コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

デュラララ!! 第9話 「依依恋恋」 感想

2010-03-05 15:19:43 | デュラララ!!(2010冬春)

 今回は波江視点での誠二・セルティの首の話メイン。で、ようやく次の段階へ進む準備が整ったようです。何故謎の少女がセルティの顔をしているのかも徐々に明らかになっていこうとしているようですが…。最後に首を手に入れるのは誰なんでしょうか。
 今回も静雄が面白かったです。接着剤じゃなくて病院~!


 今回のナレーション担当は波江=小林さん。これまで出番が少なかった波江ですが、今回ようやくスポットが…!美人なのに狂っている波江が原作でも好きです。波江の話は本来最初の方のエピソードだっただけに、ようやく進むんだなーという感慨が。
 逃避行を続ける誠二と謎の少女。誠二の携帯を捨てたりと謎の少女は何かに怯えているようですが…?謎の少女の首はセルティのものなんでしょうか。

 誠二を追い続ける波江。波江は誠二のことになると人が変わったようになりますね…。一体誠二のどこにそんなに惹かれるのか気になるところです。
 波江は幼い頃の話を思い出します。幼い頃の誠二がかわいすぎ。叔父の家に預けられることが多く、よく叔父から人形をもらっていました。普通に人形遊びをしているまではよかったのですが、ある日波江はその家でセルティの首を発見…。波江もまた神秘的なそのセルティの首にひきつけられてしまいます。なんとセルティの首は同じ街にありました…。
 そして波江は軽い気持ちで誠二にも見せてあげようと思い、誠二にもその首を見せるのですが、なんと誠二はその首を見た瞬間、セルティの首に魅入られてしまい…。以降誠二はセルティの首に夢中に。波江はずっとことをずっと後悔してきました。まあ首に惚れられるのまではよめませんね…。


 携帯が繋がらず、誠二の動向を追う波江。そこで波江は臨也に会うことに…。危ない組み合わせです。以降二人の関係も大事な要素になっていくことになります。
 波江は臨也に誠二の場所を突きとめろと臨也に依頼を。相変わらず臨也は軽い調子で、すべて見透かしているかのように、嫉妬しているのかどうかと誠二への想いを突付いてきます。今回は特に臨也が曲者に見えました。に、しても臨也のゲーム、チェス、将棋、オセロが混じってる…。どんなルールなのか気になります。なんか無茶苦茶。
 

 波江の回想。波江は誠二がセルティの首に執着することをよく思っていませんでした。会社に入ったのも誠二をセルティの首から遠ざけたかったからでした。それで会社に入って力を持つようになると、波江はその首を会社で厳重に管理するように。誠二から首を遠ざけようと必死でした。
 ですが誠二も黙っておらず…。波江のIDカードを盗んでセルティの首を奪おうとしたりと突飛な行動に出ます。そしてその後も何か事件があったようでしたが、今回はそこまでは描かれなかったようで。その頃杏里の友達の張間美香が当時誠二のストーカーをしていたことなど、この事件に関しても色々裏事情がありそうです。
 そして波江は、誠二からの人を殺してしまったかもしれないという相談を受けることに…。波江は驚きつつも、誠二が自分を頼ってくれた事に喜びを感じつつ誠二の家に。
 で、誠二はカップメンを食べながら待っていました…。妙に落ち着いていたりと誠二も狂ってるかも…。アニメだと落ち着いているのか、動転していないのか分かりませんね…。原作を読み進めても誠二は未だに掴めないところが多いです。波江は誠二を守ると協力を約束…。以降、おかしな方向に事は進み始めます…。

 回想が終わった頃。臨也が波江に警察から連絡がくるんじゃないかと言います。で、その通り、その直後警察から連絡が…。本当にその通りでした。波江は誠二を迎えに急ぎます…。


 後半。追われていると連絡を受けた謎の少女は誠二を連れ、逃げようとします。一体誰と連絡をとっているのやら…。
 ですが静雄とセルティがその現場を見ていました…。で、セルティも自分の顔をした少女に気付きます…。そして静雄もただごとではないと勘付き、セルティと共に追います。
 謎の少女を捕まえた静雄ですが、ふと太ももの辺りを見てみると何故か静雄の足にボールペンが刺さっていて…一瞬何が起こったのかとポカーンとしてしまいました。これは誠二の必死の抵抗によるものでした。

「彼女を放せ…!」

 ボールペンでも凶器になるんですね…。静雄対誠二の戦いが始まろうとしていました。戸惑うセルティでしたが、静雄は張り切ってセルティを送り出します!サングラスを取る瞬間がまた良い感じでした~。


「なんだか分からないけど、
 おっかけなきゃやばいんでしょ?
 ははっ、一度言ってみたかったんだ!
 ここに俺に任せて、先に行け!ってな」


 原作以上に静雄がカッコよさげ…!アニメで静雄とセルティの交流シーンを増やしたのは正解だったと思います!
 でも戦う前に結果は分かっているわけで…。誠二は静雄にあっさり捕まり、ぶっとばされてしまいます。誠二は池袋で敵にしてはならない相手を敵に回してしまいました…。
 セルティの首への愛を叫ぶ誠二。この誠二の叫びに、臨也より気に入ったと、頭突きで勘弁することに。でもまた手にボールペンが~。それを静雄があまり気にしていないのに笑。さすがは静雄でした。でも接着剤でどうにかなるもんでもない気が…。医者~。

 謎の少女を追うセルティ。謎の少女はセルティに怯えるばかり。ですが謎の少女が帝人とぶつかり、逃げるのを手助けしてしまいます…。このことからまた話がややこしくなっていきます…。
 

 その日の晩。結局セルティはあれ以上追えず、今日のことを新羅に報告。何故自分の首が、他人の体についているのかと、セルティは混乱していました…。新羅はここでもセルティが首を追うことをいいとは思っていないように見えました。新羅は一体何を知っているんでしょう。

 再び波江視点へ。どうやら美香らしき人間を手術したりと、波江がすべてを仕組んでいたようですが…。謎を解くヒントがまた増えてきました。
 警察から帰って来た波江と誠二。波江と誠二の会話があやしげで困ったり…。誠二は謎の少女を連れ去った来良の生徒=帝人へ憎悪を感じていました…。帝人が更にヤバいことに巻き込まれそうな予感が…。
 波江もまた人形=セルティの首への憎しみを深めていました。そして後悔だけはしたくないと、波江はある人物を始末するためにまた動き出します…。物騒な話になってきました。

 一方臨也はまた人間愛を掲げつつ、何かを企んでいる様子…。放送前気になっていたぐるぐる臨也、把握。今回の臨也は画が微妙なのもあって本当に小物っぽい…。臨也はいい気になっているようですが、そう上手くいくのでしょうか。とりあえず何かが始まろうとしていました…。


 謎の少女をかくまう帝人。もしかすると謎の少女と臨也は繋がっているのでしょうか。今回最後は誠二への愛に燃える二人で終わり。

「いかなきゃ、あの人が邪魔する前に…」
「誠二…」
「誠二さん」

『あなたを愛している』

 誠二への愛に燃える波江と謎の少女…。二人の間には一体何があったのでしょうか。この二人の行動も今後の話に深く関わってきそうです。いよいよ話が進展しそうなところで次回へ続きます~。


 次回は「空前絶後」ナレーションは帝人=豊永さんのようです。帝人視点は何だかんだで1話ぶりですね…。ようやくキャラの掘り下げだけではなく、話が1点に向かって進み始めてきました。謎の少女をかくまう帝人に次回何が起こるのでしょうか。ダラーズの存在に注目を。ここからが本番です!

 ではまた次回に!