らき☆すた最終回ということで、ちょっと感想を書いてみたいと思います。見所はなんといっても「もってけ!セーラふく」のフルバージョン。見ごたえがあってここばかり見返してしまいます。EDテロップ直前までは良い最終回でした。…最後のテロップはそれまでの良い雰囲気を見事に壊してくれました。…あれに喜ぶ人がいるんでしょうか?疑問です。
最終回となる今回は原作者脚本、絵コンテ監督、作監がキャラデザの人と最終回にふさわしいスタッフでした。
話の内容は文化祭前~文化祭当日の始めまでの出来事が描かれていきます。そしてこなた達はパティからの提案で文化祭のオープニングセレモニーに出ることになることになります。メンバーはやっぱりOPの10人。
始めの方で面白かったのは、みゆきがクラスの出し物の「桐箪笥の歴史と作りかた」をプッシュしているところ。ひとりは悲しい…。結局出し物は占いに。でもその後のこなたの励ましがナイスでした。あと参加を渋っていたこなたが、平野さんの握手会のチケットに釣られて参加を決めてしまうシーンや、かがみがこなたの押しに負けて「分かったわよ!やるわよ!」と参加を決めてしまうところが好きです。見事なツンデレぶりでした。ここのこなたのしんみりした様子も良かったかも。その後もかがみは練習で人一倍はりきっていたりと、何だか微笑ましい感じがしました。良いキレっぷりでした。やっぱりかがみはしっかりものですね。かがみはやっぱり良~。
それからは文化祭へ向けての準備が着々と進められていく様子が。チアの練習中の胸話が面白かったです。みなみがまた…。ここでチアの衣装もおひろめになります。デザインはもちろんOPのもの。でもデザインがひより兄だったというのは驚き。やっぱりそういうことだったんですね…。
その次は各々の家族の様子が。こなたの、父に対する「常識の範囲内」という言葉はごもっともでした。柊家では昔の文化祭について。マンガ喫茶の話が面白かったです。みゆき家ではやっぱりみゆきが「桐箪笥の歴史と作りかた」にこだわっていました。みゆきのこういうところは好きです。その後のみゆき母のツッコミがまた面白かったです。確かに面白くないですね…。
そして話は文化祭の生徒限定公開の日に。一般公開日に向けての準備が進められていきます。そして各々の出し物の衣装も上がってきます。お化け屋敷をするという、かがみの衣装は何だかすごいですね。ワラ人形とろうそくが~。こなたの長門のコスプレはまあ期待通りでした。制服も着て、ステッキも持っています。やっぱりこうきたらこうでないと。長門のモノマネも良い感じでした。その後ゆたか・みなみも登場。宝塚ばりの衣装です。これは本当にひよりの趣味なんだな~という感じで。かわいかったです。
この後こなたはパティと田中に連れられ「小神あきらのステージ」へ。遂にらっきーちゃんねるが本編に!!その後あきらと白石みのるのステージ前の打ち合わせのシーンが。あきらは「三十路岬」を歌うらしいです。2人は前回のゴトゥーザ様の仲介があったのに、険悪なムードのままです。でもここのシーン、白石みのるの目が空いている上に(妙にカッコ良い)何だかあきらに良い具合につっぱっていて、不覚にも「これはこれで良いかも…」と思ってしまいました。最後の最後でちょっと良かったかも。
で、ステージですが、ダンボールの「らっきーちゃんねる」の看板から始まり、リハーサルなので出だしで歌が終わり終了に。これにあきらはキレて、白石とまた本音爆発の口論になってしまいます。こなたが微笑んでいるのがちょっと気になったり。あきらの出番はここで本当に終了。何だか最後まで可哀想な役回りになってしまいました・・・。
その日の午後こなた達は明日のリハーサルを行うことに。今まで成功したことがなかったダンスに挑む前のみんなの会話が高校生らしい会話で良い感じでした。パティの言うことも良い言葉でした。
その後遂に「もってけ!セーラーふく」のフルバージョンのお披露目が!!パティが提案するのだからきっと「もってけ!セーラふく」を踊るんだろうなと最初から思っていましたが、そんな考えを吹っ飛ばすくらいに良い出来栄えで見入ってしまいました!とにかく動きがかわいくて、すごいと思います。今までOPで一部を見ていましたが、これは一見の価値があると思います。個人的にはみなみに目が釘付けに。無表情にあのダンスをするみなみが何故か好きです。とにかく、今後このダンスを踊る人が増える予感がします。
そんな感じでダンスは無事に成功して、一同は喜びをかみしめます!そんな一同の様子を見て、先生が飲み物をおごってくれることに。
その後、こなた達は文化祭の準備に追われる学校をみて何かを感じます。そんな中学校を見ての「何となく不思議」「しんみりする」「祭りは準備している時が一番楽しい」といった4人の会話にはしんみりするものがありました。これは分かるような気がします。何事も準備しているときが一番ワクワクする気がします。
そうして当日。本番を前にしてみんなとても緊張気味でかたまっています。ですが、そんな中白石の携帯(着信が白石のミクル伝説!)が鳴りみんな笑ってしまいます。でもこれにより皆緊張が取れ、笑顔に。そして舞台の幕が上がります―――。
でもEDにはドン引きです…。何故最終回でも白石のワンマンショー。お願いですから空気をよんでください・・・。普通にリハーサルの「もってけ!セーラーふく」を流しつつ、会場の様子を映せば良い余韻できたんじゃないかと思うのですが・・・この終わり方は白石以外に一体誰が喜ぶのか、スタッフは一度考えて欲しいと思います。そして白石EDにのってらき☆すたは終ってしまいました・・・。本編はそれぞれのキャラがしっかり描かれていて良かったのに、EDが台無しでした。
最後に今までの「らき☆すた」を見ての感想を。私は始め1話を見て何だかゆるすぎて眠くなり、らき☆すたはもう「OPだけでお腹いっぱい」と1話で切ろうかと考えていました。でも1話で切るのはまだ早いと思い見続けていったら、次第に次の放送が気になりだし全話見てしまいました。さり気に面白いアニメといった感じでした。
途中「ハルヒ」「アニメ店長」に存在をくわれそうになっていたような気がしましたが、後半はちゃんと「らき☆すた」だったと思います。自重しろと言われがちだったパロ関係ですが、ハルヒパロはやっぱりファンとしては嬉しかったです。声優さん5人が皆でたのも。
途中監督が変わるといった騒動がおきましたが、私は監督が変わってから何だか見ているときの「だるさ」が解消されてきたのでこれはいい交代だったと思います。何か話のテンポ・リズムが良くなった感じがしました。でもヤマカンがずっと監督をしていればどういう作品になったのかはそれはそれで気になります。
あと聖地巡礼が話題になっていましたが、最近こなたが住んでいる街に、私は昔住んでいたということが最近分かりました。言われて見ればこなたが踊っているところ「権現堂」で、あの商店街にも見覚えが・・・。久喜にも何度か行きました。まさかあの街がアニメの舞台になる日が来ていたとは・・・本当に驚きです。ちなみにアニメ中こなたがアニメ関係物に関して「地元じゃ売っていない」と言っていましたが、これは本当です。確かにマニアックな本は中々売っていませんでした。実際私もそれで困っていたりしましたから、よく分かります。作者の方はこの街をよく分かっているなと思いました。
とにかく「らき☆すた」には毎回楽しませてもらいました。
ではこの辺で。半年間ありがとうございました~。
EDはたしかに最終回なのにまた白石なの!!ってがっかりしましたね。今回はOPを省いてたのでEDでもいつもと違う感じでやってくれるんではと期待していたのですが残念でした。
終わらない学園祭の
「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」のEDソングだそうです
学園祭つながりってことでしょうかねえ
あんな歌唱ではげんなりですが(苦笑
EDはもうガッカリとしか…。私も見ている時、OPがない分、EDはいつもと違うことをやってくれるんだろう!と思っていたので、その分凹んでしまいました。OPを最後に流してくれればよかったんですけどね~。
>通りすがりさん、コメントありがとうございました!
白石が歌っていたのは、うる星やつら2のビューティフルドリーマーのEDだったんですね。ショックであまりよく聴けませんでした…。
選曲に関しては、確かに文化祭つながりですし、選曲は良かったのかもしれませんね。らき☆すた前半の頃のカラオケだったらバッチリだったのにと思ってしまいました。