今回はユイ回…またはやんよ回。前回天使・奏と分かり合った音無。早速皆を満足させようと、作戦を開始するのですが、上手くいくんでしょうか。今回はユイと日向に注目です。最後が…。
はじめは時間の関係か、OPなしで焼却炉で音無と奏がこっそり打ち合わせしているところから。音無は最初にユイを満足させるターゲットに決め、奏に作戦内容を語ります。ユイを選んだ理由はもう満足しかけているんじゃないかということですが、そう簡単に上手くいくんでしょうか…。
奏はここで音無にハンドソニックのバージョンアップしたものを見せますが、本当に禍々しくてビビりました…。どうやら悪者っぽくという音無の希望によるものだそうですが、奏は奏で色々考えているんですね。かわいいです。その後音無は羽を希望しますが、この先OPみたいな姿を見せてくれるんでしょうか。楽しみです。
早速作戦開始。作戦は奏がユイを挑発して、その隙にギターを奪い逃走し、途中で音無にギターを渡し話を聞くきっかけにしようというものでした。ガルデモではその時ちょうど練習が行われていましたが、実際ユイは周りの演奏とギターをあわせることができず困っていました。周りからもギターがないほうがいいとまで言われていて…。そんな時ちょうど奏が乗り込んできます。
「お前のギターのせいでバンドが死んでいる」
この奏のタイミングよすぎなセリフに皆驚き…。手はずどおりギターを没収しますが、ユイは着いてこなくて…。それで音無が練習を観に行きますが、どうやらギター無しの方が上手くいっているらしく…。作戦は上手くはまりすぎて失敗しかけてしまいます…。
ですが納得のいかないユイはブチ切れてしまいます――。色々ツッコミどころ満載。で、作戦がめでたく再開、必死に奏を追いかけるユイでした。奏がスタンバイしていたことに気付かないのがなんだか…。
で、なんだかんだで音無がギターをキャッチするのに成功し、話を聞ける状況になりますが、どうやらユイにとってバンドはやりたいことの一つだったとか…。意外にユイを満足させるのは大変なのかもしれません。
で、keyコーヒーを飲みながら過去話。ユイは小さい頃事故にあって体が動かせず、介護無しで生きられない状態に…。そんなユイを介護してくれたのがユイ母で、ユイはそんな母に感謝していました。お母さん思いのユイでした。
で、そんな生活の中でもTVから情報を得ることはでき、それでバンドもやりたいなと思うようになったそうです。でも野球でホームランが打ちたいとか、サッカーをしたいとか望みはたくさん…。TVでやっていたものに憧れているのは確かなようですが、音無も困ってしまいます。
「その両立はかなり大変だ…」
音無は早くも困難にぶつかってしまいます…。でもここで諦めるわけにはいかず。音無はユイに付き合うことに。
「分かった、俺が叶えてやる」
音無はユイの望みをすべて叶えようとします――。まずはプロレス。音無かなりしんどそう…。ですがユイはブリッジができず、なかなか上手く技を決めることができません。それでしばらくブリッジの特訓をすることになりますが、前半の時間をほとんどこれで使って良いのかと心配になりました…。
それで特訓のかいあってジャーマンスープレックスをやることができましたが、ユイを満足させるまでの道のりはまだまだあるようで…。なんと今回のAB、これで前半終わってしまいました…。本当に今月中でこの作品まとまるのか心配です…。
後半。ユイの願いを叶えるため、音無は頑張り続けます。TKのヘッドスピン相変わらずすごい…。山下5段を探していた音無ですが、山籠もりをしているようで今回は出番無し。
それで音無は戦線の男メンバーを集めて、果たし状を見せてサッカー場で決闘させようとします。ここの野田が最初何か変だった…。果たし状を出したことになっている奏かわいそう…。どこか胡散臭い果たし状にさすがの戦線メンバーも怪しみますが、音無は話術で皆をやる気にさせます。
そうしてサッカー場に。そこにはポニテのユイがいました。音無、芝居かかりすぎ…。しかもそれでのってしまう皆は素晴らしいアホですね…。
で、ユイは次々と相手を倒して?いきます。もはやサッカーじゃなくて格闘技…。最後の相手はキーパーの日向。殺人シュート~。何者かの援護もあり、ユイはゴールを決め、戦線メンバーに勝利してしまいます…。ユイ一人に男がかりで負けてしまったとさすがの戦線メンバーもショックなようで…。ご愁傷さまでした。で、もちろん援護したのは奏。奏も皆のために頑張っていました。
次は野球。ユイと音無の2人で延々とトレーニング。でも色々やってさすがに疲れたということで、翌日に持ち越し。
翌日。変わらず練習を続けていた音無とユイですが、そこに日向が通りかかり、二人を見つつボールをつかみます…。日向は何を思うのでしょうか。で、そのまま夕方になり練習終了。
3日目も普通に練習で終わろうとしていましたが、そこでいよいよ日向の登場!日向も野球をやる気。3日目でようやく日向が…。ユイとの練習に付き合わなかったのは音無との違いを引き立たせるため(お嫁さんになるのが誰でもいいわけではなかった)とか理由があったと思いますが、やっぱり野球といえば日向ですね。音無と日向、この日何かユイのことに関して話をしたんでしょうか。気になった点のひとつです。
それからも特訓を続けていたユイですが、なかなか成果が出ず…。でもユイは体を動かせて、部活みたいなことができたと野球に関して満足しかけていました。
でも全部生前の思いが叶ったようではなく…。最後には結婚・お嫁さんという夢が待っていました…。一人じゃ何もできない、お荷物、こんな自分を誰がもらってくれるんだと思いを語るユイが切なかったです…。ここでも神様という言葉が…。さすがの音無もその願いを叶えることはできず困ってしまいます…。
が、ここで名乗りをあげたのが日向!
「俺がしてやんよ!」
日向はそうユイに叫びます…。やっぱりユイの相手は日向でした。そして日向はユイへ思いを告げます。
「俺が結婚してやんよ、これが俺の本気だ…!」
「そんな…先輩は本当の私を知らないもん…」
「現実が…生きていたお前がどんなでも、
俺が結婚してやんよ!
もしお前がどんなハンデを抱えてても!」
「ユイ、歩けないよ、立てないよ?」
「どんなハンデでもってつったろ!」
「あっ…」
日向が熱いです…。ここでフルボッコにしてやんよを思い出した自分が呪わしいです…。普通に「やるよ」にした方がよかった気が…。日向らしいといえば日向らしいですが。
「歩けなくても、もし子供が産めなくても、
それでもお前は俺と結婚してやんよ!
それでも俺はお前と結婚してやんよ!!
ずっと、ずっと、傍にいてやんよ…
ここで出会ったお前はユイの偽者じゃない、ユイだ…
どこで出会っていたとしても、
俺はお前を好きになっていたはずだ。
また60億分の1の確率で出会えたら、
そんときもまたお前が動けない体だったとしても、
お前と結婚してやんよ」
挿入歌がまた神でした…。そして日向はユイの近くに寄っていき、愛の言葉をユイに…。なんだか何かのドラマ展開になってきました…。あと見ている時、一生一緒にいてくれや~という歌を思い出してしまい、色々台無しに…。うっかりしてしまいました。でも歌詞を調べてみるとこの二人に結構合っていて何ともいえないものがありました…。
それでもユイは不安を感じますが、それでも日向は生前の世界で出会ったらという想像をして、ユイと出会える物語を考えます。野球をしている日向が、ユイの部屋のガラスを割り、ユイに会いにいくという話…。良い話でした。そしてユイはその話を聞き涙を流し、その時にはお母さんを楽にしてあげてと日向にお願いします…。日向はそのユイの言葉に頷きます。そしてユイも満足したかのように微笑みます――。
「よかった…」
その後にその二人がもし出会えたら…という話が流れていきます…。ユイ母がいるのがまた切ないです…。そして日向はユイと出会い、ユイとの日々を過ごしていきます――。ユイを支えながら。ユイ母も救われていたようでした。ユイ自身も…。
そうしてその想像後、
ユイは満足して、消えていきます――。
1度目見た時は切ないと思いつつも、話の流れがどうも強引・同じような話(病人設定)が多いんじゃないかと思ったりしましたが、2回目見るとまた違った感じに見れて良かったです。他のメンバーより日向とユイの交流シーンもあったせいか、話の流れは別にして、部分的には良い話だったと思います…。
ユイを見送った後。夕焼けがまた眩しかったです。音無から話を聞いたのか、察していたのかは不明ですが…。日向はこうなることを分かっていたようで、どこか満足しているようでした。
「よかったさー」
「お前はこれからどうする?」
「俺も最後まで付き合うさー
まだまだ心配な奴が残っているからなー」
「そうか…」
そして日向も最後まで付き合うことに…。日向が消えなかったのも、音無と同じ想いがあったからなのかもしれません。挿入歌、最後までよかったです。
そしてEDは今回の特別仕様で、日向がユイの車椅子を押していて、二人が微笑んでいるカットで終わりに…。この画が反則すぎて困りました…。今回はやけに画が丁寧で驚きでした。演出と画に関しては文句なしでした。本当問題なのは話の流れが強引+ベタだということだけです…。あとユイがどうして生前で死んだかも明かして欲しかった…。
また最後にはCパートがありました。音無がこうしている、その裏では戦いがはじまっていて…。野田が謎な影を斬っていましたが、感触がおかしいようで…。野田も戸惑います。
「今、俺は何を斬ったんだ?」
そしてゆりにもこの影に関しての報告が届きます。突如現われた影…。一体その正体は…。また話が変な方向に動き出したところで次回へ続きます。ゆり、そろそろ動かないと色々まずいんじゅあ…と思ったり。
次回は「Change the World」予告の皆のセリフが影襲来みたいでなんか怖いです…。皆は影をどうにかすることができるんでしょうか。天使に消された方がマシ、消えるぞというセリフが気になるところ…。
前回話が新展開になってきて、どうにかなるんじゃないかと思いましたが、また分からなくなってきました。前半がプロレスをのんびりやっていただけだったりと、話が今月中で収まるのがまた心配になってきました…。皆をしっかり満足させて成仏させるのはもうあと3話で難しいんじゃあ…。
あと今後のガルデモが心配です。ユイが消えたということはもうライブシーンはないんでしょうか。とりあえず終盤に期待。
ではまた次回に。
今回は、ユイのお話でしたね。
画・演出も良かったですね。作画にチーフアニメーターの川面恒介さんが参加されてましたしね。(CANAANのOP原画を手掛けてるそうです)
今回もkeyネタがチラホラありましたね。
ユイの部屋に怪獣のヌイグルミがー。
このときもうすぐ観鈴ちんの季節なんだなと思って観てました。
最後のユイの車椅子を押してる日向の画はたしかに反則ですよね。バックで流れてた挿入歌も神でしたね。
そして次なる影とは、話の展開が読めないです。残りの話数でどう締めくくるのでしょうか?来週に期待です。
ではでは。
久しぶりコメントさせていただきますね。
10話のユイ&音無&日向がメインの話でしたね。
気づいたらABはもう10話なんですねぇ、本当に1クールで終了するんでしょうか?
まさか第2期に続くってオチ?
それはなさそうですよ。
では、失礼します。
ユイの本当の心残り、自分のせいで辛い思いをさせてしまったと思っている母親への思いを、男らしい暖かい言葉で受け止めて、ユイの心を軽やかにした日向。そして二人が、ユイの去った後のグラウンドに佇んで、少し涼しげな風に二人の服がはためいて・・・本当に素敵なシーンでした。
音無と天使の思惑ではなく、日向の言葉がユイの心のしこりを溶かしたのは、いい流れでした。
もし音無たちの対症療法みたいな方法でユイが消えていたら、それって形こそ違えども6話での直井が催眠術でやろうとしてたことと本質的には変わらない気がしてたんで。
>ひらがなでことみさん
ひらがなでことみさんコメントありがとうございます。
今回画のクオリティが高すぎると思っていたら、チーフアニメーターの方が参加されていたんですね。CANNANのOP原画も担当されていたということで、色々納得しました。CANNANも話以外はパーフェクトな作品だったんですけどね…。
感想書いた後、サイトを巡回していたら、Keyのマスコットキャラがいくつか今回ユイの部屋のぬいぐるみとして出ていたと聞いて驚きました。特にクラナドのぼたんにビックリしました…。細かすぎです。そういえばもう夏が近いんですね…。またAIRが観たくなってきました。
今回は本当に後半が…。画や演出、挿入歌と素晴らしかったですね~。話は全体的にみるとあれですが、部分的には良い感じだったと思います。
展開はもうなんだか更に予想不可能な感じになってきましたね…。まさか謎の影が出てくるとは思いませんでした。とりあえず残り3話で何が起こるか楽しみです。
ではでは~。
>M太郎さん
M太郎さんコメントありがとうございます。
こちらこそお久しぶりです~。
AB、本当にもう今月+3話で終了みたいですね…。あと3話でまとまる気がなんだかしないです…。2クール説はスタッフの皆さんが一応否定されているみたいなのでないみたいですね。多分。ただ麻枝さんなので最後何が起こるか分からないですが…。とりあえずどう最終回を迎えるのか見届けていきたいと思います!
ではでは~。
>ライブラさん
ライブラさんコメントありがとうございます。
今回の話は本当に良い話でしたよね…。1回目見た時は戸惑いがありましたが、2回目見てみると素直に良いなーとなんだか思えました。もしもの話はもう観るたび涙が止まりません…。
確かにユイが満足して消えたのが、日向の純粋な想いによるものというのもよかったですね。音無達が何かして消えるより、納得できた気がしました。この二人には本当に幸せになってほしいです。
ではでは~。
AB! 第10話のサブタイトルは「Goodbye Days」ではないでしょうか?
短文失礼しました。
あと少しで終わってしまうと思うとすこし寂しいですね。音無や天使、ゆり達が幸せになってほしいです。
タイトルを直すのすっかり忘れていました…。修正しました。
ABももう今月で終わってしまうんですよね…。
1クールなのが本当もったい作品だと思います。
皆が幸せになれる終わりになればいいですね。
ではでは~。