コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

宇宙をかける少女 第17話 「友達の輪」 感想

2009-04-29 22:00:37 | 宇宙をかける少女(そらかけ)(2009冬春)

 今回は秋葉達が木星の傍にあるリングステーションに行く話。ここにえにぐまは今あるのでしょうか…?今回初登場のゆぴたんの存在も気になるところ。とりあえず今回で木星からも脱出できそうです。地球に続いて木星編も終わり早いですね。もっと色々あってもいいんじゃないかと思ったり…。


 前回コロニーに謎な電磁波が発生。どうやら木星から強力な電磁波の影響でコロニーが不安定な状況に陥っていたようです。そこで秋葉はレオパルドに避難させようとするのですが、レオパルドはアレイダからの精神攻撃でショックをまだ受けており、レオパルドは今回も役に立たない状態。思った以上にイグジステンズの精神攻撃の影響は大きいものになっていました。
 でも何もしないままだとこのまま木星へまっ逆さま…。秋葉達に危機が迫ります。で、そんな中言葉を発したのが桜の帽子・ゆぴたん。ただの帽子かと思っていましたが、どうやら何か使命がありそうな異星人のようです。驚きの設定でした…。外見は何だか猫っぽいような。ずっと帽子を被っていた桜もゆぴたんのことは知らなかったようです。
 それからゆぴたんは皆に名刺を渡した後、秋葉達にどうすればいいのかアドバイスを。名刺を皆に渡すシーンはちょっと和みました。やっぱりいつきは律儀。
 ゆぴたんはレオパルドが動けないのならベンケイにやってもらえばいいと、ベンケイにコロニーを支えてもらおうとします。秋葉も協力することに。最初はうろたえていたベンケイでしたが、いつものつつじのペースに押され、やってみることに。つつじがベンケイのやる気を出させようとした時に扇を持っていたのが何か良い感じでした。どこから持ってきたのか気になるところですが…。
 秋葉もここで死ぬわけにはいかないと、QTアームズで出撃。そんな秋葉の熱意にいつき、ほのかも続きます。秋葉もやる気だけは主人公っぽくなってきた気がしました。

 その結果、無事に木星墜落の危機からは逃れ、一行はリングステーションを発見し、そこに降りてみることに。どうやらここは昔、異星人と人類の交流センターとして機能していた場所であり、そして神楽の指示によりあの喫茶店・えにぐまが保管されていた場所のようで。今使われなくなってしまったのがバブルの影響による撤退というのがちょっと悲しすぎます…。ゆぴたんは50年前に神楽に獅子堂家を見守ってほしいと頼まれていました。

 秋葉・ほのかはこのことを聞き、えにぐまのあった場所へ向かいます。また秋葉はここで皆に夢で神楽がメモを喫茶店のボードに貼っていたことを皆に話します。これでネルヴァルへの対抗手段が見つかると思っていましたが…。
 で、ほのかと共にその場所に行ってみた秋葉でしたが、えにぐまがあった場所には建物はなく…。どうやらこの場所には「えにぐま」は今はないようです。ちょっと肩透かし…。この事実にショックを受けるほのか・秋葉でしたが、ないなら仕方ないと諦めることに。今はまだあのメモを見る時ではないのかもしれません…。えにぐまは今一体どこにあるんでしょうか…。
 どうやら今回見ているとエニグマは単に神楽達が拠点にしていた喫茶店でしかなさそうですが、この辺どうなんでしょう。個人的にはネルヴァルへの対抗手段になる何かだと予想していたんですが…。こうなるとハコちゃんが持っていたエニグマの情報が何だったのか気になります。情報の中身が本編で明かされる日はくるんでしょうか…。

 あとこの場所で秋葉達は仲直りすることに。3人ともお互いに悪いところがあったと反省し、これで更に友情が深まったように見えました。今回のタイトルはこのシーンにかけていたみたいですね。相変わらずいつきの反応が良い感じでした。

 それからリングステーションのエネルギーの蓄電システムを利用し、ハイパージャンプでカークウッドに戻ろうとする秋葉達でしたが、ここで秋葉達もレオパルドがイグジステンズの精神攻撃の影響によりコロニーと接続できなくなったことを知ります。秋葉達もそんなレオパルドの現状を知り困ってしまいます。
 で、またベンケイの出番に!ベンケイにより一行はベンケイでハイパージャンプしてカークウッドへ戻ることになります!今回ベンケイ大活躍ですね~。レオパルドの立場が…。しばらく続きそうな気がした木星編もここで終了のようです。普通の作品だったらこの辺で特訓とかあったりする気もするんですが、ソラかけはあんまり成果がないまま通り過ぎてしまったようでちょっと残念です。もう少し試練があればよかったと思うんですけど…。
 ゆぴたんはステーションでのやり取りが終わった後、また眠りにつくことに…。またただの帽子へと戻ります。ここで出番終了というのもちょっと寂しかったです…。

 一方月では風音が司令に無駄に色気を使い宇宙船を手に入れ、カークウッドへ戻ろうとしていました。風音は本当策士ですね…。カークウッドでも理事長やニーナ達が手を組んだりと着々と戦力増強へ進んでいる感じが。生徒会メンバーの出番は今回ブーミンに学園に戻るのを止められているシーンのみ。ブーミンもニーナの命令で学園の様子を偵察することになったりと、すっかり怪奇課のメンバーとして活躍しているようです。本当違和感ないです…。

 学園では前回違和感に気づいたフリオ達が上手く外へと脱出。その勢いで学園から出て行こうとしますが、そんな中、目の前に学生が何人か通過していきます。何なのかと思い見ていると、その先にはナミを罵倒した元モデル仲間のマドカ達と、復讐しようとしている何か黒いナミが…。

 どうやらナミはプリマヴェーラの力でマドカ達に仕返ししようとしている様子。ここで躊躇いなくあの衣装に変身したナミはある意味すごいと思います。堂々としているのがまた…。ナミは新しい力を得たことで、自分の存在を誇示しようとします。もうここの時点で小物っぽいような…。
 で、ナミの得体の知れない力にビビっていたマドカも、ナミがただ自分達を力で屈服させる気だと知ると、態度が変わります。そしてマドカは強がりなのか、力でねじ伏せられても屈しない、やってみろとナミを挑発…!ここは正直マドカの言うことの方が正論だと感じました…。ナミは結局何一つマドカと再会した時から本当の意味では変わっていないんですよね…。ナミは結局逃げているだけのように見えます。
 このマドカの態度にナミは怒り、そして箱にマドカを投げつけ閉じ込めてしまいます。結果的にナミが勝ちましたが、ナミは結局負けたままです…。ナミが過去と向き合わなければいつまでも同じ状態が続く気が。
 一部始終を見たフリオ達は慌てつつ、逃げようとするものの、イグジステンズに囲まれピンチに…。今回その後が一番気になりました。
 またこの様子をブーミンも見ていてニーナに報告しに戻ろうとしますが、ばっちりナミに気づかれていて…。またまたピンチの予感です。

 で、ブーミンがカークウッドに帰ってきた後、ナミが現れ、カークウッドを襲撃しようとします…!皆ナミの寝返りには驚いている様子。予想外だったようです。
 でもそこに秋葉・レオパルド達が戻ってきたことでまた事態は変わってきそうで…。秋葉達がカークウッドに現れたところで次回へ続きます。今回も話は動いたように感じますが、展開はあまり動かなかったような…。そろそろ派手な展開があってもいいように思えます。


 次回は「よみがえる神」カークウッドを襲撃しに現れたナミでしたが、あらすじによればすぐに退散してしまうようです。予告バレすぎです。ナミの向かう方向も分からなくなってきました。タイトルの神って何でしょう。個人的にこのタイトルを見るとちょっと前に放送されていた某アニメ作品を思い出します…。

 あと数回前の感想で新OPが微妙だとかきましたが訂正です。新OP神曲でした…!フル版を聴いてだいぶ印象が変わりました。特に2番~最後のサビへの流れが素晴らしすぎて鳥肌が。何か心に迫ってくるものがありました。音楽も後半にいくにつれて更に良い感じになっていてよかったです!放送の方では曲が盛り上がる前に終わってしまうのが残念です…。是非フル版も聴いてみて下さい。

 ではまた次回に!