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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

コードギアス 反逆のルルーシュ 第18話 「枢木スザク に 命じる」

2007-02-24 19:01:26 | コードギアス 反逆のルルーシュ1&2期

 先週総集編というだけあってOPが随分変わっていました。新カットも気になるものばかりで今後のギアスが益々楽しみになってきました!その新OPには遂にオレンジが・・・!
 これを打っている今日は夜にフジでローレライの放送があるのでそれまでに間に合わせるべく頑張りました。な、何とか間に合った・・。


 新OPは今後の展開を想像させるカットばかりで見ごたえがありました。四聖剣もバッチリで満足です。でも新OPの注目はやっぱりオレンジでした。ジェレミアが期待通り壊れた感じで登場!!どこぞのアルタ-使いだ!?と思ったのは私だけでしょうか。流石期待を裏切りません。真のOPが遂に姿を現したなと思いました。

 始めは黒の騎士団再編成による新組織図発表。軍事の総責任者に藤堂さん、情報全般等の総責任者にディートハルト、副指令は扇、零番隊隊長にカレン(つまりゼロの親衛隊)と適材適所という感じで新組織図発表が発表されました。ディートハルトは今までの働きが認められたようです。玉城も何故か第二特務隊隊長に選ばれました。下につく人達が可哀想・・。ゼロ、何考えているんだ・・・?C.Cには役職は与えられないようですが・・・。
 その後ディートハルトはゼロに協議すべき議題があると言います。

 同じ頃ブリタニアではスザクがユーフェミアの騎士に選ばれ、叙任の儀式が行われていました。騎士の制約を立てるシーンは何か曲の重厚さもありカッコよさがありました。式のあと最初に拍手を始めるロイドが良い感じでした。
 式が終わった後、ユーフェミアはコーネリアと会話。コーネリアは妹としてではなく副総督として話をします。ユーフェミアもスザクを騎士にしたことをよく思っていないらしく、ナンバーズを区別するのはブリタニアの国是と言います。しかしユーフェミアは強気に「私が変えてみせる」と言い放ちます。それにコーネリアは

「分かっているのか、副総督?それは皇帝になるということだぞ」

 と言います。ナンバーズをブリタニアと平等に扱うことは皇帝並の権限を要することのようです。この後の話のタイトルを見る限り、ユーフェミアの行く道は険しそうです。この後どんな道を歩むことになるのか気になるところ。

 話は黒の騎士団に戻ります。ディートハルトが言っていた協議すべき議題、それは騎士になったスザク暗殺について。ディートハルトはイレブンの恭順派の旗印になる可能性があるスザクを、何か起きる前に暗殺してしまおうと進言しますが、前の放送でスザクと対面したことが影響しているのか藤堂さんと扇は「そんな卑怯な手では日本人の支持を得られない」と反対。藤堂さんグッジョブ!!と思いっきり心の中で思いました。
 C.C.にもスザクを殺すべきだと進言されますが、ルルーシュは断固拒否。

 「何故だ?意地か?それとも友情?プライドか?」

 「全部だ」

 「例え殺すことになってもか?」
 
 やっぱり友情が理由に入っていると何だか落ち着くような気がします。ルルーシュの良いところだと思います。最後にC.C.がいった言葉が重い・・・。

 騎士に選ばれたスザクは学園でも盛大に祝われます。ナナリーが提案したようです。ユーフェミアの騎士になったことに喜んでいるんでしょうか。
 祝いムードの中誰かに吹聴されたのか、カレンは「ゼロのためよ、カレン。ここで殺らないと」とこの場でスザクを暗殺しようとします。怖~。しかしナイフを出した瞬間、ルルーシュがこれを阻止します。ルルーシュが阻止したことでこの場での暗殺はひとまず抑えました。でもこれを見ていたシャーリーは・・・。この後のスザクとの会話でルルーシュが「もういいんだ・・」というところは切なかったです。
 一方ニーナ。ニーナはユーフェミアの騎士となったスザクに嫉妬し、スザクの祝いのパーティには出ようとしませんでした。その時ロイドが軍の命令を伝えるため、スザクを探しにミーナのところに。
 スザクはその場にいないものの、ロイドはニーナがいじっていたデータを見ます。それに感心したロイドはそのデータについてニーナに聞きます。その後が驚き。ニーナはもはや予想の範疇を超えた専門的なことをただただ語っていきます。これはもう電波~としか言いようがありませんでした。何だか怖かったです・・・。しかしロイドはニーナの語る内容に何かを見い出したのかメガネを外し見定めようとします。(でも目しか見れなくて残念)これは今後ランスロットに関わってきそうです。
 その後ロイドはニーナに案内され、スザクのいるパーティ会場に。ここではいろいろな対面が見れて面白かったです。特にロイド、ミレイが婚約者だと知って驚くリヴァルが。本当にショックだったんでしょう。

 連絡を受けたスザクは騎士としてユーフェミアの元へ。ユーフェミアには式根島で重要人物を出迎える役目があるようです。
 黒の騎士団はこの状況を好機として「戦場で勝って、堂々と捕虜にする!」とスザクを捕える計画を立てます。この考えには藤堂さん、扇、カレンも安心。ラクシャータも何やら動いている様子。
 この作戦前、ゼロはディートハルトを呼び出し「カレンに何を吹き込んだ?」と問い詰めます。しかしディートハルトは平然とそれを肯定するかのような発言。その後の言葉もゼロに忠誠しているのは分かりますが、正直余計なお節介にしか思えなかったです。特に「メディアを使えば、真実は隠せる」が印象的でした。
 その後作戦開始! 藤堂さん始め四聖剣が動き、敵を蹴散らしていきます。スーツが黒で安心しました。四聖剣、相変わらずカッコいいです。今回もなんか朝比奈が藤堂さんに絡んでいて「狙っているのか!?」とついつい思ってしまいました。ここは千葉さんのポジションじゃないかとも思いますが、まあ良~です。これに便乗しようと玉城も「これでとーどめっ」と動きますが、瞬時にランスロットにやられ終わり。流石は玉城、期待を裏切りませんでした。
 ユーフェミアはスザクにこう言い出陣を命令しました。

「枢木スザク、ここであなたの力を示すのです。
そうすればいずれ雑音も消えるでしょう」

 これにスザクは応じ、ゼロを捕えようとゼロの機体を追います。ゼロはこれを予測し、ある地点まで誘導します。そして目的の丸く掘られた窪地にランスロットをおびきよせることに成功します。ランスロットがそこにきたのを確認し、ラクシャータはそこ1体に仕掛けた装置を作動させ、ランスロットを停止させます。ここはやはりBGMが絶妙でした。
 ランスロットが操縦不可能になり、ゼロは

「話がある。枢木スザク出てきてくれないか。捕虜の扱いは国際法に則る。
 話し合いに乗らない場合、君は四方から銃撃を受けることになるが?」

 と脅すように言い、スザクは苦々しく思いながらもゼロの言う通りランスロットから降り、ゼロの前に姿を現します。ここのシーンのロイドは「やはり君なのか、ラクシャータ・・・」と真面目モードになっていて良い感じでした。
 そしてゼロは「私の仲間になって欲しい」とスザクに説得します。しかしスザクは「違った方法で手に入れた結果に意味はない」として断固拒否します。しかしゼロはこれを予測しており、スザクの父親殺しのことを利用してスザクを惑わせます。以下会話。

「では聞こう。今の平和にも意味はないのか?
 7年前日本が徹底抗戦を選んでいたら、どうなっていたと思う?
 中華連邦とEUが介入し、日本は3つに分断され、未だに戦い続けていただろう。
 つまり今の平和は一早く決まった無条件降伏によるものだ」

「そうだ、父さんの築いた平和を壊さないために自分は戦っている」

「違うな、間違っているぞ!!降伏は選挙で選ばれた枢木首相ではなく、
 彼を殺した何者かが勝手に決めたことだ。
 政府の指揮系統に乱れが起こり、降伏を選ぶしかなくなった。
 解るだろ?人々の意思は奪われたんだ。
 ルールを破った一人の犯罪者によって勝手に!!」

「どうしてそれを・・・?」

「一つだけ贖罪する方法がある。
 あの時の日本人が選べなかった選択肢を身をもって提示することだ。 
 7年前に盗まれたブリタニアと戦うという道を」

「戦う!?またそれか!!」

「これもまた一つの道だ。
 君は自分のエゴを多くの人々に未来永劫に渡って押し付けるつもりか!?
 それが平和だというのか?」

 ルルーシュの言っていることには個人的には賛同できると思いました。スザクのいう平和はかりそめのものでしかないと思いますし。そして独り善がりという印象を受けます。
 そんな風に2人が会話する中スザクに軍から命令が下されます。「ミサイルによりテロリスト殲滅する。枢木スザクは命を捨ててゼロを足止めすること」とかなり非情な命令です。その後の「貴公の武勲は後々まで語り継がれることになろう」はとんだきれい事だと思いました。本当無駄死です。
 ユーフェミアはその命令を止めようとしますが、ロイドはその先にいる人物を予測しているのか「無理なんじゃないかな」と言います。
 藤堂さんはミサイルを打ち落とすように総員に命令。カレンは「スザク、ゼロを放せ!!私は、私は生徒会のカレン・シュタットフェルトだ!!こっちを見ろ」と悲痛な叫びをあげます。しかしその声はスザクには聞こえていなく―。
 ゼロは「黙れっ!!」とキレ気味に叫びます。スザクはその命をまっとうしようとゼロを足止めします。ゼロはスザクを説得しようとします。

「軍人は命令に従わなければならないんだ」

「その方が楽だからな。人に従ってる方が!!お前自身はどうなんだ!?」

「違う!!これは俺が決めた俺のルール!!」

「スザク、このままでは本当に死ぬぞ!!」

「ルールを破るよりいい!!」

「この分からず屋が!!」

 これにスザクもはブチ切れ「俺」と地が出てしまいます。この2人の会話は何だか幼い子供の言い合いみたいで面白かったです。口調とかもろルルーシュなのにスザクは何故ゼロがルルーシュだと疑わないんだろうとは思ってはいけないでしょうか。まあこの状況の中で考えるのは無理なんでしょうが。
 ゼロはもうスザクの説得をするのは無理だと悟ったのかスザクにギアスを使おうとします―。
 と、その時空中に謎の飛行物体が現れます。それは空中要塞アヴァロン。どうやらシュナイゼルのものらしいです。その要塞は戦場に向け何かの光線を放ちます。ここでやっとシュナイゼルの表情が映されます。光線を放った瞬間、張本人は笑っているのかと思えば笑ってませんでした。私の中のシュナイゼルのイメージは非道で人を虫けらとか思っている悪人というイメージだったので、笑っていないのは意外でした。もしかするとそれを通り越しているのかもしれませんが。
 今回は光線を放ったところで終了。あの中でルルーシュ達は無事なのか気になるところです。


 来週は話的にはある場所での4人での姿が描かれるはずです。予告ではシュナイゼルが本格的に登場するようで声に期待がかかります。どういう性格をしているのかも気になります。今回はゼロ、スザクの対面、本気のロイドが何度か見れて良かったです。
 しかし今月のASUKAを見る限り、3月下旬で22話はかなりヤバイと思うのですが放送果たして大丈夫なんでしょうか。後番も結構音楽、映像の動きが凄そうだったので気になっていますが、ギアスを最後まで放送してから見たいです。