今回はリトバス、そして男キャラの集大成な1話!いよいよ恭介達と別れることになった理樹。その時恭介達は…?リトバスで一番の名シーン&お別れ回ということでゲームをプレイした時からこの日を超待っていました!ゲームの感動を見事に再現した、素晴らしい1話でした…!スタッフの皆さん、ありがとうございました!今回は久々に全力で感想を書きました。もう悔いはないです…。
前回、恭介もリトルバスターズに戻ってきて、また全員集合!ですがそれは理樹と恭介達のお別れの時が近づいていることも意味していました…。今回はOPが今まで以上にマッチしていて、観てると切なく感じます…。2期のOPは本当に神。
『遂に、全てが終わった…
そしてはじまる、終わりの時が』
気づけば学園から人や猫もいなくなり、時間も止まった世界。恭介達も世界を維持できなくなってきました。お別れの時が近づきます…。
鈴も小毬のことを何となく思い出します。小毬は今一体どこに…。
そしてみんなで最後に野球をすることに。謙吾が既にこの時点で涙ぐんでいる件…。全ての終わりが近づいていることに気づいている恭介は、これまでのことを振り返りはじめます――
「これがこの世界の最後の光景か
リトルバスターズの終焉にはふさわしすぎる」
「この光景だけは守ろう、終わりの時まで」
ヒロイン達や仲間のことを思い出す恭介。幼い頃の思い出と共にというのが更に泣かせます…。それぞれのキャラへの愛&思いやりを感じました。最近アニメを観ていてあまり思いやりを感じることがなかったせいか、なんかグッときました。最近のアニメは思いやりを大事にしなさすぎてる気が…。やっぱり思いやりは大事だと思います。
「謙吾、お前が一番の甘ちゃんだったな」
「俺もお前と遊べて、最高に楽しかったぜ」
「真人、お前もよくやってくれた」
「お前のバカはみんなを幸せにする
愛すべきバカ、俺も最高に愛してるぜ」
「そして鈴、俺が与えた試練から
よく立ち直ってくれたな、ありがとう」
「もう守ってやることができない、ごめんな鈴」
「理樹、鈴をよろしくな
お前になら鈴を任せられる」
恭介と鈴があまり兄妹っぽくしていないせいか、その設定を時々忘れかけてしまうのですが、今回は兄妹っぽさがあってよかったです~。音楽が「生まれ落ちる世界」で更に切ないです…。
ちなみに自分は中途半端にネタバレを見てゲームをプレイしたせいで、あのタイトル画面を見ながら、「ああ、みんなこの先死んでしまうんだな…」と毎回ゲームを起動させてゲームをプレイするたびに鬱な気持ちになっていました…。そのため今回のシーンまで辿り着いた時はもう切なさが半端ないことに…。実際どうだったのかは最終回をお楽しみに。
そうして仲間のことを振り返った後、恭介はその時を迎える覚悟をします――
「さあ最後までいつもの俺でいよう」
そして世界の崩壊の時も近く…。真人・謙吾もそれを察して動きます。恭介だけでなく、この二人も世界を支えるために必要要員だったことが分かる感じがしました。
最初にこの世界から消えたのは真人。ボールをキャッチした真人は理樹にあいさつをした後、消えてしまいます――
「お別れだ、理樹」
「理樹、お前とルームメイトになれてよかった
長い間一緒に過ごせてよかった」
このお別れの時の真人と理樹のアングルがゲームと同じでニヤリ。本当にゲームもアニメも長かったので、このセリフにはグッときました。本当に最後まで落ち着いていて、実はメンバーの中で一番大人だったのは真人だったのかと思えてきます。
理樹へ感謝の気持ちを伝える真人。お互いルームメイトで楽しかったと、気持ちを通じ合わせます。この時真人と理樹が頬を赤らめていて笑。ゲーム以上に仲良しっぽい感じが。
そうして真人は笑みを浮かべながら消えていきます――
「こんなバカと過ごしてくれて
ありがとな」
謙吾の時もそうですが、アニメはゲーム以上にあっさり消えて( ゜д゜)ポカーンとしてしまいました…!もう少しゆっくり余韻を残す感じでいって欲しかった…。
この消えていくシーンを初めてゲームで観た時は思わず「ABのキャラが成仏するシーンってこういう感じだったのか!」とびっくりしました。(ABはキャラが消えるシーンの描写はなく、場面転換した後、キャラがいなくなるという演出)普通に作品発表順で辿っていくとリトバス→ABですが、私はAB→リトバスだったので。
真人が消えたことに動揺する理樹…。ですが恭介は理樹に何かが起きた世界、そこが本当の世界だと現実を突きつけます――
そして恭介から明かされる衝撃の事実…!
「生き残るのは理樹、そして鈴、
お前達二人だけだ」
真実を語りだす恭介。
修学旅行で起きたバスの転落事故の話は、
併設校の話ではなく、理樹のクラスの話でした。
そして真人・謙吾も恭介と同じように
理樹・鈴を庇い瀕死状態に…。(一応みんなまだ死んではいません)
ですが恭介は理樹と鈴のためにも、まだ死ぬわけにはいかないと粘ります。
「俺達はこの世界を作り出した」
死の闇の中で恭介の元に波紋が届き、皆がその思いに共鳴(玉はリトルバスターズのメンバー)世界の原理に関しては曖昧なので突っ込んではいけません…。
そして恭介達は世界を作り出し、
理樹・鈴を過酷な現実へ立ち向かわせるために
成長させて、現実へ送り出そうとしていました。
その終わりが今。
失敗しつつも、理樹・鈴はここまでたどり着き、恭介は再び時を進めることを決意。
「どんな現実を目の当たりにしても、強く生きろ
もう後戻りはできないんだ
止まっていた時間が動き出す――」
全ての記憶を思い出した理樹。理樹も恭介との強くなるという約束を思い出し、いつまでも子供ではいられないと、改めて過酷な現実へ立ち向かうことを決意。
「僕はみんなの想いを
無駄にしちゃいけないんだ…!」
二人の会話に早くもグッときてしまいました…。
再び野球。そして次は謙吾が苦しそうにボールをキャッチ。謙吾はずっと遊んでいたかった、と、今まで貯めこんできた想いを口にします…。謙吾のこれまでの苦悩がにじみ出ているシーンで、色々考えてしまいました。現実でも1期1話時のように、ずっと引いた位置で理樹達を見続けていたと思うと…。謙吾は誰よりもリトルバスターズが好きだったのかも。
「俺は嫌だった、やっと遊べるようになったんだ
ずっと遊んでいたかった
失った時間を取り戻したかった…
俺は必死だったんだ!
みんなと一緒にいたかった……」
そんな中、理樹や恭介にある疑問を投げかける謙吾。ですが謙吾は恭介に促され、自分で答えを口にします!この謙吾の人生なセリフはKey作品全体に繋がるセリフのような気がしました。友情最高!
「なあ俺の人生は幸せだったのかな?」
「幸せじゃなかったなんて、言えるわけないだろう!
お前達みたいな友達に恵まれて、幸せだったさ!
お前達と出会えていなかった人生なんて考えられない、
それぐらいだ!」
やっぱり織田さんの感情のこもった演技が素晴らしい…。これまでクールでたくましい印象が強かった謙吾ですが、ようやく歳相応に見えた気がしました。
でもお別れの時は涙を拭い、いつもの謙吾っぽく理樹にあいさつ。
「友情の証を…」
「リトルバスターズは不滅だ」
そうして握手して、見つめ合う二人。そして謙吾もあっさり消えてしまいます…。野球好きな人には更にグッとくるセリフだったんじゃないかと…。謙吾のお別れシーンは本当に胸が痛くなりました…。ゲームでもこのシーン、空の青さと相まって喪失感が半端無かった記憶が…。
二人がいなくなったことで世界崩壊は更に進行。理樹はさよならホームランを打ち、終わらせます。
クールに去っていこうとする恭介。いかないでと恭介を必死に引き止める理樹。それでも振り返らない恭介に理樹も遂に貯めこんできた想いをぶつけます!このセリフをこのタイミングで言うというのがまた…!
「強くなったとか、世界の秘密とかどうだっていい!
僕は恭介が好きだから!
だから一緒にいたいんだよ!!」
ですが恭介も理樹達と別れるのは辛く…。これまで冷静だった恭介も最後の最後で感情を爆発させます…!リトバス一番の感動シーンです!!
「あのな、そんなの俺の方が嫌にきまっているだろう!
なんでお前らを置いていかなきゃいけないんだよ!
俺だってお前達といてえよ!
ずっと、ずっと、いたかったんだ!
なんでこんなに理不尽なんだよ、畜生!」
「ずっとずっと、そばにいたかった…
俺の方がずっとずっとお前達が好きなんだよ!!」
遂に感情を爆発させた恭介…!これまでクールにかまえてきた分、破壊力が凄まじいものが~。愛があふれています。恭介の表情も何カットもあり、このシーンにどれだけの想いが込められているのか、ひしひしと感じました!今まで理樹を見守るシーン(河川敷での語らいなど)がこのシーンでしっかり生かされています!緑川さんの熱演も素晴らしく、ゲームとはまたひと味違った感動がありました。とても素晴らしかったです。久しぶりにマジ泣きしてしまいました…。何度観返しても、涙を流してしまいます…。
このシーンについて語るために、ここまで感想を書き続けていたといっても過言ではありません…!でも同時にこのシーンの素晴らしさを言葉にできないというもどかしさが~。感想泣かせすぎます。
遂に感情を爆発させた恭介。ですがそれでも恭介は振り返るなと、理樹と鈴を前へ進ませようとします。この辺りから光が溢れ、世界崩壊が…。恭介の叫びがもう切なすぎます…。この時を終わらせたくない&別れたくないと思っていたのは恭介だったのかも。
「早く行け、もう迷うな、
とっとと行け――!!」
理樹も涙を流しながら、鈴の手を引いて校舎から出ます――。仕方ないと思っていても、鈴が何故仲間や兄が消えていってもほぼ無反応なのかどうしても気になってしまいました…。もう少し感情出してもよかった気が…。
学園から出た理樹・鈴。いよいよ二人が過酷な現実へ戻る時が…
「さよなら、恭介…
さよなら、リトルバスターズ…」
理樹・鈴を見送った後の恭介。
「終わった永遠の一学期が」
そうして学園は消えていき、恭介は自分の席に座り、一人教室で穏やかに終わりの時を迎えます。
見えたのは、世界を支えて消えた仲間達。
みんなを見て微笑む恭介。
そうして恭介も消えて、世界が消滅。
まさしく世界の終わりでした…。
恭介、本当に今までお疲れさまでした…。こうして作られた世界での話が終わり、また現実の時間が動き出そうとしているところで今回はおしまい。真人・謙吾・恭介と一気にお別れと、濃い1話でした…。
今回はリトバスの名シーン&感動が
ほぼそのまま再現されていた、最高の1話でした…。
納得のニコ生、とても良かった96%超え。
スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
今回は消え方が一瞬すぎたこと以外は本当に文句なしでした。消え方、もう少しゆっくり目にして余韻残して欲しかった…。BGM(特に遥か彼方)の使い方も良かったです~。
リトルバスターズ一番の名シーン回ということで、いつも以上に飯塚晴子さん作画っぽさがありましたが、やっぱり今回かなり関わっていたんでしょうか。ちなみに恭介のシーンは原画は別の人担当だったみたいですが、チェックはされていたようで。
自分は今回がリトバスの最終回のように感じています。今までずっと今回の感想をちゃんとかけるか不安でしたが、こうしてゲームの分も合わせて感想が書けて安心しています。久しぶりに熱い気持ちで感想を書けて楽しかったですー。最近のアニメにはやっぱり思いやりが足りない…!
1期1話から感想を書き続けて本当に良かったです。自分の場合、多分今回だけいきなり語ろうとしても無理だったと思います。今までのその積み重ねがあって、今回の感想は書けた気がします。…誰も読んでいなくても。
そんなわけで今回感想うpしたら後は安心して最後まで観られます。ただ最終回にもまだ見せ場があるので、今回観て感動した方はあと2話もお見逃しなく!
次回は「お願いごとひとつ」鈴&小毬回。現実へ戻る鈴に小毬はどんな言葉をかけるのでしょうか…?次回も友情が熱いです。初代のゲームパッケージ絵に繋がる話だったり。
ゲームではこの辺の時間移動?がよく分からなかったので、アニメでその辺整理しながら見て行きたいと思います。あとこの辺ゲームでは今回のシーンの印象が強すぎてあんまり覚えていないので、その分しっかり観て行きたいと思います。
リトバスも残り2話。次回は色々忙しい展開になりそうです――。
ではまた次回に!↓今回絶対貼らないといけないと思いました…。
私は今回の恭介のシーンも感動しましたが、
おそらく次週の内容になると思われる鈴と小毬の話もだいぶ泣いた記憶があるので楽しみにしてますw
今回は原作に忠実に、
しかし新規曲や女子メンバーを描写を盛り込んだりしててとても素晴らしい映像化だったと感じます。
私の場合は逆で、消える瞬間は描写してほしくなかったかなと感じました、ABのように。
また感想楽しみにしてます
いつも読んでくださりありがとうございます、励みになります!
今回は本当に感動的な1話でしたよね…。
アニメならではの良さもあり、曲の使い方も見事で、ゲームの感動を思い出しました。
私も鈴と小毬の話でうるっときたので楽しみです~。どう再現されるのか気になりますー。
消える演出は好みがあるのかもしれませんね。
リトバス・ABの、それぞれ演出の違いを感じることができる部分で面白いなーと感じます。
ABの演出は当時は??状態でしたが、
リトバスをプレイしてから、あれもありだと思えるようになりました!
最終回まで書き続けるので、また暇な時に読んでやってくださいー。ではでは~。