのタッチとはもう違う気がしてなりません。これから一層作画は厳しくなっていきそうな予感がします・・・。
と、このドラゴノーツは「キスダム」のようなネタアニメ好きな方にはたまらない作品になっているように思えます。ただ私はキスダムでこりたので、本当に面白いと思わない限り視聴だけしていこうと思います。感想は書かないと思いますが、きっと最後までは見ると思います。
BAMBOO BLADE
今期数多くの原作物アニメがありましたが、その中でも個人的に好きな作品はこれです。正直1話を見るまでは1話で切ることを頭に入れて見ていましたが、思いのほか何だか面白くて先が気になってきました。段十朗の彼女とのバランスは異常。特に1話では珠姫が最後正義感で不良に勝負を申し込むシーンが好きです。剣道シーンにも期待したいと思います。これで珠姫と勇次の恋が見れれば文句なしです。
これを書いてる途中で2話も放送されましたが、中々良い感じです。特に「超剣戦隊ブレードブレイバー」がやけに気に入ってしまい、ここだけ何度か繰り返し見ています。小西さんの声も良~。さり気に音楽・作画がガンソードつながりでびっくりしました。無駄にハイクオリティです。
素敵探偵ラビリンス
このマンガを描いてる「若山晴司」こと「深山和香」さんのとある小説の挿絵が好きだったのでチェックすることに。このPNの差は一体なんなのでしょう・・・。でもまさかこのマンガがアニメ化するとは考えていませんでした。
で、1話ですが、見た感じ監督が同じせいかなんだか地獄少女+魔ロキといった感じが。「探偵」というからには推理ものかと思っていましたが、どうやら勘で事件を解決していくという超能力的な要素がありそうですね。それどころか謎な人形のバトルもあったりで、普通の探偵ものではなさそうです。荒廃した東京という設定も物語にどう影響してくるのかも気になります。
個人的には崩壊した東京の背景始め、この作品は背景が素晴らしいなと思いました。1話の時点ではキャラの画も良い感じでした。このクオリティがずっと続けば良いのですが。
今後は諏訪部さん演じる黒髪短髪な晴嵐目当てで見ていこうと思います。普段の執事と戦闘の時の2面性といい、かなり自分の好きになるタイプです。1話でも中々カッコよかったです。マユキに付き従う理由も気になりますね。あと銀髪な双子も気になります。さり気に朴さん井上さんと声も別れているところにも注目です。
逮捕しちゃうぞ フルスロットル
1話は良くも悪くも「逮捕しちゃうぞ」らしい話。莫大な遺産を相続し天涯孤独な身となった少年を、いかにも悪い外人達から美幸、そして後から夏実とで少年を身を張って警察署まで守るといった話。美幸の運転テクニック、夏実の足ブレーキなど逮捕でお馴染みの見せ場もちゃんと用意されており、初めて見る人にも分かりやすい感じがしました。でも新鮮さはなく今まで見てきた人達にはもの足りなさがあるんじゃないかと思いました。今後ひねった展開を期待したいです。
EDがかなーり百合っぽくて驚いてしまいました。歌も石川さんと、逮捕も遂に時代の波に乗ってきたか・・・と感じた瞬間でした。今後の本編もこうだったらどうしようとか思ったり。
スケッチブック ~full color's~
コミックブレイドを創刊以来ずっと買い続けているので、どういう作品かは知った上で見ることができました。たまに読んでみると面白さを感じることができる作品です。
でも1話を見てみた感じ、同じ制作会社ということでこの特有のゆるさ=雰囲気はやっぱりARIAっぽいかも。1話はアリア社長が特別出演していて驚きました。社長なにやっているんだーー。ARIAの時も感じましたが、あまり長い時間をかけてやる作品ではないと思いました。それは作品自体は実際見ていると面白いのですが、作品を包むだるい空気がとてーも眠さを増長させてくれるからです。深夜リアルタイムで見ていると更に堪えることでしょう・・・。そのため好き嫌いがはっきり分かれそうです。
ひぐらしと時間がかぶっているため、見るのはちょっとしんどいですが、下野さん演じる が好きなのでしばらく頑張ってみようと思います。あのゆるい作品の雰囲気は嫌いじゃないんですが、どうも眠さには勝てません・・・。
ナイトウィザード The ANIMATION
この作品を語るには「オレを学校に行かせろーー」につきます。果たして謎の少女によって日々魔物退治に駆り出され、単位もヤバいことになっている主人公は、最終回までに学校に登校する事が出来るのか注目です。1話は学校の屋上にに神社がある+いきなり主人公がヒロインに同居を申し込むと色々ツッコミ所満載でした。何というか良くも悪くも昔のラノベアニメの雰囲気が出ている作品です。
OPの歌は結構アップテンポの曲で好きです。奥井さんは良い曲を作ってくれますねー。いつかちゃんとOP画像がつくことを祈っています。この作品は当分とりあえずは様子を見たいと思います。
BLUE DROP ~天使達の戯曲~
私もアニメはここ数年で何本も見ているので大抵の作品には抵抗を感じないと思っていましたが、この作品は「アニメ上級者向け」過ぎます・・・。スイマセン、自分にはついていけそうにないです。
序盤は主人公と黒髪少女の2人の女の子の出会い(たくさんの鳥が飛ぶシーンは良かった)、主人公の学園への入学とまだガンオケっぽくてついていけたのですが、後半の首絞めと黒髪少女の謎な行動辺りにどうもついていけず、混乱してしまいました。見ている時の画質にも問題があったかもしれませんが、この先に関心が持てそうにないので多分切りになると思います。ただ原作は更にスゴいらしいので、ちょっとスリリングな女子高物が好きな人にはオススメではあります。
D.C.II ~ダ・カーポII~
2の方はあんまり知らないのですが、1の方は2作とも何故か見てきたのでチェックしてみました。あと事前まで情報を出さないというところにも期待できそうな気もしたので。まあ実際ビックリはしましたが、いきなり文化祭+両想いになるというのはどうなのか・・・。何というか話が1の続編の時より劣化しているような・・・。事前情報をあまり出さないという試みは良いと思いますが、作品の出来がこれじゃあ正直拍子抜けという感じがします・・・。
今後主人公のまわりのキャラとの関係がどうなるのかは気になりますが、あんまり興味を持てる気がしないので気が向いた時に見ていこうと思います。唯一杉並が姿変わらずにいることだけが気になりました。息子・・・?あと読んでる本も気になるかも。
とりあえず今後時間軸をちゃんと追っていくのか、それとも遡っていくのかが今現在分からないので、そこだけ注目していたいと思います。
やっぱり今期は私にとって「知らない原作物」が多いので、正直とっつきにくいです。オリジアニメも少ないのも残念ですが・・・。今期かなり原作物は多いですが、なんというかやっぱり「原作」というものを上手く使っている作品は少ないんじゃないかと感じました。大体の作品は原作をないがしろにしすぎている気がしてなりません。やっぱり基本原作物はオリジ要素を入れる以前にきちんと原作の内容をしっかりやるべきだと改めて感じました。どの媒体の原作物もそうですが「原作と同じことをやってもつまらない」と思う以前に原作物を今一度しっかり見つめ直し、それで良いのか考え直して欲しいと感じました。
今現在個人的には「ガンダム00」と「クラナド」がお気に入りです。今後もこの2本に関しては追っていきたいと思います。では、今日はこの辺で。