コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

電脳コイル 最終回+ひぐらしになく頃に解 22話 感想

2007-12-04 22:05:54 | アニメ・ゲーム感想など

 今日は電脳コイルとひぐらしについて語ってみようと思います。先週から今週にかけて良い感じの展開になっている作品が多く、見ているこっちとしては嬉しい限りでした。では早速語っていきたいと思います!


・電脳コイル

 遂に先週最終回を迎えてしまい、今は寂しい思いをしています。最終回はOPから本編と、いい流れでした。スタッフの名には吉田さんやすしおさんの名前もあってビックリしました。そしてラストにはもうただ涙…。ヤサコとイサコが抱き合うシーンは何度も見返してしまいます。光効果が綺麗でした。あとイサコの髪を下ろした姿も似合っていて好きです。やっぱりイサコは髪をおろしていた方がかわいいと思います。最終回で髪を結んでいた理由が分かりましたが、これも泣けますね…。お兄ちゃんとの別れのシーンもまた……。先週のクラナドだけではなく、この作品も最終回は泣かされっぱなしでした。
 で、個人的に気になっていたヤサコとハラケンの恋の行方ですが、とりあえず半両想いってことなんでしょうか。最終回付近では良い空気になっていましたが、最後の会話は何だかそこまで行っていなかいような気がしました。でも最後2人の頬が赤くなるところは可愛かったです。まあ2人の恋はまだまだこれからなのかもしれません。
 全体を今思い返すとやはり他のワキ役の扱いが中途半端な印象が。特に終盤での扱いが可哀想に思えます。いい面子が多いのに…。最後皆でイサコを助けるのを手伝うとか燃える展開が欲しかったです…。特にフミエはもう少し出番があっても良かったんじゃないかなーと思います。あと気になるのはミチコ。最終回でもミチコの声が分からず。あれは誰がやっているのか謎です。
 ラストの方の皆の中学校の制服はまだなんだか違和感が。ダイチとフミエの2ショットが良い感じでした。ヤサコのセーラーも似合っていました。でも何故ハラケンがあそこにいないのか~。…学ランのハラケンが見たかった…。しかし最後のカットがキョウコだとは、意表をつかれました。でも良い締め方だったと思います。
 この作品には半年間、充分に楽しませていただきました。特にハラケンが登場してから。キャラクターの心情の描き方が深く見事でした。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
 次回からは再放送が始まるということで嬉しいです。ハラケン登場と夏祭りの回がまた見れる…!と思うと今から楽しみ。そのころビデオデッキだったので。NHKの再放送をすぐさまやる姿勢は好きです。そういえば地球SOSも1月からBS2で放送されるということでワクワクしています!この作品をNHKでやる日が来るとは思っていませんでした。何だかNHKってこういう外国のアニメっぽいの好きですね…。オーバンもその気が。


・ひぐらしのなく頃に解

 ひぐらしはアニメで見続けていました。皆殺し編後半からはもう放送された翌日には熱心に見ていました。皆殺し編は梨花の思いが無残にも散って悲しかったです…。あそこまで盛り立てておいてこれはあんまり~。まあその後の皆でまた違う世界に向かうシーンで救われましたが。
 それだけに終章となるこの祭囃し編は、もう毎回見入っていました。皆殺し編を見て、鷹野が嫌いになりましたが、過去が結構泣けるもので、何だか憎めない存在になってしまいました…。おじいちゃんを想っているところだけは好きです。ちゃんと鷹野にも行動理由はあるんですよね。切ないです。
 そして22話の今回。梨花が自分の胸のことを気にするところも好きですが、今回の見所は何といっても赤坂が人質の身となってしまった梨花を助けにくるシーンだと思います。このシーンで梨花の前に、

「梨花ちゃん、君を助けに来た!!」

 と赤坂が颯爽と現れ、このセリフを言うシーンは鳥肌+興奮モノでした!!赤坂はやっぱりカッコ良いですね~。惚れ直しました。あの動きはもう人離れをしているとしか思えませんでした。
 で、その後ニコニコでどういう反応なのか見に行くと、やはり原作ファンの方には叩かれているようで。私もそこで原作シーンを拝見したのですが、1回このシーンを見てみると、これは正しい意見だと思ってしまいます…。原作はBGMはもちろん、何といっても文章が熱いです!!アニメでは2分足らずのシーンが、実は20分ものシーンだったとは驚きました。赤坂の今までの想いが、じっくり練り込められたテキストに見入ってしまいます。赤坂の決意が熱いです。年期が違います。やはりアニメだけではなく、原作もチェックするべきなんだろうなと思いました。
 まあ途中の過剰な文字演出と立ち絵にはどう反応していいのか迷いましたが、それを差し引いても、作り手のここに込めた熱意が充分に伝わってきました。その原作版では、

「……間に合った……
 ……私が、ずっとずっと、―…一番伝えたかった言葉を言うよ」
 
「給料、いくらだ」

 というセリフがやっぱりきましたね。このセリフ大好きです。「給料いくらだ」は今までの背景を考えると、深い言葉だと思います。このシーンの赤坂はもはや無敵。
 と、この一連のシーンを見ていたら、何だか原作がやりたくなってきました。調べてみたらそんなに高くないので購入しようかなとも思うのですが、今後出るというPS2とどっちを購入しようかで迷っています。PS2版はフルボイスということで魅力ですが、この祭囃し編は収録されないということでどうなんだろう…と思います。この話が入らなければ何もかも台無しかと思うのですが…。やはりここは原作を優先するべきなんでしょうか。うーん。
 ひぐらし解、アニメは残り2話。気を引き締めて見ていきたいと思います。今度こそ皆生き残って欲しいです!