コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

翠星のガルガンティア 第8話「離別」あらすじ感想

2013-05-27 02:16:56 | 翠星のガルガンティア(2013春)

 前回に続き、今回もやるせなさいっぱいの話。レドの行動、船団長・フェアロックの死により揺らぐガルガンティアの人々。別れ、すれ違いと切なさと寂しさを感じる1話でした。エイミー、やっぱりレドに…!
 あと今週の進撃の巨人についても。エレン、生きてた…! 

 

 前回倒れた船団長・フェアロック。自分の死期を悟り、リジットに船のキーを手渡します。


「船団を…頼む」


 そうして船団長・フェアロックは息を引き取ります…。その事実に涙を流すリジット。なんか貫禄を感じる1シーンでした。

 船団長の死、リジットが次期船団長になると聞いた船団の人々。ですが若い娘が船団長かと、皆この決定に反発。フェアロックが死んだことで繋ぎ止めていた何かがなくなり皆、船団から離れていこうとしていました…。前回に続き、作品の雰囲気がまた暗い方へ…。レドの行動はその前兆だったとすら思えます。
 しかもエイミーの友人の一人・メルティもその決定により、ガルガンティアを離れることに…。エイミーはレドも離れると聞き、ショックを隠せない様子。かなり揺らぎます。

 

 その頃、チェインバーは地球の位置座標を確認。銀河連盟へ帰れるか尋ねるレドですが、それには膨大な時間がかかり、帰還は不可能。もう銀河連盟に帰れない、その事実を突きつけられ、愕然とするレド…。そのことでレドは更に思い詰めていくことに…。


「帰れ…ない」

 
 ピニオンはその後レドをサルベージ&クジライカ討伐に誘います。そしてレドもクジライカを退治できるならとこの申し出を受けます。こうしてレド・ピニオンもガルガンティアから出て行くことに。

 


 

 船団長の葬儀が静かに執り行われている中、リジットは葬儀に出ず、自分に船団長が務まるかどうか悩んでいました。
 そんな中、過去の写真を見るリジット。そんな中、ピニオンがやってきて、守る自信もないのに、人を守れることができるのかと説教。いつもはあれなピニオンですが、今回は正論かも。リジットは反論することが結局できず…。


 レドとエイミー。レドを見つけるエイミーですが、声をかけることはできず。
 そんな中、エイミーの友人の一人・サーヤがエイミーに声をかけてきます。サーヤはレドやメルティに付いて行ってもいいんじゃないかとエイミーを励まそうとしますが、


 エイミーはベベルを置いてはいけないと、
 ガルガンティアに留まることを選びます。


 サーヤもなんだかかんだでエイミーが行かないことに一安心。レドとエイミー、想いはすれ違うばかりです。


 ベローズとリジット。リジットの悩みはベローズにはお見通し。


「十分と完璧は違うよ」


 ベローズにも同じように一人で張り切って失敗した過去が…。一人でどうにもできないこともあり、仲間にも頼らなきゃいけないとベローズは語ります。皆そういうことを乗り越えて成長するのかも。リジットも今、同じような試練を迎えているようです。
 



 家に帰ってきたエイミー。ベベルにもレドの情報が。レドが苦しみ、どこかに行ってしまうことに悲しみを感じるエイミー…。エイミー、レドに本気で恋しているようで…。


「きっとあの時のレドが
 本当のレドだったのに…」


 ガルガンティアで暮らしていた時のレドを思い出し、切ない気持ちになるエイミー。ベベルもそんなエイミーを見て、その辛さを共有。

 その後ベベルはレドに会いに行きます。本当にレドはそれでいいのかと、レドに尋ねるベベル。そんなレドにベベルはあの笛を手渡します…。そして自分の過去を話すレド。ベベル回で出てきたレドに似た男の子について、レドは弟かもしれなかったと振り返り、だからこそヒディアーズ(クジライカ)を殲滅しなくてはならないと語ります。
 銀河連盟と同じになってしまえば、ベベルはその世界で生きていくことができないと考えるレド。レドなりに考えての行動でした――


「エイミーを悲しませたくない
 だからヒディアーズを倒す…!」


 レドなりにエイミーのことを思っての行動でしたが、ベベルとエイミーの気持ちは、今のレドに伝わらず…。今回はレド、エイミーのすれ違いっぷりにハラハラさせられました~。
 



 葬儀の儀式が終わり、海に放流されようとしていた船団長の棺に近づくリジット。最期の時には間に合いました…


「ありがとう…ございました」


 そうして船団長の棺は沈められ、海へと沈んでいきます――。ガルガンティアの葬儀はやっぱり独特でした。


 そしてリジットは髪をほどき、
 ガルガンティアを継ぎ、船団を守りたいと
 皆に決意を語ります――

「私は無力です
 だからこそ、皆さんに力をかして頂きたい!」

「どうか私を助けて下さい!」


 そうして覚悟を決めたリジット。決意するまでの流れがしっかり描かれていて、感情移入もしやすかったです!リジット、一山超えたようで。
 そしてその声にガルガンティアの古株の面々も応え賛同。こうしてガルガンティアはまた動き出そうとしていました――。
 



 レドとエイミー。別れの時が…。レドは考えを変えず、クジライカ退治に行こうとしていました。結局レドはエイミーにこれまでのお礼を言って、行ってしまいます…。
 

 ガルガンティアを出て行ったレド、
 そんなレドを見送るエイミーで今回はおしまい
 

 レドとエイミー、お互いを想っているのにすれ違う、切なすぎる1話でした…。レドがまたエイミー・ベベルの元に戻ってきますようにー。クジライカ退治に行ったレド、無事に帰ってこれるんでしょうか…?


 今回の脚本は、ベベル回でも印象的な脚本を描かれた七篠トリコさん。ベベル回も担当されていたということで、ベベル回→離別回への繋がりがとても素晴らしかったです!特にレドとエイミーのすれ違いっぷり、リジットが船団を継ぐと決意するまでの流れがお見事でした。七篠トリコにはいつかメイン脚本を担当して欲しい…。

 



 あと巨人についてもー。

 
・進撃の巨人 8話 

 今回でトロスト区攻防戦、ひとまずおしまい。原作でも現時点で一番衝撃を感じた話がこのトロスト区攻防戦でした。


 巨人同士の戦い、立体起動の戦い、
 リフト戦(立体起動なしでの戦い)など、
 1話通して色々な戦いが楽しめる、
 観ごたえがある1話でした!


 ある意味今回が最終回といっていいかも…。あの目が少女漫画な巨人も退治。サシャの演技が濃すぎて画伯としか認識できず困り中。本当に名キャスティングだと思います!
 今回は皆が生き延びるために必死に戦い抜く姿が印象的でした。それだけに戦い後のシーンには感動が…!今回観てギルクラというより、スクデットに近いかもと感じました。スクデットでも集団でゾンビと戦うシーンは知恵とか駆使する局面があってワクワクした記憶が。


 今回ラストでは遂に巨人と戦っていた巨人が
 エレンだったと明らかに…!!


 巨人の体内から出てきたエレン。なんか久しぶりにエレンを見た気がしました…。巨人の仕組みがどうなっているのか気になりますが、とりあえずエレン生きていてよかった~。エレンに抱きつくミカサにニヤニヤが~。

 次回ではいよいよリヴァイ本格登場!エレンとどういう関係を築いていくことになるのか気になるところ。原作ではここから森での戦いばかりで、衝撃が薄らいでいった印象があるのですが、アニメではまた違った印象を受けそうで、どう進んでいくのか楽しみですー。

 ではまた次回に!


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