コツコツ一直線

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物語シリーズセカンドシーズン 第9話 「傾物語まよいキョンシー 其ノ參」感想

2013-09-01 02:09:42 | 化物語シリーズ(2009~)

 過去のまよいを助けて、元の時間に戻りめでたしめでたしかと思いきゃ、話はまた意外な方向に。まよいの過去を変えただけで何故世界は滅んでしまったのでしょうか…?化物語をまた観返したくなる1話でしたー。

 

 過去のまよいを救い、タイムスリップから戻ってきた暦・忍。


 ですが前回の最後のセリフ通り、
 戻ってきた世界は何故か滅び、
 人もまったくいなくて…


 建物がそのまま+新聞が6月で止まっているのは…?
 状況を整理する暦。ですが忍は心当たりがあるようで、様子が少し変。ですがそれでも二人は真相を突き止めようとします。
 神社を調査する中、神社の札から忍野の存在を意識する二人。しかもその後、謎の影の群れが現れてピンチに。札効果で助かりますが、影=住民のゾンビの可能性が高いことから、攻撃することはできず、逃げることに。
 


 


 空を飛びながら忍は影の存在がどういうものなのか気づきます。影の群れはゾンビではなく、吸血鬼の成れの果てでした。その事実から忍は変わった後の世界の自分が世界を滅ぼしたと確信。
 

 過去を変えた後の忍が
 この世界を滅ぼした犯人だと明らかに――


 ここから忍が人間を吸血鬼化させ、世界を滅ぼしてしまった流れについてわかっていきます。世界が滅んだ日は6/14。文化祭の前日であり、ブラック羽川と戦った、様々な出来事が起きた日でした。


 その中の一番の原因が忍の家出。
 ドーナッツ屋にいた忍を
 暦が見つけられなかったことがその原因だったようです…
 
 そしてこの時忍の居場所を教えてくれたのは、
 まよい…!!


 まよいと出会っていなかったことで、暦の運命も一変。暦は忍に助けられなかったことで、自分はブラック羽川に殺されたと暦は分析。些細なイベントがまさか世界崩壊と繋がっていたとは…!化物語であのシーンを観ていた時は羽川のことで頭がいっぱいで、最初知った時、びっくりしました。タイムパラドックス恐ろしすぎます。まよいの存在の重要さが、いなくなってからはじめて分かりました。
 

 そしてこの世界の忍は自殺…
 人間は吸血鬼の成れの果てになり、
 死ぬこともできず苦しむことに…


 自分の行いに罪を感じる忍。忍の弱いところが見れる貴重なシーンでした。強敵相手に渡り合う姿が印象的だったのもあって、グッときました。

 


 

 ですが暦は忍を責めることはなく、この世界を元に戻す対策を立てようとします。今回は本当暦と忍、二人しか出番がないという、世界の終わりっぽい空気を感じられる1話でした。まよいメインの話なのに、まよいの出番があまりないのがなんか不思議です。

 その後、暦は生き残っている人間もいるのではないかと考え、生き残っている人間へ向けて花火を打ち上げてみることに。忍の浴衣姿、かわいすぎ…。
 

 ですが花火が終わった後やってきたのは
 吸血鬼の成れの果て――


 生き残っている人間はこの世界にいるんでしょうか…?
 



 次回は「傾物語まよいキョンシー 其ノ肆」過去を変えたせいで滅んでしまった世界。暦と忍はどうやって世界を修復するのか気になります。


 ではまた次回に!
 

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