今回はソレスタルビーイングがメメントモリ破壊作戦を結構する話。皆それぞれに見せ場があって見ごたえがありました。特にスメラギの作戦に注目です。今回は裏で暗躍していたネーナが気になりました。これからまたネーナが何をしでかすのかヒヤヒヤさせられることになりそうです…。
始めでは宇宙でのカタロン艦隊とヒリングが操縦するガデッサとの戦いから。まだカタロン艦隊が残っていたことにちょっと驚いたのは自分だけじゃないと思います。カタロンはもう何だかソレスタルビーイングの足手まといな存在としか見えなくなってきました…。
で、カタロンはもちろんイノベイター相手に苦戦気味。そんな中現れたのがダブルオーライザーに乗る刹那!
「カタロン艦隊へ。
こちらソレスタルビーイング。
衛星兵器の破壊ミッションは我々が行う!」
やっぱりイノベイダーに対抗できるのはソレスタルビーイングですね。刹那はヒリングとの戦闘になります。対するヒリングも、
「あれがリボンズの気になる子?妬けちゃうわね」
とやる気!ヒリングもまたリボンズが気になっている相手である刹那に嫉妬しているようで…。イノベイダーは皆リボンズのことを気にかけているようです。でもこの戦闘で出てきた機体はダブルオーライザーのみ。他の機体はプトレマイオスに待機しており、今回の刹那は囮的な役回りのように感じました。刹那はメメントモリを見て改めてその衛星兵器の存在を意識します。
で、戦闘の方ではヒリングがダブルオーの粒子拡散に苦戦気味。なかなか狙いが合いません。どうやらダブルオーライザーが優勢という感じがしますが、この作戦どうなるんでしょう。
またメメントモリにはリントが。メメントモリにいるということでここが リントはこう言いメメントモリ掃射に積極的に。
「奴らの目的はメメントモリの破壊。
ならば近づいてきたところを、叩けばいいだけのこと。
やらせてもらいますよ。私の大好きな殲滅戦をね」
相変わらず嫌なキャラという感じが。もう出てきた時にやられていればよかったのに…と何度思ったことか。こういうキャラはどうもダメです。ここはソレスタルビーイングにどうにかしてほしいと思って見ていました。
その最中、ヒリングが刹那の戦闘に向かっていってしまいますが、ここもライセンスということでお咎めなし。どうやらブシドーとイノベイダーは皆ライセンス持ちのようですね。後半これでアロウズがやっていけるのかちょっと疑問を感じました。
その頃留美はリボンズのところから部屋へ戻ってきます。留美の頬が赤くなってくることを気にかける紅龍ですが、それに対し留美はしれっとした感じでこう一言。
「男の嫉妬は、見苦しいということよ」
まあ前回のリボンズは確かに小物という感じがしました。でもこういう風にいうのも見苦しいのではと思ったり。2期の留美は何だか嫌な感じがします。
と、その留美と紅龍の会話をネーナが盗聴していました。ネーナは機体に乗り込んで何か企んでいる様子…。
「お嬢様、女の嫉妬も見苦しいんじゃない。
あんたの思い通りになんかさせてあげないんだから」
あの笑顔からして不穏な感じがしましたが、今回ばかりはこのネーナの言葉には同意したくなりました。これはいよいよネーナが反逆するんでしょうか。今後の動向が気になります。
一方スメラギに刹那を経由してカタロンからメメントモリの構造データが送られてきます。そこにはメメントモリの構造について記されていました。アニュー・フェルトがそのデータを分析。
「やはりオービタルリングの粒子加速器を利用した、
自由電子レーザー掃射装置ですね」
「この護衛艦の隊形…スメラギさんの予測通り、
砲頭には発射角度の制限がありそうです」
これで少し状況が変わってきました。それに加え留美からの情報も。そこにも衛星兵器の弱点である電磁場光共振部の位置が記されていました。これでスメラギは作戦を決めます。
「これで作戦はきまったわね。
衛星兵器の死角から接近しての直接攻撃」
スメラギは覚悟してこの作戦を決めたようですが、戦術予報士としてもっと複雑な作戦を立てられないのかなとちょっと思いました。あまりにもストレートすぎるというか。でもスメラギはラッセの一言にも強気!
「繊細なんだか、強引なんだか…」
「どちらも必要。ミッション、すぐにでも始めるわよ」
こうしてスメラギの立てたメメントモリ殲滅作戦が色々不安がある中、始まります。果たしてソレスタルビーイングはこれを成功させることはできるのでしょうか。
このシーンの次にはネーナの出番が。どうやらこのデータを送ったのは留美ではなくネーナだった様子。ネーナはまたまた凶悪な笑みを浮かべ、何か企んでいました。
「サンキュ、ハロ。さあ、やっちゃってよ」
この状況だとソレスタルビーイングには都合がいいですが、一体ネーナは何を企んでいるのやら…。とりあえず留美に反発する意味合いが強そうですが、このネーナの行動は何を及ぼすのでしょう。
一方沙慈・マリー。沙慈はマリーからルイスについて話を聞かされていました。ようやく2人の接点が繋がる時がきました!繋がる時がちょっと遅い気もしましたが。それにより沙慈はルイスが確かにMSに乗り宇宙にいたことを確信します。
「ルイスを知ってるんですか?」
「はい。といっても、彼女が着任した直後、私はここに…」
「ルイスはモビルスーツの?」
「はい パイロットでした」
「やっぱり…やっぱりあの時、ルイスは近くにいたんだ」
そんな沙慈の表情はあんまり落ち込んでいるようには見えませんでしたが、この会話もまたどこかに繋がってくるのか気になります。そういえば沙慈は今回艦に残っているんですね。オーライザーに乗り込むときはまた来るのでしょうか。
が、ここでマリーがスメラギに呼ばれたことで会話終了。いつも会話はいいところで終わってしまいます。そこでマリーはスメラギにあることを頼まれることに。マリーもまた作戦の補助という役割が。
その後刹那にも指示が行き、いよいよプトレマイオスの方もミッション開始に!前半の山場となっているだけにその結果が気になります。
戦闘中の刹那。刹那は上手くヒリングを自分にひきつけていました。やっぱり今回の刹那は囮的な役割のようです。その裏でスメラギ達はメメントモリを破壊するためにトランザムを発動させ、メメントモリへ突撃していきます!そしてその作戦の鍵を握るのはティエリア・ロックオン。この作戦を成功させるには2人の力が必要のようです。
突撃していくプトレマイオスですが、その最中にはやはり敵の攻撃が容赦なく襲い掛かり、プトレマイオスは常に危機状態に…。それでもスメラギは「まだよ、まだ!」と皆を気持ちを抑えさせ、攻撃の機会を窺っていました。今回のスメラギは常に本気です。
そんな中メメントモリが掃射される時が――。この瞬間笑みを浮かべる留美・リントでしたが、これはアレルヤのアリオスのおかげでどうにか助かった様子。常に状況はギリギリです…。
アリオスもトランザムを発動させますが、すべてトレミーの推進力に回している状態で、他には手を回せず。そこでライルの出番に!ライルは張り切ってトランザムを発動させます。
「オーライ。トランザム!行くぜ、ハロ」
「シールドピット展開 シールドピット展開」
そうして状況が好転したと思われましたが、その次の瞬間にはまたアリオスのトランザム限界時間が迫ってきます…。いや、もう見ているとひたすらハラハラします。ソレスタルビーイングの面々はひらすら苦しくなる状況に耐えます。そんな中でもスメラギは作戦を成功させるため頑張り続けます。
『作戦を完遂させる どんな手を使っても
私の戦術で みんなを!』
そうしているうちにプトレマイオスはメメントモリの近くまで辿りつきます!そして次はティエリア・ラッセの出番!!ティエリアはハイパーバーストを開放。たたみかけるようにメメントモリへ攻撃を仕掛けます!!
「ティエリア!」
「了解。トランザム。ハイパーバースト完全開放!」
「GNミサイル一斉発射!」
「くらえ!」
ここのティエリア・ラッセのアップは結構良い感じでした。特にラッセの方はここまでアップになる機会がないので何だか新鮮な感じがしました。こうしてソレスタルビーイングは皆の結束でメメントモリへ攻撃を仕掛けることができました。リントもこれには焦りを見せます。
でもそれはまだ完全に共振部を破壊するまでにはいたらず。でもソレスタルビーイングの攻撃はまだ終わりません!最後に出てきたのはロックオンことライル。ライルは作戦を成功させるため、懸命に狙いを定めます――。
「あれが電磁場光共振部。チャンスは一度」
「ロックオン」「ライル」「ロックオン」
「ロックオン・ストラトス!」
そしてその成功をスメラギ・フェルト・アレルヤ・ティエリアと、メンバーも祈ります。そして放たれるライルの攻撃。ライルは叫びながら引き金を引きます――。
「その名の通り、狙い撃つぜ!!」
ここはそんなロックオンらしい叫び声にテンションが上がりました。1クール最後に相応しい見せ場でした。ここのライルカッコ良かったです。声がニールではなくライルらしいのも。三木さんの演じ分けがすごいです。そうして放ったライルの攻撃は見事共振部ど真ん中へ。これによりメメントモリは破壊され、作戦は大成功!無事メメントモリを破壊することができました。ついでにリントも遂に「いや~」と惨めにメメントモリの爆発に巻き込まれ戦死(多分)したようですっきりしました。これでイライラが一つ減りました。とりあえずこれで作中でまた一人消えました。でもリントがいなくなるとアロウズの悪さが半減しそうな気がして、そこは残念かも。
それに合わせ刹那も撤退することに。ヒリングの攻撃もありましたが、謎な援軍のおかげで刹那は無事そこから離脱していきます。離脱した後、刹那はその赤いビームから何かに気付き始めます。
「あの援護、赤いビーム…。疑似太陽炉搭載型」
で、その援護した機体を操縦していたのはもちろんネーナ。ネーナは「うふふ」とその作戦が成功したことでご機嫌に。留美に反抗するということはネーナはしばらくソレスタルビーイングの味方になるんでしょうか。ネーナの立ち位置は何だか不安定です。
Cパートにはカタロンの面々の出番が。EDで名前が乗っててどっかで見たっけ?と焦りましたが、Cパートでの出番でした。クラウスはじめ、カタロンのメンバーは皆で空を見ていました。そんな空には流星が飛び交っていました。クラウスはこれを見て作戦が成功したことを実感します。
「やってくれた、これで中東は救われる」
またその空はどこか幻想的で綺麗でした。これをカタロンの子供達もきれいだと言いますが、それは衛星兵器の欠片が落ちてくることで発生したもの。これにクラウスは、
「いいや、少しも綺麗なんかじゃないのさ。
あれは戦いの光だ。
君達の時代に、残してはいけないものだ」
と言い、この光をこの先残してはいけないものだと子供達に話します。1クールの締めとしては今後の課題っぽくなり良い場面になりました。この先戦いをなくすことはできるのでしょうか…。
一方マリナもその言葉を聞いて、
「次の時代に、残すべきもの…」
と、子供達の傍で何か思っている様子。来年こそはマリナにもヒロインとして活躍してくれることを祈ります。最近は本当にマリナがヒロインなのか分からなくなってきました。2期での刹那は主人公しているのに、何だか不憫です。
今回最後はセルゲイ。セルゲイが「衛星が落ちたか」と基地で流星を見ていると、そこに昔のなじみらしきハーキュリーという人物がセルゲイの元に訪れます。
「おそらくは、ソレスタルビーイングの仕業だろう」
「ハーキュリー。パング・ハーキュリー大佐」
「久しぶりだな、ロシアの荒熊」
ハーキュリーはセルゲイのことをロシアの荒熊と呼びます。この会話からするとセルゲイとは昔からのなじみのような感じがしますが、もしするとこれがセルゲイが行動を起こすきっかけとかになるのでしょうか。ハーキュリーはセルゲイに一体どんな影響をもたらすことになるのか、気になるところで来年へ続きます。
次回は「歌が聞こえる」2クール目(4クール?)にいよいよ突入です。ここからラストへ向かってどんなふうに話が展開してくるのかとても気になります。OPも変わるということでどんな情報が出てくるのか楽しみです。歌はこのままでいいと思うんですけどね…。本編ではトレミーと合流できなかった刹那が遂にリボンズ辺りと対面するようで気になる展開になりそうです。話も徐々に核心に迫ってきました。
で、その前に来週はお休みで、代わりに総集編が入るようです。しかもタイトルが「たまたま見忘れた人へ捧ぐ」と、なんともニクいタイトル。これならギアスの時の二の舞にはならないようで安心です。普通の総集編を期待します!結構話を聞くと見逃したという人が結構いる+折り返し地点ということでいいタイミングで入ってきたんじゃないかと思います。確かにこの時間帯、油断していると見逃してしまうんですよね…。ギアスR2の時も危なかったです。来週は書くことがあれば更新するかもしれません。
年末は7巻まで買い溜めしてあるものの、3巻で読むのが止まってしまっているガンダムUCを読もうと思います。書いているのが福井さんということで話的にも、キャラもしっかりしていて読みごたえがあって面白いと思います。ガンダム用語が難しい(ここが難関…)ですが、読んで損はないと思います。特にガンダム好きな方は。UCにも来年何らかの展開があることを期待しつつ。
ではまた来年に!
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の管理人のピッコロでございます。
記事とは関係のないコメントで大変失礼いたします。
今回も、「今期終了アニメの評価をしてみないかい?3」という企画を立ち上げましたので、参加のお願いに参りました。年末も近づき色々とお忙しいと思いますが、是非ご参加下さいませ。
詳しい投票方法等については以下の記事に書いておりますのでご覧ください↓
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51166871.html
宣伝大変失礼いたしました。今後ともブログ共々どうかよろしくお願いいたします。
今回は3クールを締めくくる回でしたが、ハラハラドキドキの連続で非常に楽しめました。
いわゆる「原作もの」のアニメではないので(アニメ=原作)、先が見えずに毎回ハラハラドキドキです^^
☆特に気になった点
▼ネーナの反逆?
ネーナはやはり、留美を良くは思っていない様子。結果的には、命の恩人でもある刹那(CB)側についてくれそうです。
ただ、ネーナは業の深い子。最後はアロウズと対立し、ルイス(orサーシェス)に倒されそうな気がします。
▼留美の微笑
メメントモリがプトレマイオス2に照射されたとき、留美は笑っていました。彼女の中ではCBは「すでに不要な存在」なのでしょうか?!
▼フェルトの「ライル」…
ロックオンの狙撃のシーンで、フェルトは「ライル」とつぶやいていました。フェルトの中で、「ライルはニールとは違う」という意味でつぶやいたのでしょうが、それは亡きニールへの想いなのか、ニールとは違うライルへの想いなのか?!目が離せません^^
▼イノベイター(ヒリング)
色々期待しましたが、結局イノベイターは殆どが「戦闘系」な気がします^^;
▼新生CBガンダムの顔について
新生CBのガンダム4機はすべて「ガンダム(主役)顔」(口がある)なんですよね。映像を見ていて今回気がつきました。
ふと、00の結末がどうなるか考えました。
結局、「戦争根絶は無理!」となるのか、それとも皆があっと驚くような解釈が示されるのか?!非常に楽しみです^^
最後まで見届けたいと思いますので、管理人様も感想頑張ってください^^
ピッコロさんコメントありがとうございます~。お誘いありがとうございました。また暇を見て参加させて頂こうと思うので、その時はよろしくお願いします!
>ごろーさん
ごろーさんコメントありがとうございます~。返信遅くなってしまいすいませんでした。ガンダム00もいよいよ佳境に入ってきましたね~。私もますます今後の展開が楽しみで仕方ないです!確かに00はアニメオリジナルで先が分からないので、見ていてハラハラしますよね。ここがまたアニメならではの面白さですけどねー。本当00は先が予想できません…。
今回ネーナがいよいよ留美へ反逆しはじめましたが、今後はどうなるんでしょうねー。一応今は刹那に味方をしているみたいですが、動向がさっぱり読めません…。とりあえず今までの伏線でいくとサーシェス・ルイス辺りが絡んでくる予感がしますね。個人的にはルイスとの戦いをちょっと期待しています。暗い戦いになりそうですが…。
留美の笑っているところは私も気になりました。留美がもうソレスタルビーイングを見限っているような感じがします。
フェルトの「ライル」はロックオンでないところに何かフェルトの強い想いを感じました。この辺また複雑なようで…。とりあえずライルとニールを別の人物として見ているというのがポイントになりそうな気もします。今ライルにはアニューとのフラグが立っているようなので分かりませんが、またフェルトとの会話は見てみたい気がします。
イノベイターは色々な特殊能力がありそうなイメージがありましたが、確かに基本戦闘に向いている感じがしますよねー。他にも何か特殊能力がありそうな気もしましたが、ここ数回見ている限り割と普通な気が…。後半戦でそこを挽回してくるのか気になります。
新CBガンダムの顔にはそんな共通点が…!今思えば確かにそうですね~。そこにどういう意図が込められているのか気になってきました。00の結末についてはやっぱり4年前にああいう結末を迎えている以上はやっぱり何らかの形で戦争根絶を果たして、明るい未来が見えるような結末を見たいと思います。でないと2期の意味が…。あとイオリアの計画の核心と物語がどう絡んでいくか気になっています。これで大分話の方向性も変わってきましたし。何にしろ今後が楽しみです!
去年は毎回コメントありがとうございました!感謝です。
では今年もよろしくお願いします~!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1885567
返信が遅れ申し訳ありませんでした。
動画、ようやく見れました。
何だか動画の最初からUCの2巻を思い出して泣きそうになりました…。
Zはセリフのひとつひとつが深いですね…。
この動画を見て改めてUCはここから通じているんだと思いました。
今見れてよかったです。
この動画を見て更にUCアニメ化が気になってきました~。
楽しみです!
とりあえずこれでUCを読む気力が湧いてきたので、
これからまたUCを読破するために頑張りたいと思います。
今のところ4巻までいきました。先はまだ長そうです…。
では、ありがとうございました~。